「同棲のためにいくらお金を用意したらいい?」
「同棲をはじめたあとの生活費の分担方法がわからない」
など、お金に関する悩みを抱えている方も多いでしょう。
同棲をはじめる際には、避けて通れない重要な問題です。
この記事では、引っ越しにかかる初期費用の相場や負担の分け方、おすすめの間取りについて解説します。
また、同棲開始後の生活費の内訳やその分担方法についても紹介するので、二人暮らしを気持ちよくスタートしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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同棲に必要な初期費用は?
同棲する際に必要になる初期費用の相場と内訳を紹介します。
同棲の初期費用の相場
お部屋を借りるのに必要な敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用が家賃の4〜6月分ほどかかります。
さらに、引っ越し業者の費用や、新しく家具家電を買う費用を加えると、合計で家賃8〜10か月分くらいのお金が必要です。
たとえば、お互いに一人暮らしをしていたカップルが同棲をはじめる場合は、家具や家電を持ち合えば最低限の支出で済みます。
しかし、お互いに実家暮らしをしているカップルが同棲をはじめる場合やすべて新調したい場合は、家具・家電を揃えるために20〜50万円くらいの費用を見込んで用意しておいたほうがいいでしょう。
同棲の初期費用の内訳
同棲をはじめるのに必要な費用の内訳を以下の3つに分けて整理していきます。
賃貸の初期費用
引っ越し費用
家具・家電の購入費用
それぞれどのくらいお金が必要なのか、明確にイメージできるようにしていきましょう。
賃貸の初期費用(家賃10万円の場合)
内容 | 費用 |
---|---|
敷金 | 10万円 |
礼金 | 10万円 |
仲介手数料 | 11万円 |
翌月の家賃 | 10万円 |
日割り家賃(残り半月で入居した場合) | 5万円 |
火災保険料・家賃保証料・鍵交換代など | 10万円 |
合計 | 56万円 |
このように、賃貸の初期費用は大まかに予想しても家賃の5〜6か月分必要になります。
物件によっては、礼金が2か月分だったり、追加で請求されたりする場合もあります。
関連記事:同棲の初期費用って本当に100万円も必要?7つのアイデアで節約
引っ越し費用
引っ越しは、荷物の量や移動距離、引っ越し時期で費用が変動します。
そのため、二人分の荷物だけでも、一人暮らしの引っ越しと比較すると引っ越し費用は高くなります。
通常期なら約7万円、繁忙期の場合は10万円以上かかると思って、引っ越し費用を用意しておいたほうがいいでしょう。
関連記事:引っ越し費用はだいたいいくら?一人・二人・家族でかかる費用を詳しく解説!
家具・家電の購入費用
内容 | 費用 |
---|---|
洗濯機 | 5万円 |
冷蔵庫 | 5万円 |
テレビ | 3万円 |
ソファ | 3万円 |
ダイニングテーブルと椅子 | 1万円 |
ベッド | 3万円 |
キッチン用品 | 1万円 |
炊飯器 | 5,000円 |
その他 | 2万円 |
合計 | 23万5,000円 |
家具・家電の購入費用は、約24万円必要です。
洗濯機やベッドのマットレスなど、機能や質にこだわる場合はさらにかかります。
このように、家賃10万円で二人暮らしする際に必要になる初期費用の相場をすべて合計すると、87〜90万円くらい必要です。
家賃が10万円超えの場合は、さらに賃貸の初期費用がかかってくるので、引っ越し予算を明確にし、事前に用意するようにしましょう。
同棲の初期費用の分担は?
同棲にかかる初期費用を、カップルの中でどのように分担するのかむずかしい問題です。
事前によく話し合っておかないと、同棲後のトラブルに発展してしまうこともあるので、注意しましょう。
ここでは、初期費用の分担方法を3つ紹介します。
初期費用を折半(割り勘)する
引っ越しにかかるすべての費用を折半(割り勘)する方法です。
均等に費用を分けるので平等と感じる方も多く、お金のことで揉める可能性も低くなります。
ただし、収入に差があるカップルは、収入が少ないほうから不満が出たり、負担になったりする可能性もあるので注意しましょう。
収入に応じて負担割合を決める
収入に応じて費用の負担割合を決める方法は、収入差があるカップルにおすすめの方法です。
お金に余裕のあるパートナーが多めに費用を出し、名義人になるといいでしょう。
なぜなら、同棲を解消するときは、収入の多いパートナーが引き続きそこに住み続ける可能性が高いからです。
収入に応じて負担割合を決めることで、お互いに無理なく新生活をスタートできます。
引っ越しにかかる初期費用を事前に貯金する
まだ初期費用が貯まっていないカップルは、パートナーと共同の貯める用口座を開設し、二人で協力して積み立てていく方法もあります。
一緒に貯めることで、信頼関係を築きやすくなり、引っ越し後の生活費分担や家計管理もスムーズに進められるようになります。
誰が口座の管理をするか、お互い毎月いくらずつ貯金するか、などのルールを事前に決めておけば、トラブルも回避できるでしょう。
二人暮らしに最適な間取り
同棲をはじめて、仲良く暮らすためには二人にぴったりの部屋を見つけることが重要です。
二人暮らしをするために最低限必要となる間取りは、二人の関係性によって変わります。
付き合いの長い二人には1LDK
お互いの生活スタイルや、性格をよく知っている場合には1LDKがおすすめです。
広いリビングで一緒にリラックスできる空間を確保することで、二人の関係をさらに深めていけるでしょう。
付き合いたての二人には2DK
お互いの生活スタイルがわからない場合は、一人の時間を確保できる間取りがおすすめです。
お互いへの理解が深まり、二人の時間を増やしたくなったら、片方の部屋を寝室にして、もう片方の部屋をリビングにするなど、柔軟に模様替えもできます。
家賃を抑えたい二人には1DK
家賃を抑えたい二人には、1DKがおすすめです。
少し変わった間取りですが、小さめのソファに食事用のテーブルを合わせたり、家具とレイアウトを工夫することで快適な間取りにできます。
お互い在宅ワークの二人には2LDK
新型コロナウイルスの影響で在宅ワークをしている方が増えています。
そのため、二人ともに在宅ワークをしている場合は、広い間取りの2LDKがおすすめです。
お互いに作業スペースを確保することで、仕事も生活もストレスなく過ごせるでしょう。
同棲は早くはじめたほうがお得
同棲すると、一人暮らしに比べて生活費が安くなる傾向にあります。
まず、家賃を二人で折半する場合、家賃10万円でも一人の負担額は5万円です。
通常一人暮らしする際の家賃は5万円前後かかりますが、部屋自体も狭くなります。
しかし、家賃10万円の部屋は1〜2LDKの場合が多いので、広々とした生活ができるようになるでしょう。
また、総務省統計局の調査によると、関東地方の一人暮らしの生活費は約17万円で、二人暮らしの場合は約32万円です。
一人当たりで計算すると生活費は約16万円なので、わずかですが生活費も安くなります。
二人で協力して自炊をして食費を抑えたり、格安電力会社などを利用したりすれば、さらに生活費を安く抑えられるでしょう。
出典:「家計調査 家計収支編 単身世帯<用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 都市階級・地方別(2024年4~6月期)」(総務省統計局)(2024年8月26日に利用)
「家計調査 家計収支編 二人以上世帯<品目分類>1世帯当たり(四半期計)の支出金額,購入数量及び平均価格 都市階級・地方・都道府県庁所在市別(2024年4~6月期)」(総務省統計局)(2024年8月26日に利用)
同棲したほうが貯金しやすい
二人暮らしのほうが月々の生活費は安くなるので、二人で協力して貯金をしたほうが貯まりやすくなります。
そのため、同棲をはじめたあとに旅行資金や結婚資金などを貯めはじめると成功する可能性が高くなるでしょう。
二人暮らしに必要な生活費の内訳
家賃のほかにも、光熱費や食費、日用品などの生活費が毎月必要になります。
毎月かかる生活費
内容 | 費用 |
---|---|
食費 | 9万2,110円 |
光熱費(電気・ガス・水道) | 2万3,048円 |
通信費 | 1万1,422円 |
日用品費 | 3,883円 |
出典:「家計調査 家計収支編 二人以上世帯<品目分類>1世帯当たり(四半期計)の支出金額,購入数量及び平均価格 都市階級・地方・都道府県庁所在市別(2024年4~6月期)」(総務省統計局)(2024年8月26日に利用)
毎月かかる生活費だけでも約13万円必要です。
ただし、この食費には外食が含まれていないため、毎月何回くらい外食するかで費用が変動します。
また、アルコール代も食費に大きく関わります。
電気代や通信費は格安会社を利用するか、通信費に関してはインターネット無料の物件を選ぶことで費用を抑えられます。
同棲カップルによって変動する生活費
内容 | 費用 |
---|---|
交際費 | 1万1,102円 |
被服費 | 1万1,603円 |
医療費 | 1万6,256円 |
交通費 | 7,544円 |
出典:「家計調査 家計収支編 二人以上世帯<品目分類>1世帯当たり(四半期計)の支出金額,購入数量及び平均価格 都市階級・地方・都道府県庁所在市別(2024年4~6月期)」(総務省統計局)(2024年8月26日に利用)
交際費や被服費など、カップルによって大きく変動する項目です。
友達とよく会うのが好きな方は交際費が高くなり、ファッションや美容が好きな方は洋服や美容代が高くなるでしょう。
表に記入している金額はあくまでも平均額なので、実際の金額は個々のライフスタイルや趣味によって大きく異なる場合があります。
そのため、自分たちの生活に合わせた予算を考えてみましょう。
同棲の生活費の分担方法
同棲の生活費の分担方法は、主に3つあります。
折半する
収入に応じて割合を決める
毎月決まった額を共通の財布に入れる
まず、収入に関係なく、平等に折半する方法です。
一見、公平で揉め事が少なそうですが、実際にはどちらかが多く支払っている場合や、合計金額を算出する手間がかかるため、面倒になる可能性もあります。
収入に応じて割合を決める方法は、収入が少ないほうは負担が軽減されるため、より平等に感じられます。
毎月決まった金額を共通の財布に毎月入れ、そこから必要な生活費を支払う方法は、仲のいいカップルにおすすめです。
余った金額を毎月貯金すれば、記念日や旅行など二人の思い出に活用できるでしょう。
関連記事:同棲の生活費はどのくらい必要?節約方法や平等な分担方法も紹介
引っ越し費用を節約する3つのコツ
引っ越し費用を抑えられれば、同棲にかかる全体的な初期費用の金額を安くできます。
荷物は極力減らす
荷物は少ないほうが引っ越し費用が安く済みます。
お互いに要らないものは断捨離して、引っ越し当日の荷物をできるだけ少なくしておきましょう。
引っ越し業者の繁忙期は避ける
引っ越し業者の繁忙期を避けることが重要です。
一般的に3〜4月は引っ越し業者の繁忙期なので料金も上がります。
繁忙期と人気の土日や時間帯を避けることで、少しでも安く引っ越しができます。
「平日・時間指定なし」にするだけで、引っ越し費用が大きく異なる場合があるので、引っ越し時期や時間に拘らなくて問題ない方は、ぜひ活用してみてください。
複数社見積もりを取って比較する
引っ越し業者を頼む際は、複数社に見積もり依頼し、比較しましょう。
2〜3社くらい見積もりを取ると、あとから見積もりに来た業者が安くしてくれることもあります。
同棲をしたいけど初期費用の用意がむずかしいならsmooth!
同棲をはじめるには、タイミングが重要です。
お互いが「同棲したい」と考えたときがベストなタイミングといえます。
しかし、タイミングが合っても初期費用が足りずに諦める場合もあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、初期費用分割あと払いサービス「smooth(スムーズ)」です。
smoothを使えば初期費用を分割で同棲をはじめられる
同棲をはじめるにはさまざまな費用がかかりますが、その中でも賃貸の初期費用は大きな割合を占めます。
smoothは、その賃貸契約の初期費用を分割払いできるサービスです。
これまでまとまった貯金がなく同棲を諦めていた方も、smoothを使えばすぐに同棲生活をはじめられます。
smoothは、基本的にほとんどの部屋で利用できるため、二人で暮らす部屋の選択肢を狭めることなく、初期費用の突発的な負担を抑えながら、同棲をはじめられます。
smoothを使うとお得な理由
初期費用の一時的な負担を抑えるために、お金を借りたり、クレジットカードで分割払いできる不動産会社を探したりする方法があります。
ただし、金利の高い借入や、家族からお金を借りるのは大変です。
また、クレジットカードの分割払いは一見お得に見えますが、手数料が高く、利用限度額も圧迫されるため、あまりおすすめできません。
しかし、smoothなら6回払いまで手数料無料で分割払いできるため、支払い総額も変わらずにお得です。
smoothが、手数料なく分割できる仕組みについては「初期費用を分割できるスムーズの仕組み」をご覧ください。
支払いシミュレーションの比較例
家賃10万円の支払いシミュレーションです。
現金 | クレジットカード(6回払い) | スムーズ (6回払い) | |
---|---|---|---|
最初に支払う初期費用 | 55万円 | 0円 | 0円 |
かかる費用のトータル | 55万円 | 57万3,084円 | 55万円 |
手数料 | 0円 | 2万3,084円 | 0円 |
半年間の月々の支払い額 | 0円 | 9万4,493〜9万5,723円 | 9万1666円 |
折半したときの月々の一人当たりの負担額 | 0円 | 4万7,219〜4万7,861円 | 4万5,833円 |
選べる物件の幅 | どこでもOK | 物件が限られる | ほぼすべての物件OK |
※クレジットカードの手数料は、JCBカードの6回払いを参考にしています。
同じ6回払いでも、クレジットカードとsmoothのトータル費用の差は2万円以上あり、その差額は家具をひとつ買えるほどの金額です。
出典:JCBカード「ショッピング分割払いのシミュレーション(手数料、お支払い合計金額)」
smoothを利用した人の口コミ
実際に、「smooth」を利用された方々から喜びの声を多くいただいています。
[20代前半 男性]
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デメリットや背負うものがなく、初期費用の負担を軽減できた。
ほかにも多くの方から喜びの声をいただいています。
口コミ・レビューを参考に、安心してsmoothを利用しましょう。
まとめ
同棲をはじめるには、賃貸の初期費用や引っ越し費用、家具・家電代を合わせて、家賃の8〜10か月分くらいが必要になります。
これらの費用を事前に用意できれば、スムーズに同棲をスタートできます。
また、引っ越し業者の繁忙期を避けたり、複数社に見積もりを取ったりすることで、費用の節約も可能です。
ただし、計画通りに引っ越し費用を貯められなくても、初期費用が分割払いできるsmoothを利用すれば予定通りに引っ越しができます。
引っ越し費用がなかなか貯まらず、二人暮らしできていないカップルは、ぜひ活用してみてください。