賃貸の仲介手数料は高い?値下げ交渉はできる?高いと感じた時の対処法

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お部屋を借りるときの仲介手数料の相場は「家賃1ヶ月分+消費税」です。 借りるお部屋の家賃によって仲介手数料の金額が異なるため、家賃が高ければ高いほど仲介手数料の金額も上がっていきます。

多くの方にとって、家賃1ヶ月分の負担は「高い」と感じてしまいますよね。

引っ越しには何かとお金がかかりますし、できれば安く抑えたいところです。

この記事では、賃貸物件を借りる時の「仲介手数料の仕組み」や「値下げ交渉」について解説していきます。

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監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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仲介手数料が高い理由

内見

そもそも仲介手数料とは、お部屋を仲介してくれた不動産会社に対価として支払うお金のことです。

通常アパートやマンションなどの部屋を借りるときは、貸主(=大家さん)と借主(=入居者)が直接契約をすることはほとんどありません。 貸主と借主の間に不動産会社が入り「仲介」を行なってくれます。

仲介を行う不動産会社の役割は、以下のようなものです。

  1. 条件に合ったお部屋の紹介

  2. 大家または管理会社から鍵を借りて内見の案内

  3. 入居審査などの諸手配

  4. 重要事項説明

  5. 契約

  6. お部屋の引き渡し

上記のようなサポートに対する対価として支払う手数料が「仲介手数料」です。

また仲介手数料は、契約が成立したときに発生する成功報酬なので「物件紹介」「内見のみ」の場合は仲介手数料は発生しません。

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仲介手数料の上限は家賃1ヶ月分+消費税

賃貸の仲介手数料の上限は、宅地建物取引業法および国土交通省告示によって定められています。 仲介手数料は、家賃が高くても低くても「家賃1ヶ月分+消費税」と決まっています。 不動産会社は、人件費やコストをかけて不動産業を営んでいるので、上限額で手数料を頂きたいと考えています。 そのため、上限額の家賃1ヶ月+消費税で請求を行う不動産会社がほとんどです。

仲介手数料が高い!値下げ交渉はできる?

値下げ交渉

前述したとおり、仲介手数料には上限が決まっていますが、下限は決まっていません。そのため不動産会社が仲介手数料を値引きすることは、法律上問題ありません。

しかし、仲介手数料は不動産会社にとって大切な収入源ですので、安易な値下げ交渉には応じてもらえないでしょう。

  • 空室期間が長い物件

  • 訳あり物件

  • 閑散期(7〜8月頃)

上記のような場合は、多少の値下げ交渉に応じてもらえる可能性があります。

仲介手数料が高いと感じた時の対処法

ここからは、仲介手数料が高いと感じた時の対処法についてご紹介します。 誰でも簡単に試せる方法ですので、ぜひご参考にどうぞ。

仲介手数料半額・無料の不動産会社を利用する

不動産会社によっては、初めから仲介手数料を「半額」や「無料」に設定しているところがあります。

仲介手数料を安く抑えたいと思うなら、仲介手数料が安く設定されている不動産会社を利用するのも一つの方法です。 ただし、仲介手数料が安く設定されている不動産会社でお部屋探しをするときは、選べる物件の選択肢が狭くなりやすいことを理解したうえでお部屋探しを行いましょう。

詳しくはこちらの記事もご参考にどうぞ。 ⇨賃貸物件の仲介手数料の相場は?半額や無料の仕組みをご紹介

仲介手数料以外の費用を安く抑える

賃貸の初期費用には、仲介手数料以外の費用もたくさんあります。

  • 敷金

  • 礼金

  • 前家賃

  • 鍵交換費用

上記のような初期費用は、工夫次第で安く抑えることが可能です。

例えば、賃貸物件の中には、最初から「敷金・礼金」が設定されていない物件敷金・礼金ゼロ物件も多く存在します。 インターネット上でお部屋を探す際には、「敷金・礼金なし」の条件を追加して検索すると見つけられます。 不動産会社へ直接相談される方は、担当者へ相談してみると良いでしょう。

前家賃に関しては、フリーレント物件を選ぶことでかなり初期費用を抑えられます。 フリーレントとは、入居後の家賃を1~3ヶ月の期間限定で無料にするものです。 こういった物件を選ぶと「前家賃・日割り家賃」を抑えることができるため、数万円を節約できます。 また、月末に入居することで日割り家賃が少なくなり初期費用を安く抑えることも可能です。 入居日を調整できる方は検討してみましょう。

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賃貸の初期費用を分割にする

「仲介手数料が高い!」「初期費用が高くて引っ越せない」と感じたら、初期費用の分割払いも検討してみましょう。

「smooth(スムーズ)」は、賃貸契約時の初期費用を分割払いにできるサービスです。 初期費用を分割払いにすることで、お金に余裕を持って新生活をスタートさせることができます。

bunkatsu

引っ越しの際の初期費用でお悩みの方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

smoothを実際に利用して、新しい生活を手に入れた方々の口コミやレビューを下記ページの中で紹介しています。

https://smooth.jp/articles/about-smooth/smooth-reveiw

口コミ・レビューを参考に、安心してsmoothを利用しましょう。

smoothの分割について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください ⇨初期費用を分割できるスムーズの仕組み

まとめ

賃貸の仲介手数料は、法律で上限額が決まっており、ほとんどの不動産会社が上限額の「家賃1ヶ月分+消費税」に設定しています。 そのため、家賃が高くなれば高くなるほど仲介手数料も高額になってしまいます。

仲介手数料は不動産会社にとって大切な収入源ですので、安易な値下げ交渉には応じてもらえません。

仲介手数料や初期費用が高いと感じる場合は、

  • 仲介手数料が無料・半額の不動産会社でお部屋探しをする

  • 仲介手数料以外の費用を安く抑える

  • 初期費用を分割にする

といった方法を試してみましょう。

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監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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