一人暮らしや同棲を始めるとき、アパートよりマンションに住みたいと思う方も多いのではないでしょうか?しかし、賃貸マンションに引っ越す際の初期費用など分からないことが多いですよね。
そこで、この記事では賃貸マンションに引っ越す際の初期費用や高くて払えないときの解決策など、詳しく解説していきます。これからマンションへの引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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そもそもマンションとアパートの違いとは?
そもそも「マンション」と「アパート」の違いってご存知ですか?意外と知らない方も多いと思いますが、実は「マンション」と「アパート」を区別する明確な定義は存在しません。
一般的には、ハウスメーカーや不動産会社などが独自の社内規定によって決めています。そのため、ある管理会社では「マンション」としている建物が、別の管理会社では「アパート」とされている場合もあるので、頭の片隅にでも入れておきましょう。
賃貸マンションに引っ越す時の初期費用とは?
賃貸マンションに引っ越す際の初期費用は、一般的に家賃の5倍~6倍ほどです。そのため、契約する物件の家賃が7万円なら35万円~40万円ほどかかる計算になります。
それでは、初期費用に含まれる具体的な費用を紹介していきます。
敷金・礼金
敷金とは、主に家賃の未払いや退去する際の原状回復費用に充てられるお金のことです。そのため、家賃の未払いがなく、部屋をキレイに使っていれば退去時に全額戻ってきます。敷金の相場は家賃の1か月~2か月分ですが、中には「敷金なし」という物件もあるので、探してみてください。
礼金は、オーナーや大家さんに対して支払うお礼のお金なので、敷金とは違って戻ってきません。相場は家賃の1か月~2か月分になります。
仲介手数料
仲介手数料とは、不動産会社に支払う手数料のことで、相場は家賃の0.5か月分~1か月分+消費税となります。不動産会社によって仲介手数料は異なるので、事前に確認しておきましょう。
前家賃・日割り家賃
前家賃とは、契約した月の翌月分の家賃を前もって支払うことを言います。ただし、前家賃は必ずしも発生するものではありません。場合によっては、月の後半に入居すれば前家賃が発生し、月の前半に入居すれば前家賃は発生しないということもあります。前家賃があるかないかで初期費用が大きく変わるので、しっかり確認するようにしましょう。
前家賃と併せて覚えておきたいのが、日割り家賃です。日割り家賃は、入居日から月末までの日数分の家賃になります。
火災保険料
火災保険料は、基本的に管理会社が決めた火災保険に入るケースがほとんどです。自分で加入したい火災保険がある場合、管理会社にその旨を伝えるようにしましょう。一般的には、1.5万円~2万円が相場となります。
鍵の交換費用
鍵の交換は任意ではありますが、セキュリティ面のことを考えると新しい鍵に交換しておいたほうが安全と言えます。一般的な鍵の交換費用は、1万円~2万円ほどです。
アパートよりマンションのほうが初期費用は高い?
アパートよりマンションのほうが初期費用は高くなると思っている方も多いかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。ただ、マンションにはオートロックなどのセキュリティ面での機能が充実していることが多いので、家賃が高くなる傾向になります。
特に女性の一人暮らしでは防犯対策は必須と言えます。防犯対策がしっかりしているマンションは、家賃が高いうえに敷金や礼金なども付いているので、初期費用が高くなってしまうことが考えられます。
新築マンションは交渉しづらい
初期費用を安くしたいとき、仲介手数料や敷金・礼金などを交渉しようと考える方も多いでしょう。しかし、新築マンションではほとんど交渉は成立しないと考えておきましょう。理由は、新築マンションなら無理に値下げしなくても入居者がすぐに決まる可能性が高いからです。確率は低いですが、狙うなら5月~8月ぐらいの繁忙期が過ぎたころに挑戦してみてください。
賃貸マンションの初期費用を抑える3つのポイント
賃貸マンションの契約には高額な初期費用が必要になります。
また、先述したように一般的には家賃の5~6倍と言われていますが、新築マンションや人気物件の場合はさらに高くなることも考えられます。
そのため、賃貸マンション契約時の初期費用を少しでも安くしたいと思う方は多いでしょう。
賃貸マンションの初期費用は、やり方によっては安くすることも可能です。
その方法がこちら。
・初期費用の一部が0の物件を探す
・フリーレント物件を探す
・仲介手数料の安い不動産会社を探す
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
初期費用の一部が無料の物件を探す
物件によっては、敷金もしくは礼金など、初期費用の一部が無料になることがあります。
敷金や礼金は、初期費用の中でも多くを占めているので、どちらが無料になるだけでも大きなメリットといえます。
初期費用を安くしたい方は、とりあえず敷金・礼金などが無料になる物件を探すと良いでしょう。
しかし、敷金や礼金が無料の物件は、何か理由がある可能性があります。
たとえば、「駅から遠い」「長らく入居者が入っていない」など、ネガティブ要素が入った物件も可能性が高いので、注意しましょう。
フリーレント物件を探す
賃貸契約の初期費用を安くするには、フリーレント物件を探すことも有効な手段です。
フリーレントとは、一定期間の家賃が無料になる物件のことで、一般的には1ヵ月~3ヵ月の家賃が無料になります。
また、フリーレント物件は入居月の家賃が無料になるので、前家賃や日割り家賃なども発生しません。
契約時だけでなく、入居から数カ月の間、支払いが楽になるのはかなり大きなメリットと言えるでしょう。
しかし、最近は増えてきたとはいえ、フリーレント物件は数が少なく自分に合う物件を探すのは非常に困難です。
引っ越しの2ヵ月~3ヵ月までから動き出し、早めに物件を調査しておくことをおすすめします。
仲介手数料の安い不動産会社を探す
賃貸契約の初期費用には、仲介手数料が含まれています。
大家さんやオーナーさんに支払うお金が礼金だとするならば、不動産会社に支払うお金が仲介手数料といえるでしょう。
仲介手数料は、通常1ヵ月分~1.5ヵ月分かかるものです。
しかし、不動産会社によっては仲介手数料が0.5ヵ月や、中には仲介手数料が無料の場合もあります。
家賃の1ヵ月~1.5ヵ月分とはいえ、家賃が8万円の物件であれば8万円~12万円も節約することが可能です。
初期費用を安くしたいなら、仲介手数料が低く設定されている不動産会社を選ぶのも良いでしょう。
賃貸マンションの初期費用が払えないときの解決策
賃貸マンションの初期費用が高く、「そんなお金用意できない!」「高くて払えない!」と困っている方も多いはずです。そこで、賃貸マンションの初期費用が払えないときの解決策をいくつか紹介したいと思います。
クレジットカードで分割払いにする
こちらは不動産会社との相談になりますが、家賃が安く初期費用がそこまで高くない場合はクレジットカードでの支払いが可能なケースがあります。通常では3~6回払いになるので、後払いにしたい方にはありがたいですね。しかし、クレジットカードでの支払いは金利手数料が発生するので、最終的に支払う初期費用の総額は高くなるということを頭に入れておきましょう。
カードローンを組む
初期費用をカードローンで補填することで、実質的に後払いにすることが可能です。つまり、初期費用をカードローンで一括支払い、その後、分割でカードローンを返済していくという流れになります。確実に後払いできる点ではメリットと言えますが、ネックなのは利子の高さです。金額によっては最大「年20%」の利子が発生することもあるので、利用する際は注意が必要です。
フリーレント物件を探す
初期費用を抑えたいならフリーレント物件を探すのもひとつです。フリーレントとは、一定期間の家賃が無料になる契約形態のことを言います。一般的に、家賃1か月分が無料になるケースが多く、中には3か月分無料といった物件も存在します。家賃分の費用がなくなるだけで初期費用は大きく変わるので、初期費用を抑えたい方におすすめです。
賃貸マンションの初期費用を分割音払いにできる「smooth」
「賃貸物件の初期費用が高くて払えない!」そんな方も多いでしょう。初期費用は何も一括で払う必要はなく、クレジットカードやローンなどで分割にする方法はさまざまです。しかし、多くの場合は金利手数料が発生し、本来よりも多くの金額を支払う必要があるということを頭に入れておきましょう。契約時にまとまったお金を用意する必要がないことはメリットですが、少し損をした気持ちになりますよね。
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まとめ
賃貸物件には必ず初期費用が発生します。初期費用には、家賃や敷金・礼金、仲介手数料などさまざまな費用が含まれ、およそ家賃の5倍~6倍になることがほとんどです。「初期費用が高くて払えない」という方は、分割払いや後払いにできないか不動産会社に相談してみましょう。「smooth」なら6回払いまでなら金利手数料なしで分割後払いにできるので、初期費用の支払いに困っている方にはおすすめです。この記事が少しでも参考になれば幸いです。