賃貸は探すタイミングによって価格が変動することをご存じでしたか?
同じ家に住むのであれば、できるだけ安い時期に入居したいですよね。
この記事では、賃貸が安い時期と、なるべく費用を抑えて引っ越すためのコツを紹介します。
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賃貸が安い時期
賃貸は、大家によって家賃が設定されているため、もし借り手がみつからない場合に値段の見直しが行われます。
コンスタントに入居者がいる賃貸の場合は大家の収入が途切れませんが、入居者が長期間いないとその分家賃収入がなくなるからです。
賃貸が安い時期は5~6月
賃貸が最も安い時期は、5~6月です。
日本では2~4月が引っ越し業界の繁忙期であり、多くの人やものが動きます。
そのピークを過ぎると人の流れは落ち着いてしまうので、大家としては5月になっても入居が決まらないと少し焦りを感じます。
そこで、より多くの人に賃貸を検討してもらえるよう、家賃の値下げを行う仕組みです。
夏頃までは引っ越し業界の閑散期
引っ越し業界では、5月~8月くらいまでは人の動きが少なく、閑散期と言われます。
家賃が値引きされた物件を狙うとしたら、5月~8月にかけての行動がおすすめです。
家賃の値引きはもとの家賃にもよりますが、5千円~1万円程度が期待できます。
数年間その賃貸に住む場合、合計するとかなりお得ですよね。
引っ越し業者費用も安い
賃貸が安い5月~8月の時期は、引っ越し業者も安いという特徴があります。
引っ越し業者の繁忙期は3月4月に集中しているため、その時期には見積もりが高い傾向にあります。
引っ越し業者としても少しでも多くの顧客を呼びこもうとしているため、繁忙期よりもいい条件で引っ越しができる可能性が高く、価格以外にもメリットが期待できます。
12月の賃貸は安くなる?
先述したように、賃貸物件がもっとも安くなる時期は5月~6月。
しかし、中には仕事の都合などで閑散期に合わせて引っ越すことができず、12月に引っ越す場合もあるでしょう。
12月は、一年の中でも最も引っ越しする人が少ない時期ですが、1月~3月の繁忙期に向けての準備を始めるため、あまり家賃が安くなることはありません。
これは、12月に家賃を安くしなくても、1月まで待てば入居者が集まるからです。
閑散期がダメなら11月が狙い目
閑散期での引っ越しが難しいなら11月を狙ってみてはいかがでしょうか。
第二の引っ越しシーズンである9月~10月を終えたあとの11月は、ひと段落した期間でもあり比較的物件を探しやすいシーズンです。
また、1月からの引っ越しシーズンに向けて新築物件がリリースされる時期でもあるので、良い物件に出会える可能性が高くなります。
もし、夏の閑散期に引っ越しができなかった場合は、11月~12月の年末を狙ってみるのも良いでしょう。
賃貸が安い時期に引っ越しをするメリット
賃貸物件が安い時期に引っ越しをすることは、さまざまなメリットがあります。
主に考えられるメリットはこちらの3つ。
・交渉がしやすい
・不動産会社も余裕がある
・フリーレント物件が増える
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
交渉がしやすい
賃貸が安い時期、いわゆるオフシーズンは家賃や仲介手数料、敷金、礼金などの交渉がしやすい時期といえます。
繁忙期のオンシーズンでは交渉しても成功する確率は極めて低いので、これはオフシーズンならではのメリットです。
敷金や礼金、仲介手数料は家賃の1か月分支払うことが多いため、値下げ交渉するだけで引っ越しの初期費用を大幅に節約できる可能性があります。
交渉して初期費用を少しでも安くしたい方は、賃貸の安い時期に引っ越しを検討してみましょう。
不動産会社も余裕がある
1月~4月などのオンシーズンは大家さんも不動産会社も忙しく、レスが遅いなど対応が悪くなってしまうことがあります。
その点、オフシーズンは引っ越しの人も少なく、不動産会社も余裕があるので、充実したサポートを受けることができます。
自分のペースでゆっくりと物件を選びたい人は、オフシーズンに引っ越しすることをおすすめします。
フリーレント物件が増える
フリーレント物件とは、家賃が一定期間無料になる物件のことで、最近増えてきた契約形態です。
主に、1月~4月のオンシーズンで入居者が決まらなかった物件が、オフシーズンにフリーレントになることが多いので、オフシーズンに引っ越しをする際は狙い目です。
とはいえ、フリーレントになる物件には、なんらかの理由があると思っておきましょう。
「駅から遠い」「築年数が古い」「設備が充実していない」など、後悔しないためにもきちんと物件の詳細は確認することをおすすめします。
安い時期に賃貸を探すコツ
繁忙期をズラして安い時期に賃貸を探すことには多くのメリットがあります。
よりいい条件の賃貸を見つけるためには、いくつかのポイントに注意しましょう。
礼金なしの物件を狙う
繁忙期を過ぎても入居者が見つからない賃貸の場合、家賃が下がるだけではなく初期費用も値下げしている場合があります。
5月以降に物件を探すと、礼金のない物件を見つけることもでき、家賃一ヶ月分の礼金だとしたら大きな節約になりますよね。
不動産屋を利用して物件を探す場合には、このような条件を伝えると、より安く入居できる場所を探してくれる可能性があります。
長期間入居が決まらない賃貸
繁忙期を過ぎても長期間入居が決まらない賃貸も狙い目です。
3ヶ月以上入居者がいないと大家も焦り、家賃を下げるなどの対策を講じる可能性があるからです。
このような条件の賃貸の場合、礼金の交渉ができる場合もあります。
引っ越し初期費用は大家と不動産屋の裁量で決めている部分も多く、細かい内訳を確認して交渉ができそうな部分は積極的に話してみましょう。
不動産屋に相談する
値段交渉などのプロセスは、基本的に不動産屋を通して行うことになります。
とにかく安くしてほしいと闇雲に話すよりも、「〇〇円の予算まで値段が下がれば契約したい」などと具体的に相談するとスムーズに交渉が進みます。
特に大家と不動産屋の関係が良好な場合には交渉や相談をしてもらいやすくなるので、積極的にコミュニケーションをとってみるのもおすすめです。
なるべく安く賃貸に引っ越す方法
ここまで、賃貸が安い時期について紹介しました。
5月6月に残った物件を探す他にも、安く入居するためのコツを紹介します。
引っ越し業者費用を節約する
引っ越し業者費用は、荷物の量、移動距離、引っ越し時期の3つの要素から価格が決まります。
引っ越しの際にはなるべく運搬する荷物を減らすようにすることで、より安く引っ越し業者費用を済ませることができます。
また、家賃が安くなる5月以降は引っ越し業者にとっても閑散期です。
繁忙期に比べると数万円以上の見積もりの差が出るので、引っ越し時期にこだわらない人は繁忙期を避けるのがおすすめです。
見積もりを取る際は、1社に絞らずに複数社に依頼することで、相見積もりで条件・価格を比較することができます。
家具家電付きの物件を探す
実家暮らしから一人暮らしを始める人にとっては、家具を買いそろえることも大きな出費になります。
ベッドやテーブルなど基本的なものだけでも、気づくとかなり高額になってしまっている場合もあるので、できれば節約したい部分です。
そこでおすすめなのが、家具家電付きの賃貸を探すことです。
家具や家電を新しく購入する必要がなく、思い立ったらすぐに新生活を始められると身軽さがあります。
物件としての選択肢は限定されてしまいますが、次に引っ越すときにも荷物が少なくて済みます。
ベッドや箪笥などは運搬にも費用がかかるので、身軽さ重視の人には家具家電付き物件が適しています。
引っ越し初期費用を分割払いする
引っ越しのタイミングには、何かと出費が重なります。
引っ越し業者や家具家電の他に、引っ越し初期費用も大きな出費です。
初期費用は通常家賃の4~5ヶ月分とも言われており、一度にこの金額を支払うのは負担が大きいですよね。
そこでおすすめなのが引っ越し初期費用分割支払いサービス「smooth」です。
「smooth」では、引っ越し初期費用を6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月に分割して支払うことができるサービスを展開しています。
自分で選んだ物件で利用できるサービスなので、賃貸の選択肢が狭まることもありません。
気になる方はぜひ「smooth」の公式サイトをのぞいてみてくださいね。
まとめ
賃貸には「安い時期」というものがあり、そこを狙って上手に契約することで、長期的に見て大きな金額を節約できる可能性があります。
ポイントは繁忙期からずらして賃貸を探すことです。
ただし、いい物件は繁忙期に埋まってしまうかもしれないので注意してくださいね。
以上、賃貸の安い時期と探し方のコツでした。