【なぜ高い?】賃貸の初期費用を下げるには?負担を減らす方法を紹介

folder-icon
初期費用
初期費用
340235 s-min

賃貸物件を借りる時の初期費用は、入居に必要な費用をまとめて一度に支払うため高くなりやすいです。

賃貸物件を借りたことがある方なら一度は「初期費用高すぎ!」と思ったことがあるのではないでしょうか。

しかし、不動産会社から提示される初期費用には必須の費用任意の費用があります。

そのため初期費用について理解しないまま賃貸物件を契約してしまうと、損をしてしまう可能性があります。

この記事では、賃貸初期費用の基礎知識初期費用を賢く抑える方法について詳しく解説します。

記事の最後では初期費用分割あと払いサービス「smooth」について紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

author-image
監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

logo

初期費用のあと払いで
お金に悩まずお引越ししませんか?

  • ポイント16・12・24回払いから、
    好きな支払回数を選んであと払いに!
  • ポイント2どんなお部屋でも利用OK
  • ポイント3LINEでかんたん登録

賃貸初期費用の基礎知識

初期費用

賃貸契約時に大家や不動産仲介業者に支払う費用を初期費用といいます。 よく耳にする敷金や礼金、仲介手数料なども初期費用の一種です。

以下のような書面で金額が確認できます。

初期費用計算シート

合計金額だけに注目すると高いと感じ、不信感を抱くかもしれませんが、それぞれの項目について詳しく知ることで納得できるでしょう。

賃貸契約の初期費用の相場

初期費用は、賃料(家賃)の金額によって合計金額が大きく異なります。

一般的な相場は家賃の4~7ヵ月分です。

ただし不動産会社により多少変動しますので、物件の問い合わせ時に初期費用の目安を確認しておくことをおすすめします。

初期費用項目ごとの相場

ここでは一般的な初期費用項目の役割と相場をご紹介します。

敷金

敷金とは、家賃滞納や修繕費の担保として大家に預けておくお金のことです。

相場は家賃1ヶ月分ですが、人気物件やペット可物件では敷金2ヶ月分以上に設定されているケースも多々あります。

預けておくお金なので、退去時に修繕費を差し引いて残ったお金は返還されます。(残金がない場合は返金なし) 居住用として物件を借りる場合は敷金に消費税はかかりません。

また、九州や関西地方では敷金を「保証金」項目で記載しているケースもあります。

礼金

礼金とは部屋を貸してくれることへのお礼として支払うお金です。 敷金と異なり退去時に返金されることはありません

相場は家賃1カ月分ですが、敷金と同様に人気物件は家賃2ヶ月で設定されているケースもあります。 居住用として物件を借りる場合は礼金には消費税はかかりません。

また、九州や関西では礼金を「敷引き」という項目で記載しているケースもあります。

仲介手数料

仲介手数料とは不動産仲介会社のサポートの対価として支払うお金です。

不動産会社は、入居までに主に以下のようなサポートを行います。

  • 物件探しや内見の手配

  • 大家や管理会社との交渉

  • 重要事項説明

  • 契約締結の準備

相場は家賃1ヶ月+消費税が一般的で、法律でも「家賃1ヶ月+消費税」が上限として定められています。それ以上請求することはできませんので覚えておきましょう。

詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

関連記事:賃貸物件の仲介手数料の相場は?半額や無料の仕組みをご紹介

保証料

保証料とは家賃保証会社へ加入するための費用です。

家賃保証会社は、入居者がやむを得ず家賃を滞納した際に家賃の立替えを行います。 不動産会社から指定された保証会社に加入することが一般的です。

相場は家賃の50%~100%となっています。

関連記事:賃貸契約に必要な保証料とは?相場や支払い方法について解説

火災保険料

火災保険料とは、保険会社に支払う保険料です。

賃貸住宅では火災での損害に備えて損害保険に入ることが義務付けられており、不動産会社から指定された会社の保険に加入するケースが一般的です。

基本的には2年契約で、15,000円〜20,000円を一括で支払います。

鍵交換代

鍵交換代とは、鍵を新しいものに変えるための費用です。

前の入居者が鍵のコピーを作っていた場合、自由に出入りができてしまうことによるトラブルを防止するために行います。

相場は、一般的なドアで15,000円〜20,000円、オートロックなどの機能が搭載されているドアだと工事費込みで20,000円〜40,000円となります。

基本的には管理会社や大家が指定した鍵交換の業者に依頼することになりますが、自分で業者を選びたい時や自分で交換したい時は不動産屋に交渉をすることをおすすめします。

当月家賃、翌月家賃

当月家賃、翌月家賃とは部屋の賃借代として大家に支払う費用です

当月家賃は入居した日数分だけ日割りで請求されますので、15日から部屋を借りる場合は家賃の約半分が請求されます

翌月家賃は入居する月の翌月分の家賃のことで、1ヶ月分請求されます。

24時間サポート/安心サポート

24時間サポートは、マンション・アパートの設備トラブルを解決してくれるサービスです。 水回り設備の不具合、鍵紛失時の緊急対応、不審者や騒音などにまつわる問題の解決など、様々なトラブルに対応をしてくれます。 365日24時間対応してくれるプランもあり、対応内容は様々です。

相場は、2年契約で10,000円~20,000円です。

除菌消臭代

除菌消臭代とは、入居前に消臭や除菌作業を行う費用のことです。

別名でサニタリーパック、抗菌サービス、消臭抗菌代、クリーンアップなどとよばれることもあります。

記事内LINEバナー_b4_ボタン付き

【賃貸初期費用】必須の項目と任意の項目

費用 家賃 初期費用

ここまで紹介した項目の中でも必ず支払わなければならない費用任意で選択できる費用があります。

以下に表にまとめましたので賃貸契約時の参考にしてください。

項目必須/任意説明
敷金必須(※)賃貸契約終了時の原状回復費用の保証金
礼金 必須(※)契約時に大家に支払う謝礼金
前家賃必須契約開始月の家賃の前払い
仲介手数料 必須(※)不動産会社に支払う手数料
火災保険料必須火災や地震などの災害に備える保険料
鍵交換費用任意 新しい鍵に交換するための費用
保証会社利用料任意 保証会社を利用する際の費用
クリーニング費用任意入居前の清掃費用
インターネット接続費用任意 インターネット接続の初期費用

(※)請求されないケースもある

上記の表は一般的なケースを示していますが、物件や地域によって異なる場合があります。 具体的な費用については賃貸契約時に詳細を確認することをおすすめします。

初期費用を安く抑える・負担を軽減する方法

対策

ここからは初期費用を安く抑える、また負担を軽減する方法をご紹介します。

1.減額の交渉する

不動産会社を経由して大家さんに、または大家さんに直接交渉して初期費用を減額してもらう方法です。

見積書をもらった際に下記のような交渉をすることがコツです。

「初期費用を減らしてくれたら、すぐに初期費用の支払いと賃貸借契約をします」

不動産会社、大家ともに入居者が早く決まることは喜ばしいことですので、交渉が進めやすくなります。

下記に具体的な方法を記載します。

  • 礼金を無しにできないか交渉する

  • 敷金を無しにできないか交渉する

  • フリーレントにできないか交渉する

  • 鍵交換代を安くできないか交渉する

  • 家賃保証会社を無しにできないか交渉する

  • 火災保険を自分で選べないか交渉する

しかし、交渉がうまくいくかは相手次第です。 安くなることもありますが、交渉がうまくいかないケースがほとんどです

また、値引き交渉をするお客さんを良く思わない大家が多いのも事実です。 これから自分が住むかもしれない家の大家との関係に影響が出るかもしれないことを考慮して交渉をしましょう。

関連記事:賃貸の初期費用を下げる交渉のコツを伝授。初期費用分割ならスムーズ

2.初期費用を無利子で分割払いする

交渉がうまく進まず、初期費用が下がらなかった場合や大家との関係を考慮して、無理な値下げをしたくない場合などにおすすめの方法です。

「初期費用のあと払いサービス smooth」を使えば「無利子(※)」で初期費用をあと払いすることができます。 あと払い手数料がかからず「事務手数料」や「利用手数料」などの追加費用も一切発生しません。

(※)6回払いの場合

関連記事:【必見】賃貸の初期費用は高い!スムーズの分割後払いシステムが超便利

記事内LINEバナー_b1_ボタン付き

賃貸の初期費用についてよくある質問

疑問

ここでは、賃貸の初期費用についてよくある質問をご紹介します。

初期費用はいつ支払う?

初期費用の支払いのタイミングは、入居審査が完了してから5日~10日以内が支払い期日として設定されることが多いです。 最も遅い場合でも、入居日の前日に設定されます。 それでは入居審査はいつ完了するのでしょうか? 入居開始までの流れを確認しましょう。

  1. 入居申し込み

  2. 入居審査

  3. 契約書類や初期費用の請求書作成

  4. 初期費用の請求

  5. 初期費用の支払い

  6. 契約書類に署名・捺印のうえ鍵の受け取り

  7. 入居

初期費用の支払い方は?

一般的に、管理会社や大家の指定する銀行口座に振込払いをするケースがほとんどです。

しかし新生活を始めるにあたって、家賃の4~7ヵ月分の大金を一度に支払うのを避けたい方も多いはずです。最近ではクレジットカード払いや無料の初期費用立替払いサービスを使う人も増えてきています。

不動産会社によって初期費用の金額は違う?

実は、契約する不動産会社によって同一の物件でも初期費用の金額が異なることがあります。

主に以下のような要因で初期費用が変動します。

  • 仲介手数料の金額

  • 敷金、礼金の有無や金額

  • 火災保険料

  • 保証会社利用料

  • 鍵交換費用

  • その他の費用

仲介手数料は不動産会社により異なるため、家賃1ヶ月分(+消費税)の場合もあれば、0.5ヶ月分(+消費税)の場合もあります。

また、敷金礼金の取り扱いも不動産会社やオーナーによって異なる場合があります。

火災保険料と保証会社利用料については、不動産会社ごとに契約している会社が異なるため利用料金も異なるでしょう。

鍵交換費用は不動産会社によっては、無料の場合もあります。

同一の物件でも複数の不動産会社から見積もりを取ってみることで、初期費用を比較しお得な条件で契約できます。

初期費用以外にかかる費用も忘れずに

初期費用

新たに賃貸物件を借りて引っ越しをするとなると、賃貸契約の初期費用以外にもさまざまな費用がかかります。 見落としていると、思わぬ出費となり「払えない!」となる可能性もあるのでいくらくらい必要になるか想定しておきましょう。

引っ越し費用

引っ越し費用は、「荷物の量」「移動距離」によって金額が異なります。

また、時期により金額が変動するのも引っ越し費用の特徴です。 引っ越す人が増加する3~4月は、繁忙期と呼ばれ一年の中で一番料金が高くなってしまうので覚えておきましょう。

一人暮らしの方が短距離で引っ越しを行う場合、3~4万円ほどの引っ越し費用が必要になります。

引っ越し費用を抑える方法

引っ越し費用をなるべく安く抑えるなら以下のような方法があります。 ・相見積もり ・単身パック ・自分で荷物を運ぶ

引っ越し費用をなるべく安く抑えるには、複数の引っ越し業者へ相見積もりを取りましょう。 いくつかの引っ越し業者に見積もりを出してもらうことで、価格が一番安い業者へ依頼ができます。

また一人暮らしの引っ越しなら、「単身パック」が利用できるか検討してみましょう。 運べる荷物の量が限られてしまいますが、料金が明確化されているため、訪問見積もりの手間もありません。

その他可能であれば、自分で荷物を運ぶ方法も考えてみましょう。 ただし冷蔵庫や洗濯機など大きな家電がある場合は、軽トラックを借りる必要があります。 大きな家電は一人で運ぶのが難しいので、家族や友人に手伝ってもらわなければなりません。 車を借りる費用や、手伝ってくれた方へ渡すお礼などを考えると、引っ越し業者へ依頼した方が安くすむ可能性があるので注意しましょう。

家具・家電購入費用

これから新生活を始める方は、家具や家電を揃えなければなりません。 あくまで目安ですが、一人暮らしの方が生活必需品を一から揃えると15~20万円ほどかかります。

今まで使っていた家具や家電を新居で使おうと考えている方も、3~5万円ほどは余分に用意しておいた方が良いでしょう。 引っ越してみてから「カーテンの丈が合わない」「家具が合わない」といった理由で買い替えが必要な場合があります。 少し余裕を持った資金計画を立てておくことをおすすめします。

家具・家電購入費用を抑える方法

家具や家電の購入費用を抑えるなら、 ・フリマアプリやオークションで購入 ・人から譲ってもらう ・レンタルする ・家具家電付き物件を選ぶ といった方法がおすすめです。

引っ越しに向けて準備を進めていると、初期費用や引っ越し費用で数万円〜数十万円の費用がかかってきます。 引っ越しにかかる費用をなるべく抑えたいなら、できるところで節約していきましょう。

記事内LINEバナー_b2_ボタン付き

賃貸契約の初期費用をお得に払うならsmooth!

検討

「smooth(スムーズ)」は、賃貸契約に必要な初期費用を分割あと払いにできるサービスです。 現在まとまった貯金がなく引越しを諦めていた方も、すぐに引越しをしていただけます。 smoothは基本的にどんな物件でも使っていただけるため、部屋探しの選択肢を狭めることなく、初期費用の突発的な負担を抑えながら引っ越せます

初期費用の分割払い

smoothを使うとお得な理由

初期費用の一時的な負担を抑えるためには、お金を借りてきたり、クレジットカードで分割払いできる不動産会社を探したり、といった方法があります。

しかし、賃貸契約のために高い金利を払ってお金を借りたり、家族や親しい友人にお金を借りたりするのは労力がかかります。 またカードの分割払いはポイントが溜まるため一見お得に見えますが、手数料が高く、利用限度額も圧迫されてしまうのでおすすめできません。

smoothを使えば、手数料ゼロで6ヶ月の分割払いできるため支払い総額が増えることはありません。

手数料なく分割できる仕組みについてはこちらをご覧ください。 

スムーズの仕組み

クレジットカードでのリボ払いや分割払いはかえって高額に!

クレジットカードでの分割払いやリボ払いの場合、一括での高額な支払いを避けることができるので、手元資金に余裕がない場合にはとても良いサービスです。

しかし注意したいのは分割手数料分がかかってくることです。 実際に支払わなければいけない金額は総額は、初期費用が高いこともあり手数料も高額になりがちです。 クレジットカードの分割手数料の年率はおおよそ12.00~15.00%となっております。例えば、初期費用40万円の場合は実際の総額は448,000~460,000円になります。

クレジットカードでの初期費用支払いをする時は最終的な支払い金額に注意してから判断をしましょう。

【口コミ】遠方から上京タイミングでも、スムーズなら不動産屋に出向くことなく引越せる(Sさん・20代前半)

利用者の声 Sさん

smoothを活用したSさん(20代前半)より、smoothの感想をいただきました!

「わざわざ出向かなくても、全部遠方の実家にいて完結できた」「内見もオンラインでできたので、助かりました」

遠方からでもオンラインで完結でき、引っ越しができたSさんの感想をぜひご覧ください。

初めての上京、お引越しもスムーズがオンライン体験でサポート|株式会社スムーズ(smooth.jp)

その他の利用者の声はコチラ

まとめ

  • 初期費用の相場は家賃4〜7ヵ月分

  • 初期費用には必須項目と任意項目がある

  • 初期費用の支払いは遅くとも入居の前日

  • 初期費用は一般的には一括払い

  • クレジットカードや分割払いサービスを使って賢く引っ越すことがおすすめ

家賃6万円の物件で「24〜42万円」の初期費用が必要になります。 初期費用の他にも家具家電購入費用や引っ越し費用がかかるため、上手に節約して楽しい新生活を始めましょう。

prop_1
他サイトにはない非公開物件をスムーズで探そう!
prop_1

author-image
監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

まずは分割払いの審査を
無料で受けてみよう!

LINEアプリが開きます