初期費用30万円って高いの?相場っていくらくらいなの?

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監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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皆さんは引っ越しをする際の初期費用を気にしたことはありませんか?引っ越しを経験したことのある方はかなりの負担になったことが記憶に強く残っているのではないでしょうか。

引っ越しをする際に一番の負担になる初期費用ですが、仲介会社から初期費用30万円と言われた際、高いのか安いのかはっきりと判断付かない人も多いのではないでしょうか。

この記事では初期費用の計算の仕方から初期費用の負担を軽減する方法等を解説しています。

この記事を最後まで読んで引っ越しの負担を軽減してください。

まず初期費用って何?

初期費用とは一般的に引っ越しの際に不動産仲介会社に支払うお金のことを言います。

敷金や礼金、仲介手数料、前払い家賃、保険、保証費用、鍵交換費用等様々な項目が該当します。

順を追って説明していくと、敷金とはもしもの時に使うお金です。 借主が家賃の支払いを滞納したり、退去時に清掃費用が必要になった際に使用されるお金です。もし使われなかった場合、全額返金される、もしもの時の保険費用と考えて間違えはないでしょう。 敷金での注意点としては、敷金項目内に敷引と記載されている場合、返金はないため注意しましょう。最近では清掃費用を別途請求する仲介会社も多いため敷金が安めに設定されていることもあります。

次に礼金です。礼金とは家主に対して貸してくれてありがとうという意味を込めたお礼のためのお金です。今では人口が減っていることもあり、空室が増えているため、不要なお金ととらえる人も増えているようです。 実際に大手のポータルサイトでも40%以上の物件が礼金無料で入居できます。年々礼金が安くなっているため、値切りも以前よりハードルが下がっているようです。 しかし、人気の新築物件やタワーマンション等に関しては、入居の際には、いまだに礼金がかかる物件が多いようです。

前払い家賃に関しては、引き落とし設定に猶予を持たせるために、最初に支払う家賃になります。

初期費用の相場ってどれくらいなの?

これまで初期費用の各項目について詳しくご説明してきましたが、一体それぞれいくらくらいかかるのか、合計でいくらかかるのかについてご説明していきます。

初期費用の合計金額の相場は家賃の5~6か月分と言われています。

それぞれの相場は、敷金、礼金が1か月~2か月分、前払い家賃が1か月分、その他に関しては合計して1か月分~2か月分です。 そのため、家賃10万円の物件に住むのであれば、50万円~60万円ほどになる計算になります。一般的に給料の3分の1を家賃にする風習があるため、給料2か月分と考えてもよいでしょう。

貯金をしている方でもしていない方でも給料2か月分の支払いはかなり厳しい方が多いのではないでしょうか。

次の項ではどのように初期費用を節約していくのかをご説明していきます。

初期費用を払うのが難しい場合は?

この項では、引っ越しのタイミングで一番大きな負担となる初期費用の負担をどう軽減していくのかについてご説明していきます。

方法としては大きく分けて3つです。

初期費用自体を安くする方法

初期費用は条件を見直すことで安くすることができます。

基本的に家賃に連動して各項目の金額が決まっているため、家賃を抑えることで初期費用は安くなりますが、住みたい家を諦めることにもなるので本末転倒です。

一番交渉しやすいのは礼金です。礼金は戦後作られた風習がいまだに残っているもので、先述の通り安くなっている傾向にあります。

もし礼金が同条件程度の近辺物件より高い場合は仲介会社に一度相談することをお勧めします。

クレジットカードを使用する方法

以前は現金払いがメインでしたが、少しずつクレジットカードで支払いができる仲介会社が増えてきています。

クレジットカードで支払うことで、分割払いやリボ払いなどで月々の支払額を調整できます。

デメリットとしては大きく2つあり、手数料分高くなってしまう、対応している物件数がいまだ少ないという点です。

クレジットカードを利用することにより、普段から生活費の支払い等にクレジットカードを使用している方は、使用可能枠が減り、生活しづらくなる可能性もあります。

分割払いやリボ払いをすることにより、実質年利10%前後支払い額が高くなり最終的な負担が重くなる可能性もあります。

さらにクレジットカード払いにすべての物件が対応しているわけではないので、場所によっては希望の物件を諦める必要性が出てきます。

初期費用を無料で分割払いする方法

皆さんはスムーズというサービスをご存じですか?スムーズというサービスを利用することで、初期費用を分割払いすることができます。

さらにクレジットカードや消費者金融等とは違い、6回払いまでであれば手数料無料で分割払いをすることができます。

最大24回払いまで選択することができ、クレジットカードの利用枠を気にせず利用することができます。

初期費用を無料で分割払いできることで、最終の支払額を変えず、引っ越しの負担を格段に軽減できるため、とにかくお勧めのサービスです。

スムーズではエリアや条件に合ったおすすめの仲介会社の紹介などもできるため、引っ越しをご検討の際はLINEから話だけでも聞いていいのではないでしょうか。

最後に

この記事では初期費用の見積もりが30万円だった際の判断基準から負担の軽減方法まで説明してきました。

基本的に初期費用は家賃の5か月分から6か月分と言われているため、住もうとしている物件の家賃を確認して初期費用が適正かを確認しましょう。 また、スムーズでは6回までであれば、手数料無料で分割払い可能なので引っ越しを検討中の方はぜひご利用ください。

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監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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