
賃貸物件の契約時、少しでも初期費用を安くしたいと考える方は多いでしょう。
初期費用を安くする方法のひとつとして、仲介手数料の値下げ交渉がありますが、中には「断られた」という声もよく耳にします。
そこで、この記事では少しでも初期費用を安く抑えたい方に向けて、
・仲介手数料の交渉が断られる理由 ・仲介手数料の交渉のポイント ・仲介手数料やほかの費用を安く抑える方法
をお伝えします。
この記事を読むことで、賃貸の初期費用を抑えられるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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仲介手数料とは

そもそも、仲介手数料とは物件探しの際に仲介してくれた不動産会社に対して支払うお金です。
仲介手数料は契約時に発生するものなので、内見だけして契約しなかった場合は支払う必要はありません。
仲介手数料の相場
仲介手数料は一般的に家賃の1.1ヵ月分で設定されていますが、実は家賃1.1ヵ月分というのは借主・貸主合わせての金額です。
そのため、法律上は1.1ヵ月分の半分である0.55ヵ月分のみの支払いですが、借主が承諾した場合は借主が全額負担することになります。
仲介手数料の内訳がどうなっているかは、事前に確認するか契約書の記載を確認するようにしましょう。
仲介手数料の値引き交渉はできる

最近は仲介手数料0.55ヵ月で設定している不動産会社も増えてきましたが、中にはきっちり1.1ヵ月請求されることもあります。
しかし、本来、借主が支払う仲介手数料は家賃の0.55ヵ月分です。
そのため、仲介手数料が1.1ヵ月かかる物件に関しては値下げ交渉することも可能です。
仲介手数料の値引き交渉が断られる理由

仲介手数料の値引き交渉は可能ですが、場合によっては断られてしまうこともあります。
ここでは、仲介手数料の交渉で断られる可能性が高い理由を3つお伝えしますので、交渉時の参考にしてみてください。
繁忙期の交渉
仲介手数料の交渉は時期によって成功率が大きく異なり、不動産の繁忙期である2月~4月は交渉してもほとんど断られるでしょう。
これは、引っ越しシーズンなので、値下げしなくても入居者が決まるからです。
そのため、交渉成功率が下がる繁忙期ではなく、5月~8月などの閑散期に交渉するようにしましょう。
ほかの不動産会社で紹介できない物件
ほかの不動産会社では紹介できない物件の場合、交渉しても断られることがあります。
いわゆる、「あそこの不動産会社は仲介手数料が無料だった」などの競合他社と比較した交渉ができなくなるからです。
交渉する前に、取扱い不動産会社はチェックしておきましょう。
高圧的でしつこい
当たり前ですが、高圧的な態度で交渉するのは控えましょう。
「自分はお客様だ」という考え方は捨て、真摯に交渉するのが成功のカギです。
高圧的な態度やしつこく交渉した場合、不動産会社も「嫌な客」と判断し、交渉どころかきちんと対応してもらえなくなる可能性があります。
仲介手数料の交渉のポイント

仲介手数料の交渉は、単純に「金額を下げて欲しい」とお願いしても成功するものではありません。
交渉の成功率を上げるためには押さえておくべきポイントがあるので、下記のとおりポイントをお伝えしていきます。
・閑散期に交渉する ・他社と比較する ・申し込み前までに交渉する ・管理会社と直接契約する ・貸主側のメリットを示す ・高圧的な態度を取らない
閑散期に交渉する
交渉するタイミングはもっとも重要なポイントです。
先述したように、狙うのは閑散期である5月~8月で、繁忙期の交渉はほとんど成功しないと思っておきましょう。
2月~4月の引っ越しシーズンが終わっても空室の物件は、大家さんにしても不動産会社にしても早く入居者を入れたいものです。
職場や学校の兼ね合いもあるかもしれませんが、交渉する際はタイミングを間違わないようにしましょう。
他社と比較する
交渉する際は、事前に周辺物件やほかの取扱い会社を調べておくことが重要です。
他社の仲介手数料などを調べておくことで、「〇〇会社は仲介手数料が0.55ヵ月分だった」「〇〇会社は仲介手数料が無料だった」など、交渉する際の強みになります。
もちろん、嘘の情報を言ってはいけませんので、しっかりと調べた上で交渉するようにしましょう。
申し込み前までに交渉する
仲介手数料の交渉は、申し込みの前までに行いましょう。
申し込みのあとは、入居審査や契約書の作成など、さまざまな作業が発生します。 そのような作業が行われているときに「キャンセルの可能性がある値下げ交渉」を持ちかけることは、不動産会社や大家に迷惑をかけるだけでなく、心象も悪くします。
交渉を持ちかけるタイミングは、入居する意思が明確に示されている「申し込みの直前」がオススメです。
管理会社と直接契約する
仲介業者ではなく、管理会社と直接契約することで、仲介手数料を抑えられる可能性があります。
管理会社としては、大家からの管理料収入が見込めるので、仲介手数料を安くしても利益が見込めるからです。 不動産会社が直接管理している「自社物件」についても、同様に仲介手数料を安くできる可能性があります。
貸主側のメリットを示す
「値下げしてほしい」と、こちらの要求を一方的に伝えるだけは、交渉はうまくいきません。
下記のように、貸主側のメリットを示すことも重要です。 ・予算を明確に伝えておく ・値下げに応じてくれたら即決すると伝える ・長く住む予定であれば、そのことを伝える
高圧的な態度を取らない
交渉の際に、高圧的な態度を取ってはいけません。 高圧的な態度を取ることで「トラブル起こす人かもしれない」と貸主側に思われてしまいます。
あくまでも「お願い」という態度で交渉を行い、「トラブルを起こす人物ではない」と貸主側に印象付けることが重要です。
仲介手数料やほかの費用を抑える方法

ここでは交渉以外にも仲介手数料を抑える方法や、仲介手数料以外の費用を抑える方法をお伝えします。
・大家と直接契約する ・仲介手数料が安い物件を契約する ・フリーレントをつけてもらう ・ほかの初期費用を交渉する ・初期費用を分割払いにする
大家と直接契約する
大家と直接契約すれば、仲介手数料を払う必要はありません。
仲介手数料とは物件探しの際に仲介してくれた不動産会社に対して支払うお金です。 大家と直接契約することで、不動産会社による仲介が発生しないので、仲介手数料も発生しません。
しかし、大家によっては直接契約を嫌がることがあります。 大家の印象が悪いと、そもそも入居できなくなる可能性があるので、注意が必要です。
仲介手数料が安い物件を契約する
はじめから仲介手数料が半額か無料の物件を狙うことで、仲介手数料を抑えられます。
「仲介手数料が半額」「仲介手数料ナシ!」とアピールしているポータルサイトや不動産会社で物件を探してみましょう。 ただし、仲介料が安くなっている物件はデメリットがある可能性があるので注意が必要です。
仲介手数料が「無料なる仕組み」や「注意点」はコチラ 賃貸の仲介手数料が無料(0円)になるからくりとは?デメリットはある? | 初期費用分割のスムーズ (smooth.jp)
フリーレントをつけてもらう
フリーレント付きの物件を狙うことで費用を抑えられます。
フリーレントとは、一定期間の家賃が無料になる仕組みのことです。 フリーレント付き物件は注意すべき点もあるので、交渉するときはデメリットもよく検討しましょう。
フリーレントの「仕組み」「注意点」などはコチラ →フリーレント物件とは?無料の理由やメリット、意外な落とし穴を徹底解説 | 初期費用分割のスムーズ (smooth.jp)
ほかの初期費用を交渉する
仲介手数料以外にも、礼金やクリーニング代など交渉の余地がある初期費用はあります。
初期費用を抑えるには、仲介手数料にこだわらないことが重要です。
初期費用を交渉するポイントやタイミングについてはコチラ →賃貸の初期費用を下げる交渉のコツを伝授。初期費用分割ならスムーズ | 初期費用分割のスムーズ (smooth.jp)
初期費用を分割払いにする
初期費用は何も一括で払う必要はなく、クレジットカードやローンなどで分割にする方法はさまざまです。
しかし、多くの場合は金利手数料が発生し、本来よりも多くの金額を支払う必要があるということを頭に入れておきましょう。
契約時にまとまったお金を用意する必要がないことはメリットですが、少し損をした気持ちになりますよね。
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まとめ
仲介手数料の交渉のポイントについてお伝えしてきました。 交渉をするときのポイントは、 ・閑散期に交渉する ・他社と比較 ・申し込み前までに交渉する ・管理会社と直接契約する ・貸主側のメリットを示す ・高圧的な態度を取らない
仲介手数料に限らず、敷金や礼金などの交渉などでも時期や姿勢はとても重要です。 交渉で断られないよう、事前準備をしっかりして臨むようにしましょう。
交渉が断られる理由や、成功率を上げる方法など、この記事を参考にしてみてください。
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