賃貸物件を借りるのに保証会社を使う理由は？審査のポイントも紹介

「家賃債務保証の利用状況調査」によると、家賃保証会社の利用率は約75%。 賃貸物件を借りる多くの場合で、保証会社との契約が必要となります。

「保証人は親ではダメなの？」

「審査に通るか不安」

初めて賃貸物件を借りる場合には、このような疑問や不安がありますよね。

今回の記事では、賃貸保証会社の概要と保証会社を利用する理由、審査のポイントを紹介します。

最後に、賃貸物件を借りる際に、初期費用の負担を抑えられる「smooth」についても紹介します。

保証会社との契約に不安がある方は、ぜひ、最後までお読みください。

参考：家賃債務保証会社の利用率、約75％／日管協

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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賃貸保証会社とは？賃貸契約に保証会社が必要な理由

賃貸保証会社とは、保証料を支払うことで連帯保証人の代わりをしてくれる会社です。

数年前まで、賃貸物件を借りる際は連帯保証人を立てることが一般的でしたが、現在は賃貸保証会社を利用するケースがほとんどです。

保証会社の利用が主流となった背景には、以下のような理由があります。

・貸主側は家賃滞納リスクの軽減 ・借主側は連帯保証人を立てる必要がなくなる

万が一家賃が支払えなくなった場合、保証会社が立て替えてくれます。

しかし、あくまで立て替えのため、保証会社から立て替えた家賃と遅延損害金の請求がされるため、家賃の滞納はしないよう注意しましょう。

保証会社は、基本的に家賃の保証のみおこないますが、保証会社によっては、家賃以外の保証をしてくれるオプションもあります。

たとえば、以下のようなサービスがあります。

• 退去時の残置物の処理費用

• 明け渡し訴訟における法的手続きの費用

• 原状回復費用

これらのオプションを付けることで、保証会社との初回契約金や更新料にも影響が出ます。

貸主側から契約内容の提示がある場合もありますが、オプションが付けられる場合には、予算と必要なオプションをよく考え利用するようにしましょう。

賃貸保証会社には審査がある

家賃保証会社を利用するためには、保証会社の審査に通らなければなりません。

「審査」といわれると少し身構えてしまいますが、保証会社の審査のポイントを押さえておけば、過度な心配はいらないでしょう。

また、万が一、審査に通らなかった場合についても解説します。

審査のポイント

審査のチェックポイントは主に以下の通りです。

• 過去の家賃滞納歴がないか

• 収入に対して家賃は高すぎないか

審査を通過するために、過去の家賃滞納歴があるかどうかは非常に重要なポイントです。

過去の滞納歴があっても、残高がなく引き落としにならなかった場合や、家賃滞納が一度きりの場合など、悪質性がなければ審査に影響することは少ないでしょう。

審査に必要な書類

賃貸保証会社の審査に必要な書類は主に以下の4つです。

• 保証会社への申込書

• 身分証明書のコピー

• 収入を証明する書類

• 在籍証明書

これらの書類をもとに、職業や雇用形態、収入など、安定して家賃を支払う能力があるか審査されます。

審査に通らないケース

賃貸保証会社の審査に通らなければ、利用ができません。

審査に通らない人の特徴は以下のような人です。

• 無職で収入がない

• 固定電話や携帯電話を持っていない

• 過去に家賃滞納歴がある

• 家賃と収入が見合っていない

家賃の回収ができない可能性が高いと判断される状況の場合、審査が通りにくい傾向です。

また、連絡がとれる電話番号は必須条件となっています。

来日したての外国の人も、連絡がとれる電話番号がないと契約できない場合が多いです。

保証会社利用のメリットとデメリット

保証会社の利用が一般的になっている理由として、貸主・借主の双方に利用のメリットがあるからです。

しかし、メリットだけではなくデメリットもあります。

＜貸主側のメリット＞

• 家賃を滞納されたときの保険

• 滞納時の督促代行

• 一定の基準をクリアした人のみ入居するため安心できる

＜貸主側のデメリット＞

• 審査に通らない人は入居できない

• 借主の金銭的負担が増える

＜借主側のメリット＞

• 連帯保証人を立てる必要がない

• 敷金が減る場合がある

• 入居審査が通りやすくなる

＜借主側のデメリット＞

• 保証料を支払う必要がある

• 審査の通過が必要

貸主側は、家賃滞納のリスクを下げ、滞納時の対応も任せられるため、安定した賃貸経営が可能です。

借主側は、連帯保証人を探す必要がなく、入居審査にも通りやすくなります。

保証会社によって家賃保証だけでなく原状回復の費用も含めるようなプランがあり、敷金を減らし、初期費用を抑えることができるでしょう。

保証料は一般的に「家賃の0.5～1か月分」といわれており、契約の更新ごとに更新料が必要です。

保証料を支払わなくてはいけないため金銭的負担が増えるのはデメリットといえるでしょう。

金銭的負担を減らし、少しでも初期費用を抑えたい方には、「smooth」のサービスがおすすめです。

「smooth」については、次で詳しく紹介します。

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実際にsmoothを利用した方の声を紹介します。

[20代前半　女性]

退職に伴い、会社の寮を出なくてはいけなくなりました。

初期費用を下げられないか検討して、カードも検討したけど時間のない中で契約するのも面倒でした。

初期費用を一気に払うとなるとその月の生活がしんどいですが、初期費用分割すると「好きなものを我慢しなくてもいい！」ってところが大きかったです。

他にも多くの利用者の声をいただいています。

ぜひ参考にしてくださいね。

→サービス利用者の声

この機会にご利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

賃貸物件を借りる場合、保証会社の利用が一般的になっています。

保証会社を利用するためには、審査に通過し保証料を支払わなくてはいけません。

家賃滞納時に立て替えてくれたり、入居審査に通りやすかったりとメリットもありますが、金銭的な負担が増えるというデメリットもあります。

少しでも費用を抑えたい場合には、初期費用の分割払いができる「smooth」を検討してみてください。

ご相談、お待ちしています。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士