【なぜ高い?】賃貸の初期費用を下げるには?負担を減らす方法を紹介

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初期費用
初期費用
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「引越しの初期費用が高すぎる!」

不動産業者から提示された初期費用を見て、そう感じる方は多いのではないでしょうか?

新生活には家具代や家電の購入費用、引っ越し費用などたくさんお金がかかるため、できるだけ出費を抑えたいという方はとても多いはずです。

なぜ初期費用は家賃数ヶ月分もかかるのでしょうか?

ここでは賃貸契約の初期費用の相場や内訳、知らないと損をするお得な知識についてご紹介します。

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監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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賃貸契約の初期費用とは?

賃貸契約をした際に、入居者が大家さんや不動産仲介業者に支払う費用を初期費用といいます。 敷金や礼金、仲介手数料、火災保険料、当月家賃、翌月家賃などが含まれます。

「家具や家電の購入費用」「引っ越し費用」を含めて初期費用と呼ぶこともありますが、不動産業者に支払う初期費用にそれらは含まれません。

賃貸契約の初期費用の相場

一般的に、賃貸契約の初期費用は家賃の4~5ヵ月分と言われています。

敷金や礼金が何ヶ月に設定されているか、24時間サポートや鍵交換代などの追加費用がどれくらいかかるかで多少の変動がありますので気になる物件があるときは不動産屋に確認をすることをおすすめします。

賃貸契約の初期費用の内訳

どの項目が初期費用に含まれるかは大家さんや管理会社が設定するために物件ごとに異なります。

自分の住みたい物件の初期費用の内訳が気になる時は、お部屋探しをお願いしている不動産屋に頼んで詳細を見せてもらいましょう。

ここでは一般的な賃貸契約の時の初期費用の内訳をご紹介します。

敷金とは

敷金とは大家さんから物件を借りるために担保として預ける保証金です。

家賃の支払いが滞ってしまった際に、預けている敷金が補填されます。また、部屋を退去するときの原状回復のための費用として使われます。原状回復のための修理負担で使われた場合、残った金額は入居者に返還されます。

目安は「家賃1カ月分」ですが、時々敷金2ヶ月分の物件もあります。そういった物件は条件が良く、すぐに借り手の見つかる物件であることが多いです。

また、居住用として物件を借りる場合は敷金には消費税はかかりません。

九州や関西では敷金を「保証金」項目で初期費用を記載されるケースもあります。

礼金とは

礼金とは大家さんに対して、お部屋を貸してくれることへのお礼の意味として支払うものになります。敷金と違って、退去時に返金されることはありません。

礼金も「家賃1カ月分」が目安ですが、敷金と同様に条件が良い物件は2ヶ月で設定されていることもあります。

また、居住用として物件を借りる場合は礼金には消費税はかかりません。

九州や関西では礼金を「敷引き」という項目で初期費用を記載されるケースもあります。

仲介手数料とは

仲介手数料とは不動産仲介会社へのサポートへの対価として支払うものになります。

サポートの具体的な内容としては物件探しや内見の手配、大家さんや管理会社さんとの契約条件の交渉、重要事項説明、契約締結の準備や実施などがあります。

目安としては「家賃1ヶ月+消費税」に設定されることが多く、法律上でも「家賃1ヶ月+消費税」が上限として定められています。

火災保険料とは

損害保険会社に支払う保険料になります。

賃貸住宅では火災での損害に備えて損害保険に入ることが義務付けられており、不動産会社から指定された会社の保険に加入するケースが多いです。また、基本的には2年契約となります。

目安としては「1.5万円から2万円」になります。

当月家賃、翌月家賃とは

当月家賃、翌月家賃とはその名前の通り部屋の賃借代として大家さんに支払う費用になります。当月家賃は実際に部屋を借りる日数分だけ請求される形となりますので、15日から部屋を借りる場合は家賃の約半分が請求されます。

翌月家賃は部屋を借りた月の翌月の家賃にあたり、先払いをするだけなので借りる側に損はありません。また、翌月家賃は「前家賃」とよばれることもあり、物件によっては翌々月分も請求されるケースがあります。

鍵交換代とは

鍵交換代とは、前にその部屋に設置されていた鍵を新しいものに変えるための費用になります。

前の入居者が鍵のコピーを作っていた場合、自由に出入りができてしまうことによるトラブルなどを防止するために鍵交換は行われます。

目安としては通常の扉であれば「15,000円」から、オートロックなどの機能が搭載されている扉だと工事費込みで「20,000円から40,000円」となります。

基本的には管理会社や大家が指定した鍵交換の業者に依頼することになりますが、自分で業者を選びたい時や自分で交換したい時は不動産屋に交渉をすることをおすすめします。

家賃保証料とは

家賃保証料とは借り手が家賃保証会社へ加入するための費用になります。家賃保証会社は部屋の借り手が何かしらの理由で家賃の支払いが滞ってしまった際に、大家への家賃の立替え払いを行います。家賃保証会社が立替えを行った際、借り手は家賃保証会社へ家賃の返済を行う形になります。家賃保証会社は大家や管理会社が決めたものに入るケースが多いです。

目安は「家賃の50%~100%」の間となっています。

24時間サポート/安心サポートとは

「24時間サポート」はマンション、アパートなど住まいの設備などのトラブルを解決してくれるサービスです。水回り設備の改修、鍵の紛失時の緊急対応、不審者や騒音などにまつわる問題の解決など様々なトラブルに対応をしてくれます。365日24時間対応してくれるプランもあり、対応内容は様々なので事前に確認をしてみましょう。

依頼先の業者は管理会社や大家が事前に決めていることが多く、自分で選びたい際は不動産屋への相談が必要になります。

目安は2年間の契約に対して「1万円~2万円」になります。

除菌消臭代とは

除菌消臭代とは名前の通り、お部屋を借り手に引き渡す際に、清掃に合わせて消臭や除菌作業を行うための費用になります。

別名で「サニタリーパック、抗菌サービス、消臭抗菌代、クリーンアップ」 とよばれることもあります。

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初期費用を安く抑えたり、負担を減らす方法

対策

初期費用を安く抑える、また負担を減らす方法をご紹介します。

①不動産会社、大家と交渉する

部屋探しをお願いしている不動産仲介会社を経由して大家さんに、もしくは直接大家さんに交渉して、初期費用に含まれる費用を減らしてもらう方法です。

コツとしては、見積書をもらった際に下記のような交渉をすることです。

「初期費用を減らしてくれたら、すぐに初期費用の支払いと賃貸借契約をします」

不動産会社、大家ともに入居者が早く決まることは喜ばしいことですので、交渉が進めやすくなります。 下記より具体的な方法を記載します。

  • 礼金を無しにできないか交渉する

  • 敷金を無しにできないか交渉する

  • フリーレントにできないか交渉する

  • 鍵交換代を安くできないか交渉する

  • 家賃保証会社を無しにできないか交渉する

  • 火災保険を自分で選べないか交渉する

しかし、交渉がうまくいくかは大家さんの意思次第です。安くなることもありますが、交渉がうまくいかないケースがほとんどです。

また、値引き交渉をしてくるお客さんを良く思わない大家が多いのも事実です。これから自分が住むかもしれない家の大家との関係に影響が出るかもしれないことを考慮して交渉をしましょう。

②初期費用を無利子で分割払いする

不動産会社、大家との交渉がうまく進まず、初期費用が下がらなかった場合。もしくは大家との関係を考慮して、無理な値下げをしたくない場合などにオススメの方法です。

「初期費用のあと払いサービス スムーズ」を使えば「無利子」で初期費用をあと払いすることができます。 あと払い手数料がかからず「事務手数料」や「利用手数料」などの追加費用も一切発生しません。

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初期費用はいつ支払う?

初期費用の支払いのタイミングは、入居審査が完了してから5日~10日以内が支払い期日として設定されることが多いです。 最も遅い場合でも、入居日の前日に設定されます。 それでは入居審査はいつ完了するのでしょうか? 入居開始までの流れを確認しましょう。

1、部屋の入居申し込みをします。

2、大家さん・管理会社・保証会社の入居審査があります。

3、入居審査に通過すると、管理会社が契約書類や初期費用の請求書を作成します。

4、初期費用の金額と支払い期日が借り手に伝えられます。

5、初期費用を支払います。

6、契約書類に署名・捺印し、鍵を受け取ります。

7、入居日から部屋に住むことができます。

初期費用の支払い方は?

一般的に、管理会社や大家の指定する銀行口座に振込払いをするケースがほとんどです。

しかし新生活を始めるにあたって、家賃の4~5ヵ月分の大金を一度に支払うのを避けたい方も多いはずです。最近ではクレジットカード払いや無料の初期費用立替払いサービスを使う人も増えてきています。

初期費用以外にかかる費用も忘れずに

新たに賃貸物件を借りて引っ越しをするとなると、賃貸契約の初期費用以外にもさまざまな費用がかかります。 見落としていると、思わぬ出費となり「払えない!」となる可能性もあるのでいくらくらい必要になるか想定しておきましょう。

引っ越し費用

引っ越し費用は、「荷物の量」「移動距離」によって金額が異なります。

また、時期により金額が変動するのも引っ越し費用の特徴です。 引っ越す人が増加する3~4月は、繁忙期と呼ばれ一年の中で一番料金が高くなってしまうので覚えておきましょう。

一人暮らしの方が短距離で引っ越しを行う場合、3~4万円ほどの引っ越し費用が必要になります。

引っ越し費用を抑える方法

引っ越し費用をなるべく安く抑えるなら以下のような方法があります。 ・相見積もり ・単身パック ・自分で荷物を運ぶ

引っ越し費用をなるべく安く抑えるには、複数の引っ越し業者へ相見積もりを取りましょう。 いくつかの引っ越し業者に見積もりを出してもらうことで、価格が一番安い業者へ依頼ができます。

また一人暮らしの引っ越しなら、「単身パック」が利用できるか検討してみましょう。 運べる荷物の量が限られてしまいますが、料金が明確化されているため、訪問見積もりの手間もありません。

その他可能であれば、自分で荷物を運ぶ方法も考えてみましょう。 ただし冷蔵庫や洗濯機など大きな家電がある場合は、軽トラックを借りる必要があります。 大きな家電は一人で運ぶのが難しいので、家族や友人に手伝ってもらわなければなりません。 車を借りる費用や、手伝ってくれた方へ渡すお礼などを考えると、引っ越し業者へ依頼した方が安くすむ可能性があるので注意しましょう。

家具・家電購入費用

これから新生活を始める方は、家具や家電を揃えなければなりません。 あくまで目安ですが、一人暮らしの方が生活必需品を一から揃えると15~20万円ほどかかります。

今まで使っていた家具や家電を新居で使おうと考えている方も、3~5万円ほどは余分に用意しておいた方が良いでしょう。 引っ越してみてから「カーテンの丈が合わない」「家具が合わない」といった理由で買い替えが必要な場合があります。 少し余裕を持った資金計画を立てておくことをおすすめします。

家具・家電購入費用を抑える方法

家具や家電の購入費用を抑えるなら、 ・フリマアプリやオークションで購入 ・人から譲ってもらう ・レンタルする ・家具家電付き物件を選ぶ といった方法がおすすめです。

引っ越しに向けて準備を進めていると、初期費用や引っ越し費用で数万円〜数十万円の費用がかかってきます。 引っ越しにかかる費用をなるべく抑えたいなら、できるところで節約していきましょう。

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賃貸契約の初期費用をお得に払うには?

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「smooth(スムーズ)」は、賃貸契約に必要な初期費用を分割払いにできるサービスです。 今現在まとまった貯金がなく引越しを諦めていた方にも、すぐに引越しをしていただけます。 smoothは、基本的にどんなお部屋でも使っていただけるため、お部屋探しの選択肢を狭めることなく、初期費用の突発的な負担を抑えながら、引っ越すをすることが出来ます。

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初期費用の一時的な負担を抑えるためには、お金を借りてきたり、クレジットカードで分割払いできる不動産会社を探したり、といった方法があります。でも、お部屋の契約のために高い金利を払ってお金を借りたり、家族や親しい友人にお金を借りたりするのって、大変ですよね。またクレジットカードでの分割払いも、ポイントが溜まったり一見お得なように見えますが、分割のための手数料もかなり高く、クレジットカードの利用限度額も圧迫されてしまうのでおすすめできません。

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クレジットカードでのリボ払いや分割払いはかえって高額に!

クレジットカードでの分割払いやリボ払いの場合、一括での高額な支払いを避けることができるので、手元資金に余裕がない場合にはとても良いサービスです。

しかし注意したいのは分割手数料分がかかってくることです。 実際に支払わなければいけない金額は総額は、初期費用が高いこともあり手数料も高額になりがちです。 クレジットカードの分割手数料の年率はおおよそ12.00~15.00%となっております。例えば、初期費用40万円の場合は実際の総額は448,000~460,000円になります。

クレジットカードでの初期費用支払いをする時は最終的な支払い金額に注意してから判断をしましょう。

賃貸契約の初期費用の相場は?お得に引っ越す方法は?のまとめ

  • 初期費用は家賃の4~5ヵ月分が相場

  • 初期費用の支払いは遅くとも入居の前日

  • 初期費用は一般的には一括払いが多い

  • クレジットカードや分割払いサービスを使って賢く引っ越すことがおすすめ

家賃6万円のお部屋で「24~30万円」の初期費用が必要になります。 初期費用の他にも家具家電購入費用や引っ越し費用がかかるため、上手に節約して楽しい新生活を始めましょう。

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高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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