引越しに必要な初期費用は交渉できるのか?メリット・デメリットを知っておこう

交渉

新しく一人暮らしや、違う場所へ引越ししようと思った時、初めに気になるのは初期費用の問題でしょう。

家賃の6~7ヵ月かかるともいわれている初期費用は、引越し費用の大半を占めます。

初期費用を交渉し、少しでも減らすことが出来ると、嬉しいですよね。

  • 初期費用を交渉するメリットとデメリット

  • 交渉できる初期費用の項目はなにか

  • 手持ちのお金がないけど初期費用を払う方法

  • 初期費用の値下げを交渉しやすい物件

これらのことについてまとめています。

ぜひ最後までチェックして初期費用を少しでも安くしましょう。

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監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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初期費用は交渉可能?メリットとデメリット

交渉

そもそも”初期費用は交渉可能なのか”と疑問に思う人もいますが、交渉は可能です。

ですが、初期費用をむやみに交渉することはおすすめしません。

きちんとメリットとデメリットを理解した上で、交渉しましょう。

初期費用を交渉するメリット

メリットはやはり、少しでも費用を抑えられる事です。

引越しは簡単に出来る金額ではないので、初期費用を抑えられると徳だと感じますよね。

注意点としては、言い方には気を付けてください。

値下げしてくれることが当たり前だというスタンスだと、交渉は上手くいきません。

あくまでも、お願いのスタンスで交渉することがポイントです。

初期費用を交渉するデメリット

デメリットは面倒な客だと思われることです。

不動産会社が協力的ではなくなってしまいます。

また、良い物件を紹介してくれなくなることもあります。

初期費用を安くしようとするあまり、無謀な要求をしてしまうと敬遠されてしまうので注意してください。

初期費用の交渉を出来る項目は何か

一人暮らし

初期費用であれば全て交渉出来るわけではありません。

初期費用の中でも交渉出来るものと出来ないものがあるので、あらかじめ理解しておくことで交渉しやすくなるでしょう。

敷金・礼金

敷金・礼金は、どちらも交渉は可能です。

敷金は、部屋を借りるときの保証金のような役割を果たし、最終的に退去時に帰ってくるお金。

預けているお金なので比較的交渉はしやすいです。

礼金は、”住ませてくれてありがとう”という謝礼金のような役割を果たします。

礼金がリフォーム代に使われるなどの、貸主にとって使う役割が決まっている場合は難しいですが、最近は礼金ゼロの物件も増えています。

前家賃

入居した翌月の家賃を支払うことを前家賃と言いますが、交渉は可能です。

最近は入居日や不動産会社によっては、必要ないと決まっている物件も多くなっています。

仲介手数料

仲介手数料は、物件を紹介してくれる不動産会社に対して支払うお金で、交渉は可能。

上限が、家賃の1ヵ月分と決まっています。

火災保険

火災保険は加入が義務付けられているので、ゼロというわけにはいきません。

多くは不動産会社のほうで決められた火災保険に加入します。

必要以上に手厚い保険だと感じ、自分自身で選んだ保険会社に加入したいという交渉はできる場合もあります。

鍵交換代

基本的には任意ですが、セキュリティー上かかってしまう費用でしょう。

交渉は可能ですが、鍵交換は必要な費用といえます。

室内消毒料

室内消毒料の交渉は可能です。

前の住人が使っていた後はクリーニング業者が入ります。

クリーニングは自分自身で行い、費用を浮かしたいと思っている方は交渉してみると良いでしょう。

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手持ちのお金がない!初期費用を払う解決策

検討

急に引越しをしなければいけなくなったものの、手持ちのお金がない場合もあるでしょう。

物件が決まるとまとまった費用が必要な初期費用ですが、お金がない場合は分割払いで支払うという方法がおすすめ。

最近では、クレジットカードで初期費用を分割払いに出来る不動産会社が増えています。

家賃の6~7ヵ月かかるといわれている初期費用を分割できるのは嬉しいですよね。

また弊社smoothでは、初期費用の分割払いができます。

初期費用を現金で分割払いすることが可能で、金利も6回までなら無料です。

クレジットカードを持っていなくても、分割に出来るので初期費用を抑えられる解決策の一つです。

値下げ交渉しやすい物件3つの特徴

point

値下げ交渉はどのような物件でもしやすいわけではありません。

入居したい物件に狙いを定めて交渉することがコツの1つですが、特に交渉しやすい物件には特徴があるので紹介します。

立地が悪い

立地が悪い物件は、特に都心部では不便に感じる人が多く、入居者がなかなか決まりづらいです。

同じような場所の物件と比較してみることが重要。

家賃が高いと感じたら交渉する価値はあると言えるでしょう。

築年数が古い

築年数が古いことも値下げ交渉しやすい特徴。

築年数は10年ごとに家賃が下がるといわれています。

最近では築年数が古くてもリノベーションされている物件も多くあります。

築年数が古く、リノベーションされていない状態の物件では交渉がしやすいと言えるでしょう。

空室が多い

空室が多い物件も狙い目です。

貸主は、長い期間空室の状態をなるべく避けたいです。

空室よりも、少しでも初期費用を値下げして入居してくれるなら値下げしようと思うこともあるので交渉してみるのもよいでしょう。

まとめ

今回は、初期費用の交渉についてまとめました。

初期費用の交渉は、メリット・デメリットを必ず確認した上でしましょう。

それぞれポイントを抑えた上で、交渉することで少しでも安い価格で引越しが出来ます。

初期費用のまとまった金額を用意することが難しい場合は、ぜひsmoothを利用してくださいね。

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監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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