ペット可の賃貸初期費用は高くなる?出費を抑える方法と注意点を解説!

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初期費用
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お部屋探しで「犬や猫を飼って生活したい!」「ペット可物件の初期費用はいくら?」などと、ペット可物件を探している人は多いのではないでしょうか?

ペットブームで需要が高まっていますが、ペット可物件ではいくつか注意すべき点があります。ここでは、ペット可物件の詳細や初期費用、注意点などを解説します。

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ペット可物件と初期費用の相場

ペット可物件とは?

「ペット可物件」とは、大家さんがペットを飼うことを了承している物件です。賃貸マンションやアパートなどのルールを守りながら、安心してペットを飼うことができます。

ただし、ペットを飼うと臭いが残ったり、傷がついたりするので、ペットの種類や数に制限を設けているところが多くあります。

一般社団法人ペットフード協会「令和2年(2020年)全国犬猫飼育実態調査」では、2019年から2020年に新しくペットを飼い始めた人の数、飼育されている犬猫の数ともに増加傾向にあります。

このようなデータからもペット飼育のニーズが高まっていることがわかります。

ペット可物件の初期費用の相場

ペット可の賃貸物件は、通常の賃貸物件より初期費用が高くなる傾向にあります。

・敷金

ペット飼育の場合は「敷金+1ヵ月」といったケースが多くあります。部屋の傷や汚れ、臭いなどが残り、通常の賃貸物件より原状回復費が高くなることが予想できますので、あらかじめ多く預けることになります。

*原状回復費とは、賃貸物件を退去するときに入居時の状態に戻す作業にかかる費用です。一般的には、敷金から差し引かれます。

・礼金

大家さんにお礼として支払うお金ですが、敷金と比べ通常の賃貸物件とさほど変わらない金額です。相場は、家賃の1ヶ月です。物件によっては、ペット礼金として上乗せされた契約内容もあります。

・前家賃

契約当月分は日割り計算で支払い、翌月は、家賃1ヶ月分を支払います。

・仲介手数料

賃貸契約時に不動産会社に支払う手数料です。相場は、家賃0.5カ月~1カ月分+消費税です。上限は、家賃1ヶ月分です。宅地建物取引業法で規定されています。

・火災保険料

賃貸物件を借りる際に借主が加入する保険です。対象は、建物と家財で2~3種類の保険を組み合わせいるのが一般的です。

・鍵交換費用

防犯上の観点から新しい玄関の鍵を作る費用です。相場は、10,000~20,000円です。

ペット可物件の種類

ペット可物件は、最初からペット可となっている物件、途中からペット可となっている物件もあります。部屋も広く契約上、ペット飼育が認められているので家賃が高めに設定されている事が多いです。

また「ペット共生型物件」では、ペットと暮らす居住者への配慮やペット対応の床材・クロス、リードフックなど、様々な設備が備わっています。ペット共生型物件では、ペット飼育に適した設備が備わっているので、家賃がさらに高くなります。

ペットを入居時に飼っているケースと、入居後に飼い始めるケースの違い

ペットが飼える賃貸物件では、もともとペットを飼うことを前提に建てられた「ペット共生型物件」と後からペット可物件となったものに分けられます。

入居時にペットを飼っていない場合

中には「ペット相談可物件」というものもあります。これは、ペットを飼えるかどうかが大家さんと相談で決まるお部屋になります。比較的、築年数が古い物件に多くみられます。

ペット相談可物件の中には、ペット連れのみ家賃+5,000円などもあるようです。

入居時にペットを飼っていなく、途中からペットを飼いたい場合は、大家さんと相談する必要があります。内緒で飼い始めると契約違反となり、大家さんから損害賠償請求される可能性もあります。

しかし、敷金を追加で支払うなど、契約内容の変更や条件が一致すれば途中からペット飼育が認められる可能性もあるしょう。一方、最初はペット禁止の物件で空室が長く、何か付加価値を提供しようという理由から、ペット可となった賃貸物件もあります。

入居時にペットを飼い始める場合

「ペット可物件」や「ペット共生型物件」を選択するケースがほとんどです。最近では、ペット共生型物件専門の不動産会社もあります。

「ペット可物件」や「ペット共生型物件」には以下のようなメリットがあります。

  • ペット飼育の環境が整っている(快適な住環境)

  • あらかじめ快適に暮らせるルール設定(トラブルの軽減)

  • 入居者同士の交流(コミュニティ)

ペット可物件の注意点

ペット可物件では、いくつかの注意点があります。ルールを守らず、トラブルに発展するケースも増えています。ここでは、具体的なトラブルや注意点を解説します。

ペット可物件で起こりがちなトラブル

・ペットの騒音トラブル

ペット可物件であっても、1番多く寄せられるのが騒音トラブル。頻繁に鳴き声や走り回る足音が聞こえてくると、隣人や上階からの苦情が多くなります。ペットを飼っている入居者同士の理解があるとしても、大きな鳴き声や足音がストレスとなり、トラブルに発展するケースもみられます。

・臭いのトラブル

主に「排泄物」や「体臭」による臭い問題です。周辺が敏感になることが多く、入居者が気づいていない場合もあります。排泄物は日頃の適切な処理を心がけ、体臭は臭いがきつくなる前に洗ってあげるなどを意識することが大切です。

・規約違反に関するトラブル

飼ってはいけないペットを飼っていたり、認められた数以上にペット飼育をしているといったケースです。ルールを守らなければ信頼関係が破綻しているとみなされ、契約解除になる可能性もあるので注意しましょう。

・多頭飼育崩壊

近年、社会問題になっている多頭飼育崩壊。最初は、1、2匹だったペットが入居者が適切に飼育ができなくなり、何十匹ものに異常繁殖するケースです。十分な知識がなく、ペットを飼い始めると、多頭飼育崩壊に陥る場合もあります。

このような状況では、大家さんにも多大な迷惑となり、最終的に訴訟に発展するケースも考えられます。

契約時の注意点

ペット可物件でも契約時に注意すべき点があります。それぞれ解説します。

・許可されているペットの種類が限定されている

必ずしも全てのペットを許可しているわけではありません。まずは、許可されているペットの種類を確認し、決まっている場合は、何を飼うかを不動産会社に伝えておきましょう。一方、契約書の内容により、ハムスターやモルモット、うさぎなど小動物に限定しているケースもあります。

・具体的な料金を確認する

ペット可物件では初期費用が高くなるので、具体的にどのような料金が高くなっているのか確認します。また、退去時の原状回復費用についても詳細を聞いておきましょう。

・設備のチェックをする

発情期は鳴き続けることもあるので防音対策がされているかチェックしましょう。また、ペットを飼うと、どうしても床の傷が気になります。床の素材も合わせて確認しておきましょう。

初期費用のあと払いで賢くお引越ししよう

ペット可物件は敷金がプラス1ヶ月されるケースがほとんどです。また、初期費用を安く抑えたいがために、部屋選びを妥協してしまうと、自分もペットも満足できるお部屋に出会えなくなるかもしれません。

初期費用あと払いサービスのスムーズを使えば、家賃の5~7倍と言われる初期費用を分割払いできます。

初期費用のあと払いを活用して、自分もペットも満足できるお部屋で素敵な日々を過ごしましょう!

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まとめ

ここでは、ペット可物件について初期費用や入居前・入居後のこと、注意点などを解説しました。通常の賃貸物件よりも初期費用が高くなりがちですが、ペットとの快適な住環境が実現できる魅力的な物件です。しかし、ペットを巡る入居者同士のトラブルを回避するため、適切な飼育を意識していきましょう。

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