「賃貸の仲介手数料って高い!取られ過ぎてない?」
「賃貸の仲介手数料の計算方法が知りたい!」
「そもそも仲介手数料って何のために払うの?」
部屋探しをしていると、仲介手数料について上記のような疑問が湧いてきませんか?
相場や必要性がわからないと、余計なお金を支払っていないか不安になりますよね。
この記事では仲介手数料について「計算方法と家賃別の比較」「必要性」や「法律上のルール」を解説していきます。
仲介手数料への不安を解消し、安心して部屋探しを進められるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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【賃貸】仲介手数料の計算方法と家賃別の金額
仲介手数料の相場は家賃の1か月分です。
物件や不動産会社によっては0.5か月分か無料になる場合があります。
さらに、仲介手数料には消費税(10%)がかかります。
仲介手数料の計算方法を式にすると下記のとおりです。
家賃1か月分の場合:家賃×1.1(税込)
家賃0.5か月分の場合:家賃×0.55(税込)
たとえば、家賃が10万円の物件の場合、仲介手数料は下記のようになります。
家賃1か月分:10万円×1.1(税込)=11万円
家賃0.5か月分:10万円×0.55(税込)=5万5千円
【比較】家賃別に仲介手数料を計算してみよう
仲介手数料がいくらになるのか、実際に計算してみましょう。
0.5か月分(税込)の場合 | 1か月分(税込)の場合 | |
---|---|---|
家賃8万円 | 4万4千円 | 8万8千円 |
家賃10万円 | 5万5千円 | 11万円 |
家賃12万円 | 6万6千円 | 13万2千円 |
同じ家賃でも計算の割合によって金額が大きく変わることがわかりました。
家賃が高くなるほど仲介手数料の金額も大きく変化するので、よく確認しておきたいところです。
なぜ賃貸の仲介手数料が発生するのか?
なぜ仲介手数料を支払う必要があるのでしょうか?
それは、仲介手数料が「部屋探しをサポートしてくれた対価」として、不動産会社に支払うお金だからです。
部屋探しで不動産会社を利用するとき、不動産会社から下記のようなサービスを受けます。
希望条件に合った部屋を紹介してもらう
内見の準備や案内
入居審査や契約関係の事務作業
契約前の重要事項の説明
お部屋の引き渡し
大家との連絡を取ってくれる
上記の作業を専門知識のない個人で行うのは大変難しいでしょう。
「個人でやるには大変・難しい」という専門的なことを引き受けてくれる対価として、不動産会社に支払うお金が仲介手数料なのです。
【賃貸】仲介手数料 のルールと上限
仲介手数料に関するルールや上限額も把握しておきましょう。
仲介手数料の上限や相場については、下記のようになっています。
仲介手数料の上限は家賃の1.1か月分(税込)
借主が家賃1.1か月分の仲介手数料を負担するのが一般的
仲介手数料は、宅地建物取引業法および国土交通省告示によって、上限などが定められています。
国土交通省告示の内容を簡単にまとめると、下記のとおりです。
仲介手数料の上限は家賃の1.1か月分
不動産会社が貸主と借主に請求できる金額は家賃の0.55か月分(税込)まで
承諾があれば貸主か借主の一方に家賃1.1か月分を請求できる
出典元:国土交通省告示|宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額・第四
貸主・借主それぞれ0.55か月分(税込)を請求するのが原則ですが、承諾を得たうえで借主が1.1か月分を負担するのが一般的になっています。
借主の承諾を得る方法としては、入居申込書や契約書にて「仲介手数料は借主が1.1か月分を負担する」旨を記載していることが多いです。
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まとめ
仲介手数料の計算方法や必要性について解説してきました。
仲介手数料は「部屋探しをサポートしてくれた対価」として、不動産会社に支払うお金です。
家賃が高くなるほど仲介手数料も高くなり、計算割合で金額も大きく変化します。
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