始めて一人暮らしをする人にとって、引っ越しにかかる費用はわかりづらいものも多く、どの程度お金が必要になるか不安に感じるかもしれません。
実際、一人暮らしに必要な初期費用は主に「引っ越し業者費用」「引っ越し初期費用」「家具家電代」などに分かれており、費用計算の際には独立させて考える必要があります。
この記事では、一人暮らしを始めるためにかかる初期費用について、内訳と節約方法を紹介します。
初期費用のあと払いで
お金に悩まずお引越ししませんか?
- ポイント16・12・24回払いから、
好きな支払回数を選んであと払いに! - ポイント2どんなお部屋でも利用OK
- ポイント3LINEでかんたん登録
一人暮らしの必要な初期費用
一人暮らしを始める際には、なにかと出費が重なります。
合計してどれくらいの費用がかかるかは、引っ越しの距離や家賃によっても異なります。
引っ越し業者費用
引っ越し業者費用は、一般的に「移動距離」「荷物の量」「引っ越しの時期」の3つの要素から金額が決定します。
移動距離は長ければ長いほど費用が高くなり、荷物の量も多いほど高くなります。
単身の引っ越しに比べると家族引っ越しの方が高額に見積もり設定されているのは、そのためです。
しかし、単身の引っ越しであっても荷物があまりに多い場合は、単身用の価格で引っ越すことができない場合もあるので注意が必要です。
引っ越し業者は人が多く動く3~4月には、希望日に予約が取れないほど忙しくなってしまうこともあるので、繁忙期には早めに日程を抑えるようにしましょう。
家具家電代
すでに一人暮らしをしていて他の場所に引っ越す場合は問題ありませんが、一人暮らしを始めるには家具家電を揃える必要があります。
最低限必要なものだけ揃えたとしても、ベッドや洗濯機、冷蔵庫など、大型の家具や家電は3~10万円程度かかることもあります。
家具家電はこだわりを持って購入するかどうかによっても予算がかわり、「使えればいい」という気持ちであれば、中古品などで安くそろえることもできるかもしれません。
引っ越し初期費用
「引っ越し初期費用」とは、引っ越し先の物件を契約した際に発生する費用を総合した呼称です。
一般的には敷金礼金などが含まれており、家賃の5~6ヶ月分の初期費用がかかるといわれています。
そのため、家賃10万円の人の初期費用は50万円程度であるのに対し、家賃20万円の人は初期費用が100万円程度かかるということになります。
これは、敷金礼金、仲介手数料などの項目が家賃〇ヶ月分という形で、家賃を基準にして設定されているためです。
一人暮らしの「引っ越し初期費用」の内訳
一人暮らしを始めるための引っ越し初期費用の内訳は、先ほど触れた敷金礼金の他のいくつもの項目が組み合わさっています。
妥当な引っ越し初期費用を請求されているかどうかは、内訳をみてチェックしないとわからないので、高額だと感じた場合には明細を詳しく教えてもらいましょう。
敷金・礼金
敷金礼金は、物件の契約をした際に家主さんに対して払う費用で、一般的に家賃の1ヶ月分と言われています。
家賃10万円の家に住む場合、敷金と礼金だけで20万円の費用が発生してしまうため、初期費用の中でも大きな割合を占めている費用といえます。
物件の中には敷金礼金ゼロのものもあるため、とにかく費用を抑えて新生活をはじめたいという人は、敷金礼金のかからない物件を探してみるのもおすすめです。
物件によっては反対に、敷金礼金が家賃1.5ヶ月分、2ヶ月分に設定されている場合もあります。
仲介手数料
仲介手数料は、物件を紹介してくれた不動産に対して支払う手数料です。
一般的に仲介手数料は家賃0.5ヶ月~1ヶ月分に設定されているところが多く、物件を見学している際に確認しておきましょう。
不動産屋の裁量で決まっている費用でもあるので、気にいった物件の予算が少しオーバーしてしまっている場合には、仲介手数料を少しさげてもらえないか交渉することも可能です。
日割り家賃
日割り家賃とは、月の途中で入居する際に、日割りで家賃を計算して支払うことを指します。
家賃が12万円の場合、1日あたりの家賃が4,000円ということなるため、25日に入居したら30日までの6日間の家賃(4,000円×6日)である2万4千円を払うことになります。
これが初期費用に組み込まれていることもあるで、物件を契約する際にはいつから支払いがスタートするのかを確認しましょう。
ハウスクリーニング代
入居する前に前の人が使った部屋をきれいにするため、ハウスクリーニングを行います。
相場としては4~5万円と言われており、気持ちよく入居ができる環境を整えるために、一般的に初期費用に含まれています。
物件によっては、退去する人がハウスクリーニング代を払う場合と、入居する人が払う場合があるので、事前に確認しておきましょう。
火災保険料
物件を契約する際には火災保険への加入が義務付けられています。
費用はそこまで高くなく、家賃にかかわらず1万5千円前後です。
火災保険料は初期費用として含まれていることがほとんどなので、万が一記載がない場合には保険料について確認してみましょう。
鍵交換代
前に住んでいた人が合いカギを作っている可能性も考慮して、住む人が変わった際には一般的に鍵の交換を行います。
鍵の複雑さにもよりますが、鍵を交換するためには1~2万円程度かかるので、それに引っ越し初期費用としてカウントされます。
初期費用を抑えて一人暮らしを始める方法
初期費用を抑えて一人暮らしを始めるためには、まずなににどれくらいのお金がかかっているかを把握する必要があります。
費用の内訳の中から、節約できそうな部分を見つけて地道に交渉していくことが大切です。
引っ越し時期をずらす
引っ越し業者費用は、「移動距離」「荷物の量」「引っ越し時期」によって費用が決定します。
移動距離は変更するのは難しいかもしれませんが、荷物の量をなるべく減らしたり引っ越し時期をずらしたりすることで、引っ越し費用を節約することができます。
特に引っ越し時期は、繁忙期かどうかによって見積もりが大きくかわるので、特にこだわりがない場合には5月~2月までの間に引っ越すのがおすすめです。
家具家電付きの物件に住む
家具や家電の購入も、まとまった出費の1つです。
そこで、家具家電があらかじめついている物件に住むことで、家具家電費用を抑える方法があります。
家具や家電に強いこだわりがある場合は備え付けのもので満足ができない可能性もありますが、そうでなければものを買いそろえずにそのまま生活を始めることができるという利点があります。
次に引っ越すときにも荷物が少なく身軽なので、長期間その場所に住むかわからない人という人にもおすすめです。
引っ越し初期費用を分割払いする
引っ越し初期費用は家賃5~6ヶ月分と言われており、まとめて大きな出費があるのは痛手ですよね。
負担を少しでも減らしたいという人におすすめなのが引っ越し初期費用分割払いサービス「smooth」です。
「smooth」では、引っ越し初期費用を6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月に分割して支払うことのできるサービスを展開しています。
自分で選んだお気に入りのお部屋で利用できるサービスなので、出費が重なるのを避けたいという人におすすめです。
気になる人は「smooth」の公式サイトをのぞいてみてくださいね。
まとめ
一人暮らしを始めるための初期費用は、いろいろなものが組み合わさっているので、節約をするためにはまず内訳を理解することが大切です。
家具家電付きの物件に住んだり、引っ越し初期費用分割支払いサービスを活用したり、節約できる方法を見つけてストレスの少ない新生活にしてくださいね。
以上、一人暮らしの初期費用についてでした。