敷金なし物件は、初期費用を抑えて引っ越したいという方に人気です。
一方、敷金がないことで、退去費用の負担を心配に感じる方も少なくありません。
本記事では、敷金なし物件を選ぶデメリットや注意点、退去費用の相場をご紹介します。
記事の最後には、初期費用を抑えるコツをご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
初期費用のあと払いで
お金に悩まずお引越ししませんか?
- ポイント16・12・24回払いから、
好きな支払回数を選んであと払いに! - ポイント2どんなお部屋でも利用OK
- ポイント3LINEでかんたん登録
敷金とは?
敷金は、賃貸物件を契約する際にかかる初期費用の一つです。
「担保金」としての役割を担い、家賃の滞納や退去時の原状回復費用に充てられます。
敷金の相場は、家賃の1〜2か月分が一般的。
なお、家賃を滞納していなければ、退去後に原状回復費用を差し引いた額が返金されます。
敷金なしだとどうなる?
賃貸物件のなかには、敷金なし物件もあります。
初期費用を抑えられるという点で魅力的に感じますが、デメリットもあります。
敷金を支払っていない場合、原状回復に充てるお金がない状態です。
そのため、退去費用として、ハウスクリーニング代や室内消毒代の支払いを請求されることがあります。
敷金なし物件を契約する際は、入居時の初期費用は節約できるものの、退去時に別途費用がかかる可能性は高いことを頭に入れておきましょう。
賃貸物件の退去費用の相場はいくら?
次に、敷金なし物件の退去費用の相場をご紹介します。
退去費用は、居住年数・間取り・部屋の状態などの要因で決まります。
【居住年数別】退去費用の相場
賃貸物件の退去費用に関するアンケートでは、下記のような結果がでています。
居住年数 | 退去費用 |
---|---|
〜3年 | 49,431円 |
4年〜6年 | 61,694円 |
7年〜 | 87,090円 |
居住年数が長いほど、退去費用も高額になる傾向があります。
ただし、経年劣化や通常摩擦による修繕費用を負担する必要はありません。
日頃からこまめに掃除をすることで、原状回復費用の支払額を抑えられるでしょう。
【間取り別】退去費用の相場
間取り別の退去費用の相場は下記のとおりです。
間取り | 退去費用の平均額 |
---|---|
ワンルーム/1K/1DK/1LDK | 49,980円 |
2K/2DK/2LDK | 79,924円 |
3DK/3LDK/4K/4DK/4LDK | 90,139円 |
間取りが広いほど修繕箇所も多くなるので、退去費用が高くなる傾向にあります。
平均額を確認して、退去費用の目安を頭に入れておきましょう。
【部屋の状態別】退去費用の相場
退去時の部屋の状態や修繕箇所によっては、退去費用が高くなります。
部屋の状態 | 費用 |
---|---|
ペットによる傷や匂い | 100,000〜200,000円 |
たばこのヤニ汚れ | 50,000円 |
水回りの汚れ | 15,000〜20000円 |
フローリングの傷やカビ | 10,000〜50,000円 |
壁の汚れ | 40,000円 |
ペット可物件は修繕が必要となるケースが多いため、貸主も敷金を多めに回収しています。
敷金なしの物件の場合、退去時の負担額が大きくなるので注意が必要です。
敷金なし物件を借りるときの注意点
敷金なし物件を選ぶ際は、下記4点に注意しましょう。
契約書を細かく確認する
入居後の部屋の状況を記録しておく
定期的に掃除をする
退去の立ち会いに参加する
それぞれ詳しく説明します。
契約書を細かく確認する
賃貸契約の際に交わす契約書は、入念に目を通しましょう。
とくに、原状回復特約・退去費用の有無は重点的に確認するのが大事です。
特約がある場合、国土交通省が定めている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」より、特約の記載事項が優先されます。
特約に、「クリーニング代の支払いは入居者負担」と明示されている場合、敷金として支払う額は0円でも、退去時に原状回復費用の支払い義務が発生します。
退去時に焦らないためにも、契約書は細かく確認しましょう。
入居後の部屋の状況を記録しておく
家具などを運び入れる前に、部屋の傷や汚れ、エアコンや排水管などの設備に不具合がないか確認しましょう。
写真や動画に残しておくと、入居時の部屋の状態を証明できます。
退去費用のトラブルを防止するためにも、部屋の状況は記録しておきましょう。
定期的に掃除をする
日頃から掃除する習慣をつけておくと、退去時の余分な出費を防げます。
汚れが蓄積すると、掃除が面倒になるだけではなく、市販の掃除グッズでは対処できなくなることもあります。
部屋を貸してくれた大家さんへのマナーとしても、定期的に掃除をしましょう。
退去の立ち会いに参加する
荷物の搬出後は、管理会社や大家さんの立ち合いのもと、部屋の状態を確認します。
修繕箇所をその場で一緒に確認することで、退去時のトラブルを最小限に抑えられます。
退去費用や内訳が明確になり、納得した上で支払い手続きを進められるでしょう。
初期費用を抑えるコツ
敷金なし物件を選ぶ意外にも、賃貸の初期費用を安く抑える方法があります。
フリーレント物件を選ぶ
仲介手数料が安い不動産会社を探す
家賃を低く設定する
閑散期に物件探しをする
月初に入居する
以上のようなコツを押さえて部屋探しを進めると、初期費用を格段に安くできるでしょう。
初期費用を抑える裏技や値下げ交渉のポイントを知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
関連記事:【徹底解説】初期費用を安く抑える方法とは?物件の条件や時期が重要
賃貸の初期費用を分割払いできる「smooth」
「初期費用を抑えて引っ越しをしたい」
と考えている方におすすめなのが、初期費用分割あと払いサービス「smooth(スムーズ)」。
smoothは「6回払いなら金利手数料0円」で賃貸の初期費用を分割あと払いできます。
初期費用を一括で支払う必要がなくなるので、お金の負担を減らして新生活を始められます。
smoothの「特徴」や「利用の流れ」はコチラをご覧ください。
初期費用の分割払い・あと払いは【スムーズ】 (smooth.jp)
【利用者の声】手元にお金が残るから安心(Fさん・20代前半)
オフィスの移転に伴い、smoothを利用して職場の近くに引っ越しをしたFさん(20代前半)。
「手元にお金が残るから安心感がある」
「大きなメリットを感じつつもデメリットはないと感じた」
「引っ越しに対するフォローがあり、対応が丁寧だった」
と感想をいただきました。
Fさんの感想をぜひご覧ください。
関連ページ:お金に余裕をもって、安心しながら環境を変える引越しを | 株式会社スムーズ (smooth.jp)
smoothは累計の登録者数240,000人を突破しました!
「レスポンスがはやかった」
「分割払いにすると好きなものを我慢しなくてもいい!」
「憧れのエリアに住めた」
実際にsmoothを利用した方からの口コミやレビューはコチラをご覧ください。
関連ページ:サービス利用者の声 | 株式会社スムーズ (smooth.jp)
まとめ
敷金なし物件は、初期費用を安くする選択肢の一つですが、「修繕費」や「クリーニング費用」といった名目で退去費用が発生する場合もあります。
退去の際、トラブルに巻き込まれないためにも、敷金なし物件を選ぶ際は、下記の4点に注意しましょう。
契約書を細かく確認する
入居後の部屋の状況を記録しておく
定期的に掃除をする
退去の立ち会いに参加する
「初期費用を抑えたい!」という方は、賃貸の初期費用を分割あと払いできるサービス「smooth」の活用を検討してみてはいかがでしょうか。