毎月の賃貸の管理費を抑える方法は？相場や値下げ交渉のコツも紹介

「管理費は値下げ交渉していいものなの？」

「管理費分が負担に感じる‥‥」

毎月の支出を抑えるために、管理費をできるだけ安くしたいと考えている方も少なくありません。

管理費は値下げ交渉可能な項目で、場合によっては0円になる可能性もあります。

そこで今回の記事では、管理費を値下げ交渉する方法や注意点、管理費と家賃を分けて掲載する理由などを紹介します。

「少しでも毎月の支出を少なくしたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

初期費用のあと払いで
お金に悩まずお引越ししませんか？

• ポイント16･12･24回払いから、
  好きな支払回数を選んであと払いに！
• ポイント2どんなお部屋でも利用OK
• ポイント3LINEでかんたん登録

毎月支払う管理費を抑える方法

毎月支払う管理費が負担に感じる方は、管理費の値下げ交渉をするという方法があります。

値下げ交渉の最適なタイミングは、入居申し込み前か、すでに住んでいる場合は契約更新前です。

ここでは、管理費の値下げ交渉方法を3つ紹介します。

管理費の相場価格をもとに交渉する

物件を維持するために毎月支払う管理費の相場は、家賃の5〜10%程度です。

たとえば、家賃8万円の場合、管理費の相場は約4,000〜8,000円になります。

そのため、これ以上に高い管理費を請求されている場合は、相場程度までの値下げ交渉が可能です。

ただし、管理内容やマンションの規模によっては妥当な金額の場合もあり、値下げ交渉が難しいケースもあります。

いずれにしても、相場価格より高い場合は一度不動産会社や大家さんに相談してみるといいでしょう。

関連記事：賃貸物件の管理費を徹底解説！共益費との違いとは？

ほかの物件の管理費と比較する

賃貸物件を探している際に、複数の物件の管理費を見比べると、管理費が0円の物件が存在します。

そこで、管理費0円の物件を含めて候補物件を3〜4つピックアップし、「管理費0円の物件と比較したうえで、ほかの物件の管理費を値下げしてほしい。」と、伝えましょう。

すべての物件で交渉が成立するのは難しいですが、複数物件のうち1〜2件で管理費の値下げに成功する可能性があります。

実際に管理費0円にしてくれる不動産会社や大家さんもいるので、挑戦してみる価値はあるでしょう。

管理の質に応じて管理費を交渉する

管理費は物件を維持・管理するために支払うものなので、物件の掃除や管理が行き届いていない場合、その分管理費の値下げを相談できる可能性があります。

たとえば、「内見の際、エントランスやエレベーターにゴミが落ちていて、掃除が不十分に感じました。この点を踏まえて、管理費を少し安くしていただけませんか？」といった丁寧な言い方で交渉すると効果的です。

また、管理の質については、実際に住み始めてから気づくことも多いため、契約更新前に気になった点を記録しておき、それをもとに管理費の値下げ交渉をおこなうといいでしょう。

管理費の値下げ交渉の注意点

管理費を値下げ交渉する際には、偉そうな態度や値下げが当然という態度で交渉するのは避けましょう。

値下げ交渉では、謙虚で丁寧な姿勢が大切です。

不動産会社や大家さんとの良好な関係を保つためにも、礼儀正しく、理由を明確に伝えることが重要です。

たとえば、「ほかの物件では管理費がもう少し安い場合が多いので、可能であれば見直していただけると助かります」といった具体的な理由や希望を伝えるといいでしょう。

また、入居審査にも影響する可能性があるため、値下げ交渉の際には、相手に対して失礼のないように心がけましょう。

お互いにとって納得のいく形で交渉を進めることで、スムーズに値下げ交渉を進められます。

管理費・共益費が家賃と分けて記載される理由

管理費や共益費を家賃とは別に物件情報に記載することで、家賃のみの価格でポータルサイトに掲載でき、実際に支払う毎月の総額を安く見せることが可能です。

たとえば、「家賃8万円・管理費4,000円」の物件を掲載する場合、8万4,000円で掲載するよりも、8万円として掲載したほうが、より安く見えます。

また、初期費用は家賃ベースで計算されるため、家賃が安いほうがお得になります。

このように、管理費や共益費を別に記載することは、大家さんと部屋を借りる人の双方にメリットがある方法です。

関連記事：共益費・管理費に明確な違いはない！使い道や相場を徹底解説

初期費用の用意に困っているなら「smooth」がおすすめ！

引っ越しのなかで1番負担になりやすいのが、敷金や礼金などを含めた初期費用です。

そこでおすすめなのが、初期費用を分割払いできる「smooth（スムーズ）」です。

このサービスを活用すれば、初期費用の負担を大幅に軽減できます。

多くの不動産会社では初期費用の分割払いに対応していませんが、smoothではほとんどの賃貸物件で分割払いが可能です。

また、「6・12・24回払い」から選択でき、6回払いの場合は分割手数料が発生しません。

支払いの総額が変わらないため、クレジットカードの3回以上の分割払いや金融機関からの借り入れよりも、よりお得に初期費用を軽減できます。

利用者の声

実際に、「smooth」を利用された方々から喜びの声を多くいただいています。

［20代前半 女性］

返信が早く、約1か月で理想の部屋が見つかった！

分割あと払いのおかげで好きなものを我慢せずに、負担も軽減できた。

ほかにも多くの方から喜びの声をいただいているので、ぜひ参考にしてください。

→サービス利用者の声

まとめ

賃貸物件の管理費は値下げ交渉が可能です。

管理費が相場価格よりも高い場合や、管理費0円の物件と比較できる場合、または管理の質と管理費が見合っていない場合などに交渉が有効です。

ただし、値下げ交渉する際は、謙虚で丁寧な姿勢を心がけましょう。

また、管理費と家賃を別々に請求される物件を選ぶと、初期費用や更新費用を抑えられます。

家賃の4〜6か月分かかる初期費用が負担に感じる方は、分割払いが可能な「smooth」の利用も検討してみてください。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士