「東京で一人暮らしをしたいけれど、初期費用がいくらかかるか分からない。」
「お金が足りなくならないか心配」
このような悩みを抱えている方、少なくないと思います。
はじめて東京で一人暮らしをするとなると、どれくらい初期費用がかかるかイメージしづらいのも事実です。
今回は、このような悩みを解決するべく、東京での一人暮らしでかかる初期費用を徹底解説していきます。
賃貸の初期費用相場は「家賃相場」で決まる
賃貸を契約する際の初期費用相場は、「家賃相場」で決まってきます。
というのも、賃貸の初期費用は「家賃の6カ月~7か月分」で収まるケースが多いためです。
家賃が高いエリアであるほど、初期費用の相場も高くなってきます。
今回は、都内でも人気エリアである「千代田区」「中央区」「港区」の家賃相場を見ていきましょう。
エリア | 家賃相場(1K) | 家賃相場(1DK) |
---|---|---|
千代田区 | 9万円~12万円 | 12.5万円~14万円 |
中央区 | 10万円 | 12万円~13万円 |
港区 | 11万円 | 14万円~15万円 |
上記3区では、港区がやや家賃相場が高くなっていますが、平均すると1Kが10万円、1DKが13万円ほどの家賃相場になってきます。
人気エリアということもあり、他の東京エリアと比べても家賃相場は高めです。
上記表には記載していませんが、1LDK以上の間取りになると、家賃相場は20万円を軽く超えてきます。
東京の一人暮らしでかかる初期費用の相場
前述した家賃相場をもとすると、3エリアの初期費用の相場は下記の通りです。
エリア | 初期費用相場(1K) | 初期費用相場(1DK) |
---|---|---|
千代田区 | 54万円~84万円 | 75万円~98万円 |
中央区 | 60万円~70万円 | 72万円~91万円 |
港区 | 66万円~77万円 | 84万円~105万円 |
上記3エリアで一人暮らしをする場合は、少なくも50万円以上の初期費用が発生すると考えた方がよいでしょう。
特に港区で1DKの物件に住む場合は、100万円近く初期費用がかかることもあります。
初期費用100万円ともなると、はじめての一人暮らしの方にとっては非常に大きな負担になってきます。
東京の一人暮らしでかかる初期費用の内訳
東京の一人暮らしでかかる初期費用の内訳は、大まかに下記の通りです。
敷金
礼金
前家賃
仲介手数料
火災保険料
保証会社利用料
クリーニング費用
敷金
敷金は、賃貸契約の際に大家さんに渡す預り金になります。賃貸契約を終えた際に、物件の原状回復用として使用されますが、残額に関しては返金してもらうことが可能です。
敷金や「家賃の1~3か月分」が相場となります。
礼金
礼金は、大家さんに支払うお礼金になります。
実質的な契約手数料という位置づけです。礼金に関しては敷金と異なり、賃貸契約を終了しても返金されません。
最近は礼金を設けていない物件も増えてきています。
礼金の相場は「家賃の1~2ヵ月分」です。
前家賃
前家賃とは、入居月の家賃の前払い金です。
月の途中での入居となった場合は、日割りで家賃額が算出されるケースが多いです。
ただ、物件によっては入居日に関わらず1ヵ月分の家賃額を前家賃として設定していることもあるので、事前の確認するようにしてください。
仲介手数料
仲介手数料は、不動産会社に支払う費用になります。
相場は「家賃額の0.5カ月~1ヵ月分」です。
法律で仲介手数料の上限が「家賃額の1ヵ月分」と規定されているので、家賃1ヵ月分以上の仲介手数料がかかることはありません。
火災保険料
賃貸契約を結ぶ際は、火災保険に加入する必要があります。
加入する火災保険は、不動産会社から提示されることが多いですが、自身で加入する火災保険を選べるケースもあります。
一人暮らしの場合だと、火災保険料は年間で1万円~1.5万円ほどです。
保証会社利用料
一人暮らし用物件の場合、連帯保証人が不要となっている物件も少なくありません。
ただし、連帯保証人が不要の場合は家賃保証会社を利用する必要があります。
保証会社の利用料は、家賃額の1ヵ月分ほどですが、利用する保証会社によっては金額が高くなることもあるので注意してください。
クリーニング費用
物件によっては、入居時にクリーニング費用が発生することもあります。
一人暮らし用の物件であれば、クリーニング費用は2万円~3万円ほどで収まるケースが多いです。
少しでも抑えたい!東京での一人暮らし初期費用を安くする7つのコツ
これまででは初期費用の相場を紹介しましたが高額になることを知ると、東京で一人暮らしができるのか心配になるでしょう。
そこで、賃貸物件にかかる初期費用を少しでも抑えるために安くするコツを7つ紹介します。
家賃が安い物件を選ぶ
家賃そのものが安い物件を選ぶことで初期費用を抑えることができます。
駅から遠い、築年数が高いなどの理由から家賃が安くなっているため、優先度の高い条件を考えてお部屋を選ぶと良いです。
多少不便な点があったとしても家賃が安い物件を選ぶことで初期費用だけではなく、住んだ後の生活もラクになるでしょう。
フリーレント物件を選ぶ
一定の期間、家賃がかからないフリーレント物件を選ぶことで初期費用を抑えることができます。
1ヶ月~2ヶ月間の家賃が0円になるため、新生活の負担が軽くなります。
ただし、フリーレント物件の場合でも前家賃がかかることがあるので、事前に確認しておきましょう。
また「短期違約金」を設定してる場合もあり、決められた期間前に退去する場合に家賃の1ヶ月~2ヶ月のお金がかかることがあります。
支払う総額がいくらになるかを考えておくことで、フリーレント物件が向いているかが決まるでしょう。
敷金・礼金が0円のゼロぜロ物件を選ぶ
敷金と礼金が0円になるため、初期費用を抑えることができます。
通常では敷金や礼金は家賃の1ヶ月分と設定されていることが多く、ゼロゼロ物件を選ぶことで初期費用は家賃の2カ月分を安くすることができます。
例えば家賃10万円の場合、ゼロゼロ物件にすることで初期費用が20万円の節約に!
初期費用でこれだけの金額を節約できるのは大きいでしょう。
ただし、ゼロゼロ物件は住みやすい物件が少ないことや、退去時の解約予告期間が長いことがあるので注意が必要です。
仲介手数料が安くなっている物件や不動産から選ぶ
仲介手数料が無料や半額など、通常よりも安くなっている物件や不動産からお部屋を選ぶことで初期費用を抑えることができます。
仲介手数料の相場は家賃の0.5ヶ月~1ヶ月分。
初期費用の中でも大きな割合を占める項目になるため、かなりお得になります。
特に、仲介手数料を無料にしている不動産では、全ての物件の仲介手数料が0円になるため気になるお部屋も比較しやすいでしょう。
大家さんや不動産に初期費用の交渉をする
初期費用を大家さんや不動産に値下げをしてもらえると初期費用を抑えることができます。
交渉する代表的な項目としては、先程紹介した敷金・礼金・仲介手数料があります。
その他には室内消毒料、24時間安心サポート料などが挙げられます。
交渉するタイミングとしては、この物件に住むと決めて契約をする直前がおすすめ。
また、不動産の閑散期では空室が埋まりにくい状況のため、交渉に応じてくれることが多いですよ。
初期費用の分割払い
賃貸物件にかかる初期費用を分割で支払うことができると、まとまったお金が無くても引っ越しが可能になります。
分割払いの方法は、クレジットカードの分割支払いや現金での分割払いがあります。
ただし、クレジットカードでの支払いを対応していない大家さんや不動産があるため事前に確認しておきましょう。
賃貸物件の初期費用以外にかかる費用を見直す
一人暮らしを始める際は賃貸物件の初期費用だけではなく、その他に必要なお金があります。
賃貸物件の契約にかかる初期費用が思った以上に安くならなかった時でも、以下のような費用を抑えることができるとお金の心配も減るでしょう。
家具家電の費用を抑える→中古で揃える、家具家電付き物件、実家からもってくる、譲り受ける
引っ越し費用を抑える→閑散期に引っ越す、単身パックを利用する
毎月の生活費を節約→自炊をする、ガスや水道や通信費などの固定費を見直す
これらの費用を見直すことが一人暮らしの節約にも繋がります。
東京の一人暮らしの初期費用を抑えるには「スムーズ」の利用がおすすめ!
東京での一人暮らしで初期費用を抑えたい方には、初期費用立て替えサービス「スムーズ」の利用がおすすめです。
スムーズを利用することで、初期費用を立て替えてもらうことが可能です。
賃貸契約時に発生する初期費用を「ゼロ円」にすることができるので、初期費用を支払い切れない場合でも安心して賃貸契約を結ぶことが可能です。
6回払いの返済であれば「無利子」で利用できる
スムーズで立て替えた初期費用に関しては、分割で返済を行っていきます。この際、「6回払い」での返済を選択することで「無利子」で返済を行うことが可能です。
通常、金融機関・カードローンを利用して融資を受けた場合、利子が発生してきます。カードローンに至っては、年率で最大「20%」の利子が発生してくるので、利用者にとって大きな負担になりがちです。
スムーズで6回払いの返済を行えば、初期費用分のみの返済で済ませることができるので、余計な利子負担が発生しません。
無理なく月々の返済を行えるので、一人暮らしを始めたばかりの方で安心です。
スムーズは、こちらのページよりお問い合わせ・申込みが可能になっています。東京の一人暮らしで初期費用が心配な方、初期費用に左右されずに賃貸物件を決めたい方は、ぜひスムーズを利用してみてください。
まとめ
東京での一人暮らしにかかる初期費用を解説しました。
家賃に対して初期費用がどれくらいかかるのかを具体的に知ることで、現実味が帯びてきたのではないでしょうか?
憧れの東京で新生活を始めるためにも、賃貸物件を契約する際は初期費用を安くするコツを大いに活用しましょう。