「東京で一人暮らしするけど、なにから初めていいかわからない」
「初めての一人暮らしで不安」
これから一人暮らしを始める方は、ワクワク感と不安感が入り混じっているのではないでしょうか。
一人暮らしをするには、エリア決め、部屋探し、引っ越し準備、初期費用の用意など、やるべきことがたくさんあります。
そこでこの記事では、物件探しに欠かせないエリアと希望条件の決め方を解説。
後半では、初期費用を安くするコツについても紹介します。
これから一人暮らしを始める方はぜひ参考にしてください。
初期費用のあと払いで
お金に悩まずお引越ししませんか?
- ポイント16・12・24回払いから、
好きな支払回数を選んであと払いに! - ポイント2どんなお部屋でも利用OK
- ポイント3LINEでかんたん登録
物件を探す前にまずは住むエリアを決めよう
まずは住むエリアを決めることから始めましょう。 エリアを決めるためには、下記のような情報を参考に決めると選びやすくなります。
通勤通学にかかる距離と時間
家賃相場
生活の利便性
治安
ひとつずつ解説していきます。
通勤通学にかかる距離と時間
大手ポータルサイトでは、「駅で探す」「路線で探す」「地域で探す」といった方法のほかに「通勤通学時間」で物件を探す方法があります。
たとえば、渋谷駅まで乗り換えなし30分という条件で検索してみると、エリア問わず30分で渋谷駅にアクセスできる地域の物件が表示されます。
住みたいエリアにこだわりのない方は、通勤通学時間でエリアを決めるのがおすすめです。
東京の一人暮らし家賃相場
「勤務先の近く」や「学校の近く」を希望するのは当然ですが、家賃が高く予算オーバーの場合もあります。
東京の中でも家賃が安いエリアと高いエリアがあるので、エリアごとの家賃相場を知っておきましょう。 東京都の23区と主な市町村の一人暮らしの家賃相場は以下のとおりです。
東京23区 | 家賃相場(1R~1DK) |
---|---|
千代田区 | 10.4~11.51万円 |
中央区 | 9.6~10.35万円 |
港区 | 10.06~11万円 |
新宿区 | 7.54~9.5万円 |
文京区 | 8.28~8.7万円 |
台東区 | 8.86~9.3万円 |
墨田区 | 7.38~8.7万円 |
江東区 | 7.79~9.0万円 |
品川区 | 7.74~8.8万円 |
目黒区 | 8.65~9.8万円 |
大田区 | 7.25~8.0万円 |
世田谷区 | 7.98~8.5万円 |
渋谷区 | 8.82~10.2万円 |
中野区 | 6.15~8.3万円 |
杉並区 | 6.27~7.9万円 |
豊島区 | 6.92~8.3万円 |
北区 | 7.05~8.0万円 |
荒川区 | 6.86~8.0万円 |
板橋区 | 6.73~7.5万円 |
練馬区 | 6.58~7.3万円 |
足立区 | 5.68~7.0万円 |
葛飾区 | 5.91~7.0万円 |
江戸川区 | 6.0~7.0万円 |
武蔵野市 | 7.3~7.7万円 |
八王子市 | 4.9~5.2万円 |
立川市 | 4.49~6.9万円 |
西東京市 | 6.16~6.4万円 |
町田市 | 4.73~6.1万円 |
東京都心部に近いほど家賃は高い傾向にあります。
ご自身の予算に合わせてエリアを絞り込んでいきましょう。
生活の利便性
東京都内の駅近くに住むなら、買い物に困ることは少ないです。 東京の一人暮らしでは、買い物環境以外にも以下のポイントで生活の利便性をチェックしてみましょう。
公共施設へのアクセス
病院へのアクセス
観光客の多さ
駅の駐輪場の有無
路線の混雑状況
特に地方から東京へ引っ越す場合は、一度訪れて駅の混雑状況など事前に把握しておくと安心です。
治安
警視庁によれば、令和4年に東京23区内で発生した犯罪は約7.8万件(※)です。 東京は人口が多くさまざまな人が集まることから、他県に比べて犯罪件数が多い傾向にあります。
東京で一人暮らしを始めるなら治安も判断基準に入れておきましょう。 警視庁の統計(令和4年)|刑法犯の認知状況では、エリア別におおよその刑法犯の認知状況がわかります。
特に女性の一人暮らしは繁華街、歓楽街が栄えている地域は避けると安心です。
(※)参照:東京の犯罪(令和4年版)|警視庁
エリアが決まったら物件の希望条件を絞ろう
一人暮らしが決まったら「バス、トイレは別がいい」「治安を考えてオートロックがいい」など、理想が次々と思い浮かびますよね。
しかし、すべての理想を叶える物件を見つけ出すのは困難でしょう。 下記のポイントを参考に条件を絞り込んでみてください。
間取り
バス、トイレ別
2階以上
ペット可
室内洗濯機置き場
エアコンの有無
オートロック
宅配ボックスの有無
自分のなかで「絶対に譲れないポイント」と「妥協できるポイント」を分けておくと物件を選びやすくなりますよ。
東京の一人暮らしでかかる初期費用の相場
住みたい物件が決まった時に気になるのが初期費用です。 賃貸の初期費用は「家賃4カ月~6か月分」が相場。
家賃が高いければ、その分初期費用も高額になります。
たとえば都内でも人気エリア「千代田区」「中央区」「港区」の家賃相場は下記のとおりです。
エリア | 家賃相場(1K) | 家賃相場(1DK) |
---|---|---|
千代田区 | 11.4~11.71万円 | 14.6~15.44万円 |
中央区 | 10~10.32万円 | 13.3~14.13万円 |
港区 | 11.7~11.91万円 | 12.9~15万円 |
そのため都内人気エリアで一人暮らしを始めるには、100万円近い初期費用がかかります。
東京の一人暮らしでかかる初期費用の内訳
東京の一人暮らしでかかる初期費用の内訳は、大まかに下記の通りです。
敷金
礼金
前家賃
仲介手数料
火災保険料
保証会社利用料
クリーニング費用
敷金
敷金は、賃貸契約の際に大家さんに渡す預り金になります。 賃貸契約を終えた際に、物件の原状回復費用として使用されますが、残額に関しては返金してもらうことが可能です。
敷金は「家賃の1~3ヵ月分」が相場となります。
礼金
礼金は、大家さんに支払うお礼金になります。
実質的な契約手数料という位置づけです。礼金に関しては敷金と異なり、賃貸契約を終了しても返金されません。
最近は礼金を設けていない物件も増えてきています。
礼金の相場は「家賃の1~2ヵ月分」です。
前家賃
前家賃とは、入居月の家賃の前払い金です。
月の途中での入居となった場合は、日割りで家賃額が算出されるケースが多いです。
ただ、物件によっては入居日に関わらず1ヵ月分の家賃額を前家賃として設定していることもあるので、事前の確認するようにしてください。
仲介手数料
仲介手数料は、不動産会社に支払う費用になります。
相場は「家賃額の0.5ヵ月分~1ヵ月分」です。
法律で仲介手数料の上限が「家賃額の1ヵ月分」と規定されているので、家賃1ヵ月分以上の仲介手数料がかかることはありません。
火災保険料
賃貸契約を結ぶ際は、火災保険に加入する必要があります。
加入する火災保険は、不動産会社から提示されることが多いですが、自身で加入する火災保険を選べるケースもあります。
一人暮らしの場合だと、火災保険料は年間で1万円~1.5万円ほどです。
保証会社利用料
一人暮らし用物件の場合、連帯保証人が不要となっている物件も少なくありません。
ただし、連帯保証人が不要の場合は家賃保証会社を利用する必要があります。
保証会社の利用料は、家賃額の1ヵ月分ほどですが、利用する保証会社によっては金額が高くなることもあるので注意してください。
クリーニング費用
物件によっては、入居時にクリーニング費用が発生することもあります。
一人暮らし用の物件であれば、クリーニング費用は2万円~3万円ほどで収まるケースが多いです。
東京都で家賃5万円ならどんな物件に住める?
一例として東京都の一人暮らしを想定して、家賃5万円・7万円・10万円以内の予算でそれぞれ物件を検索してみました。
家賃 (共益費込) | エリア | アクセス | 間取り・ 専有面積 | 築年数 |
---|---|---|---|---|
4万9000円 | 八王子市 | 南大沢駅 徒歩6分 | 1K・ 19.4㎡ | 築32年 |
6万8000円 | 板橋区 | 浮間舟渡駅 徒歩8分 | 1R・ 19.69㎡ | 築7年 |
9万8000円 | 千代田区 | 秋葉原駅 徒歩5分 | 1K・ 22.44㎡ | 築18年 |
間取りや駅までの距離、設備は大きく変わらないものの、エリアによって家賃に大きな差があります。
東京で一人暮らしを始めるなら知っておきたいこと
大学や新社会人など、東京での一人暮らしはちょっとした憧れでもありますよね。 しかし、“東京は何より家賃が高い”です。 地方出身の方は、その家賃の高さに驚いたことがあるでしょう。
そこで、東京で一人暮らしを始めるなら知っておきたいことをお伝えしていきます。
東京23区内でも安いエリア
東京は、大きく東京23区と多摩地区などの市部エリアで構成されています。
都心部への憧れや利便性などから、東京23区に住みたいけど家賃が高くて中々踏み出せないという方も多いでしょう。
しかし、東京23区でも家賃相場の安いエリアはあるので、諦めるのはまだ早いです。
東京23区内でも、いわゆる下町と呼ばれるエリア(足立区・葛飾区・江戸川区など)は家賃も安く、はじめての一人暮らしにもおすすめです。
また、東京23区にこだわらないのであれば、市部エリアもおすすめです。 吉祥寺や三鷹などの人気エリアは家賃相場が高くなっていますが、基本的に東京23区内よりは家賃が安く設定されています。
通勤や通学の兼ね合いもありますが、家賃を少しでも安くしたい場合は市部エリアも検討してみると良いでしょう。
家賃は収入の3割が理想
はじめての一人暮らしでは、どれぐらいの家賃が適切なのか分からないという方も多いでしょう。
一般的に適正家賃は収入の3割程度と言われています。
そのため、手取り収入が20万円であれば6万円~7万円、25万円の場合は8万円~9万円という計算です。
そのため、千代田区や中央区に住むなら、30万円以上の手取り収入が必要になります。
もちろん、必ず3割以内でなければだめということではないので、自分の生活を圧迫しない程度に物件を探すと良いでしょう。
家賃ではなく生活費の節約も検討
家賃は収入の3割が理想とお伝えしましたが、場合によっては3割を超えてしまうこともあるでしょう。
その場合は、生活費の節約を検討してみてください。
具体的には次のようなものが挙げられます。
・スマホのプランを見直す ・外食を控える ・食材はまとめ買い ・電気代の見直し
一人暮らしを始めると分かりますが、生活費は意外とかかっているものです。
その生活費を上手く節約できれば、家賃が多少高くても生活を圧迫することはないでしょう。
少しでも抑えたい!東京の一人暮らし初期費用を安くする7つのコツ
これまででは初期費用の相場を紹介しましたが、高額になることを知ると、東京で一人暮らしができるのか心配になるでしょう。
そこで、賃貸物件にかかる初期費用を少しでも抑えるために安くするコツを7つ紹介します。
家賃が安い物件を選ぶ
家賃が安い物件を選ぶことで初期費用を抑えることができます。
駅から遠い、築年数が古いなどの理由で家賃が安くため、優先度の高い条件を考えてお部屋を選ぶと良いです。
多少不便な点があったとしても家賃が安い物件を選ぶことで初期費用だけではなく、住んだ後の生活もラクになるでしょう。
フリーレント物件を選ぶ
一定の期間、家賃がかからないフリーレント物件を選ぶことで初期費用を抑えることができます。
1ヵ月~2ヵ月間の家賃が0円になるため、新生活の負担が軽くなります。
ただし、フリーレント物件の場合でも前家賃がかかることがあるので、事前に確認しておきましょう。
また「短期違約金」を設定している場合もあり、決められた期間前に退去する場合に家賃の1ヵ月~2ヵ月のお金がかかることがあります。
支払う総額がいくらになるかを考えておくことで、フリーレント物件が向いているかが決まるでしょう。
敷金・礼金が0円のゼロゼロ物件を選ぶ
敷金と礼金が0円になるため、初期費用を抑えることができます。
通常では敷金や礼金は家賃の1ヵ月分と設定されていることが多く、ゼロゼロ物件を選ぶことで初期費用は家賃の2ヵ月分を安くすることができます。
例えば家賃10万円の場合、ゼロゼロ物件にすることで初期費用が20万円の節約に!
初期費用でこれだけの金額を節約できるのは大きいでしょう。
ただし、ゼロゼロ物件は住みやすい物件が少ないことや、退去時の解約予告期間が長いことがあるので注意が必要です。
仲介手数料が安くなっている物件や不動産会社から選ぶ
仲介手数料が無料や半額など、通常よりも安くなっている物件や、不動産会社からお部屋を選ぶことで初期費用を抑えることができます。
仲介手数料の相場は、家賃の0.5ヶ月~1ヶ月分。 初期費用の中でも大きな割合を占めるため、仲介手数料を安く抑えることで、初期費用の金額が安くなります。
大家さんや不動産会社に初期費用の交渉をする
大家さんや不動産会社に初期費用の値下げをしてもらえると、費用を抑えることができます。
交渉する代表的な項目としては、初期費用の内訳の項でご紹介した、敷金・礼金・仲介手数料があります。 その他には室内消毒料、24時間安心サポート料などが挙げられます。
交渉するタイミングとしては、この物件に住むと決めて契約をする直前がおすすめ。
また、不動産の閑散期では空室が埋まりにくい状況のため、交渉に応じてくれることが多いですよ。
初期費用の分割払い
賃貸物件の初期費用を分割にすると、まとまったお金を支払わなくても引っ越しが可能になります。
分割払いの方法は、クレジットカードの分割支払いや現金での分割払いがあります。
ただしクレジットカードでの支払いに対応していない大家さんや不動産会社があるため、事前に確認しておきましょう。
賃貸物件の初期費用以外にかかる費用を見直す
一人暮らしを始める際は賃貸物件の初期費用だけではなく、その他に必要なお金があります。
賃貸物件の契約にかかる初期費用が思った以上に安くならなかった時でも、以下のような費用を抑えることができるとお金の心配も減るでしょう。
家具家電の費用を抑える→中古で揃える、家具家電付き物件、実家からもってくる、譲り受ける
引っ越し費用を抑える→閑散期に引っ越す、単身パックを利用する
毎月の生活費を節約→自炊をする、ガスや水道や通信費などの固定費を見直す
これらの費用を見直すことが一人暮らしの節約にも繋がります。
引越し費用を抑える方法は以下の記事でも紹介しています。
→【新生活】引っ越し費用はだいたいいくら?費用を抑える方法も解説
東京一人暮らしの初期費用を抑えるなら「smooth」がおすすめ!
東京での一人暮らしで初期費用を抑えたい方には、初期費用分割あと払いサービス「smooth(スムーズ)」の利用がおすすめです。
賃貸契約時に発生する初期費用を一時的に「ゼロ円」にできるので、一括払いが難しい場合でも、安心して賃貸契約を結ぶことが可能です。
6回払いの返済であれば「無利子」で利用できる
smoothで立て替えた初期費用は分割で返済します。 smoothの6回払いを利用すれば、初期費用分の返済のみ。余計な利子や手数料は発生しません。
無理のない範囲で返済額や支払い回数を設定できるので、一人暮らしを始めたばかりの方でも安心です。(6回払い以外は手数料がかかります)
smoothは、LINEで簡単にお問い合わせ可能! 住みたい物件を送っていただければ、分割支払いが可能かすぐにお調べいたします。
東京の一人暮らしで初期費用の支払いに不安を抱えている方、初期費用に左右されず物件を決めたい方は、この機会にぜひsmoothを利用してみてください。
利用者の声
初めての引越し/Sさん・20代前半
"遠方から上京タイミングでも、スムーズなら不動産屋に出向くことなく引越せる!"
"「不動産屋に出向く必要がなく、全部実家に住みながら完結できた」"
"「内見もオンラインで行ったので、とても助かりました」"
遠方からの上京でも、来店していただく必要はありません。 ぜひLINEからお気軽にお問い合わせください。
smoothを実際に利用した方の口コミやレビューはコチラ →smooth利用者の声
なぜsmoothは初期費用を分割できるのか?気になる仕組みはコチラ →スムーズの仕組み | 株式会社スムーズ (smooth.jp)
まとめ
この記事では「物件を探す前にエリアを決めて希望条件を絞る」ことが大切とお伝えしました。
通勤、通学時間やエリアごとの家賃相場、治安を踏まえて住みたい物件を絞り込んでいきましょう。
また、物件を借りるためには初期費用が必要になります。 初期費用は通常家賃4〜6ヶ月分ほどかかり大きな負担となります。
下記のような方法で、初期費用を安く抑えられないか検討してみましょう。
家賃が安い物件を選ぶ
フリーレント物件を選ぶ
ゼロゼロ物件を選ぶ
仲介手数料が安くなっている物件や不動産会社から選ぶ
大家さんや不動産会社に初期費用の交渉をする
初期費用の分割払い
賃貸物件の初期費用以外にかかる費用を見直す
あなたが東京で理想の生活を始められることを願っています。