「初期費用を払う余裕がない‥‥」
「できるだけ初期費用は安く抑えて、家具・家電にお金を使いたい!」
など、初期費用をネックに感じている方も少なくないでしょう。
賃貸の部屋を借りるときに必要な「初期費用」の相場は家賃の4〜6か月分です。
決して安くない初期費用をできるだけ安く抑えたいですよね。
そこで本記事では、「初期費用を安く抑える方法」や「初期費用が安い賃貸物件のメリット・デメリット」、「安い賃貸物件を探すコツ」などを紹介します。
初期費用を安く抑えて、家賃が安い部屋を見つけたい方はぜひ参考にしてください。
初期費用を抑える8つの方法
初期費用を抑えるための方法として以下のような方法があります。
ゼロゼロ物件を探す
仲介手数料無料の物件や不動産を探す
フリーレントの物件を探す
分割払いができる物件を探す
家具・家電付きの物件を探す
入居日を月初にする
連帯保証人だけで借りられる賃貸物件を探す
閑散期を狙う
自分自身にあった方法を見つけることが重要です。
さっそく内容をチェックしていきましょう。
ゼロゼロ物件を探す
ゼロゼロ物件とは初期費用に含まれる、敷金・礼金が0円の物件のことを指します。
入居を促すために設備が整っている物件が多いのも特徴です。
しかし、初期費用すべてが無料というわけではなく、敷金・礼金以外は初期費用が発生します。ゼロゼロ物件でもかかる初期費用の内容は以下のとおりです。
前家賃
火災保険料
保証会社利用料
仲介手数料
鍵交換代
クリーニング代
ゼロゼロ物件という名前だけ聞くとすべて費用がかからないように聞こえますが、惑わされないようにしましょう。
仲介手数料無料の物件や不動産会社を探す
仲介手数料無料とは仲介業者に対して払う料金が0円ということです。
仲介手数料の金額は、物件の家賃1か月分+消費税が相場になります。
敷金・礼金と同じくらい初期費用を抑えられる項目です。
フリーレントの物件を探す
フリーレント物件とは、一定期間の賃貸料が0円になることです。
一般的には1〜2か月程度の家賃が無料になります。
ただし、フリーレントの物件は多くないので、見つけれた場合は一度話を聞いてみると良いでしょう。。
管理費・共益費がかかる場合もありますので不動産会社に確認が必要です。
分割払いができる不動産会社を探す
初期費用を分割で払う方法として、クレジットカード払いがあります。
しかし、初期費用をクレジットカード払いできる不動産会社を探すことが必須です。
家賃の数か月分かかる初期費用の負担を軽くしたいと考えている方にオススメの方法です。
また、現金で分割払いをする方法があります。
弊社「smooth」では、分割手数料が6回まで無料で利用できます。
クレジットカード払いできる不動産会社が見つからない方は、「smooth」での引っ越しもオススメです。
家具・家電付きの物件を探す
新生活を始めるなら、テレビや洗濯機、ベッドなどの家具・家電が必要になります。
今住んでいる家から持っていけない場合、新調しようと考える方も多いはずです。
ピンキリではありますが、家具・家電は1万円を超える高額なものが多く、すべて揃えると10〜30万円程度になることもあります。
そこで、オススメなのが家具・家電付きの物件です。
家具・家電付きの物件なら新しく購入する必要がないので、初期費用の節約につながります。
単身赴任や短期出張など、長期間住む予定がない方は、選択肢のひとつに入れても良いでしょう。
入居日を月初にする
入居日を月初に設定すれば、前家賃が不要な不動産会社もあります。
前家賃とは、契約した翌月分の家賃を前もって支払っておくお金です。
そのため、月初に入居できれば約1か月分の家賃を支払うので、前家賃を不要にしてくれる不動産会社もあります。
前家賃が不要になれば家賃1か月分の初期費用が軽減されるので、負担を抑えられます。
連帯保証人だけで借りられる賃貸物件を探す
保証会社を利用せずに、連帯保証人だけで借りられる賃貸物件を見つけられれば、家賃の0.5〜1か月分の保証料が不要になります。
保証会社とは、住人が家賃を払えないときに立て替えてくれるサービスです。
大家さんにとっては保証会社に加入してもらえば、家賃を払ってもらえないリスクが減るため、最近では保証会社の利用が必須になっている賃貸物件が多くなっています。
しかし、保証会社へ支払う保証料の相場は、家賃の0.5〜1か月分くらいです。
たとえば、家賃10万円の部屋で保証会社に加入した場合「5〜10万円」の保証料が必要になります。
さらに、1〜2年ごとに更新料も必要です。
更新料は会社によってさまざまですが、「1万円」や「毎月総家賃の1〜2%」を月額保証料として請求されます。
保証会社の代わりに、連帯保証人のみで契約できる賃貸物件を見つけられれば、初期費用の保証料と更新料を節約できます。
閑散期を狙う
不動産会社の閑散期(5〜8月)を狙えば、初期費用や家賃の値引き交渉ができる可能性が高くなります。
大家さんも空室リスクを避けるために、礼金や家賃を安くしてくれるケースが増えるからです。
引っ越し時期に自由がきく場合は、閑散期に部屋探しを始めると良いでしょう。
初期費用の安い賃貸は危険?メリット・デメリット
初期費用の安い賃貸物件は入居希望者からするとメリットが大きいように感じますが、デメリットとなる部分もあります。
知らずに契約してしまうと後々後悔する可能性もあるので、事前に把握しておきましょう。
それでは、初期費用が安い賃貸物件のメリット・デメリットを紹介していきます。
初期費用が安い賃貸のメリット
初期費用が安い賃貸物件を選ぶ最大のメリットは、お金の負担が少なく入居できることです。
賃貸物件の初期費用は家賃の約4〜6か月分必要になるケースが一般的で、家賃8万円の物件なら32〜48万円程度かかる計算になります。
賃貸物件の契約には高額な初期費用が発生するため、まとまったお金がないと引っ越しを断念せざるを得ない場合もあるでしょう。
しかし、ゼロゼロ物件やフリーレント物件などで初期費用を安くできれば、まとまったお金が手元になくても引っ越しできる可能性は高くなります。
初期費用が安い賃貸のデメリット
初期費用が安い賃貸物件を選ぶデメリットは4つあります。
物件の選択肢がかなり狭くなる
家賃が高く設定されている
クリーニング代が高額になるケースがある
滞納が一切許されない
とくに、敷金は入居中や退去時に活用される場面が多いので、敷金ゼロの物件には気をつけましょう。
物件の選択肢がかなり狭くなる
初期費用が安くなる「ゼロゼロ物件」や「フリーレント物件」は、そもそもの数が少ないため、物件を探すときに条件指定してしまうとかなり選択肢が狭くなってしまいます。
「初期費用が安ければどんな物件でもいい」という方は問題ありません。
しかし、少しでも譲れない条件がある方にはデメリットになるでしょう。
家賃が高く設定されている
初期費用を抑えると、安くなった分が通常の家賃に上乗せされ、結果的に家賃が割高になってしまうケースがあります。
そのため、敷金・礼金などがゼロの場合でも、ほかの部分で高くされていないか慎重に確認しましょう。
物件の周辺エリアの家賃相場を調べておくと判断しやすくなります。
クリーニング代が高額になるケースがある
通常退去するときは、敷金からクリーニング代が差し引かれます。
しかし、敷金ゼロで契約した賃貸物件の場合、退去時にクリーニング代が請求されます。
【クリーニング料金の相場】
1Rや1Kは約1.5〜3万円
1LDKや2LDKは約3〜7万円
できるだけ退去前に掃除して、クリーニング代が安くなるようにしておきましょう。
滞納が一切許されない
敷金ゼロの場合、滞納が一切許されなくなります。
滞納自体は許される行為ではありませんが、たまたま口座に残高がなかったケースも出てくるかもしれません。
しかし、このようなケースでも、敷金がないため仮払いができずに、強制退去をさせられる可能性があります。
敷金は入居中や退去時に意外と必要になってくるお金なので、ゼロにする場合は気をつけておきましょう。
初期費用の交渉ができる4つのポイント
家賃の4〜6か月分かかってしまう初期費用ですが、交渉に応じてくれる項目があります。
初期費用を少しでも抑えるために、交渉できるポイントを知って、契約のときに役立てていきましょう。
敷金・礼金
敷金・礼金は物件の大家さんに対して支払う費用なので、大家さんの許可があれば値下げに応じてもらえます。
長い期間、居住することを条件として割引に応じてくれる大家さんもいらっしゃいます。
敷金とは担保のようなもので、家賃の未払いがあった場合や退去時の清算として使われる費用です。
礼金は貸主に対して支払う謝礼のようなものになります。
そのため、敷金は退去時に戻ってくる場合がありますが、礼金は戻っては来ません。
前家賃・フリーレント
前家賃は翌月の家賃の前払いのことで、交渉によっては省いてもらえます。
とくに、入居時期を月初にすれば応じてくれる可能性が高くなります。
フリーレント物件でなくても交渉次第では、フリーレントを付けてもらうことも可能です。
交渉のポイントとしては以下のような点です。
人気のなさそうな物件を選ぶ
交渉の時期を閑散期にする
契約前に入居の意志をきちんと伝える
このように、交渉次第でフリーレントがない物件でもお得になる可能性があります。
クリーニング代・鍵交換代
クリーニングの費用と鍵交換代は、入居時の賃貸契約書で特約として明記されている場合、借主が払う必要があります。
しかし、明記がない場合は交渉できる可能性があるので、契約前にきちんと不動産会社へ確認しましょう。
仲介手数料
仲介手数料は不動産会社に支払う費用なので、不動産会社との交渉になります。
一般的には、家賃の1か月分が相場ですが、交渉することで家賃の0.5か月分や無料にしてもらえることがあります。
引っ越しシーズンの交渉は難しいですが、5〜8月などの閑散期なら交渉が通りやすくなるので、挑戦してみると良いでしょう。
ポイントは、近隣の物件情報をよく調査しておくことです。
調査した結果、「あそこの物件は仲介手数料が無料だったのですが…。」というと、説得力が増し、交渉成立に繋がりやすくなるでしょう。
初期費用を安く抑えるには家賃が重要!家賃を抑える5つのコツ
初期費用のベースは家賃なので、家賃を下げられると初期費用も抑えられます。
絶対に外せない条件以外は、少し許容範囲を広げてみることで初期費用が抑えられます。
費用を抑える5つのコツをチェックしましょう。
新築を避ける
新築物件の家賃は高い傾向にあります。
そのため、築年数の幅を広げられると値段も下げられます。
たとえば、築年数5年以上に条件を変えると、家賃の安い物件を見つけやすくなるでしょう。
駅から少し離れた場所を探す
主要な駅の近くにある賃貸物件は人気の1つです。
駅から10分以内の物件を条件として探す人も多いので、徒歩10分以上で探してみると少し家賃も抑えられます。
歩くのが苦に感じない方は、徒歩10分以上でも気にならないでしょう。
主要駅の隣の駅を選ぶ
主要駅の隣の駅は、主要駅と比べると利便性が落ちてしまいますが、家賃相場は下がります。
そのため、急行や快速が停車する主要駅の隣駅が穴場です。
隣の駅であれば移動時間も変わらず、主要駅と比べると閑静な場合が多いのでオススメです。
必要最低限の間取りの部屋を選ぶ
広い部屋に住むとその分家賃は高くなります。
「1つ予備の部屋があるといいな」と思うかもしれませんが、少しでも家賃を抑えたい場合は最低限の部屋数を選びましょう。
またバス・トイレが一緒になっている物件は、さらに家賃が安くなります。
物件を選ぶ条件の1つとして選ばれることの多いバス・トイレ別の物件ですが、そこを妥協してみると金額も抑えられます。
マンションではなくアパートにする
マンションとアパートの家賃相場を比べると、マンションのほうが高くなります。
一般的に、木造や軽量鉄骨造の3階建ての建物が「アパート」です。
「マンション」は鉄筋コンクリート造や鉄筋鉄骨コンクリート造などで3階以上の高さのあるものが該当します。。
このような構造にこだわりがないのであれば、アパートのほうが家賃を抑えられます。
賃貸の初期費用が安くなる理由とは
賃貸契約の初期費用を安くする方法として、ゼロゼロ物件やフリーレント物件を紹介しましたが、初期費用の安い賃貸物件には理由があります。
それは“人気がない”からです。
そもそも、人気物件は初期費用を安くしなくても入居者が殺到するため、敷金・礼金をゼロにしたり、フリーレント物件にしたりする必要もありません。
人気がなく、入居者が集まらないため、不動産会社や大家さんは苦渋の決断として「ゼロゼロ物件」や「フリーレント」というシステムを導入します。人気がない理由は、「駅から遠い」「築年数が古い」「立地が悪い」「間取りが時代に合っていない」などさまざまです。
初期費用だけにとらわれず、しっかりと物件の詳細を確認するようにしましょう。
賃貸契約の初期費用が払えないなら「smooth」がオススメ!
「賃貸物件の初期費用が高くて払えない!」そのような方も多いでしょう。
初期費用は一括で支払う以外にも、クレジットカードやローンなどで分割にする方法もあります。
しかし、多くの場合は金利手数料が発生し、本来よりも多くの金額を支払う必要があります。契約時にまとまったお金を用意する必要がないことはメリットですが、少し損をした気持ちになりますよね。
そこで、オススメなのが初期費用を分割後払いできるサービス「smooth(スムーズ)」です。
スムーズは6回払いまでなら金利手数料が一切かからず、負担なく賃貸物件の契約ができます。
smooth利用者の口コミ
初期費用を分割で支払えたおかげで、新生活を安心してスタートできた!
6回払いまで手数料がかからないから、利用しやすい!
smoothを実際に利用して、新しい生活を手に入れた方々の口コミやレビューを下記ページの中で紹介しています。
関連記事:初期費用あと払いスムーズの口コミや評価ってどう?|実際に使ってみた人のレビューを紹介
口コミ・レビューを参考に、安心してsmoothを利用しましょう。
賃貸の初期費用に困っている方は、この機会にご利用してみてはいかがでしょう。
まとめ
初期費用を抑える方法は、意外と多くあります。
ゼロゼロ物件・フリーレント物件を探す
閑散期に部屋探しをして仲介手数料や家賃を下げてもらう
入居日を月初にする
築年数や立地などのこだわり条件を下げて、家賃自体を抑える
条件の良い物件は人気があり、家賃が高くなるため「これだけは譲れない!」という条件だけに絞ると家賃を抑えられます。
また、ゼロゼロ物件やフリーレント物件など初期費用が安くなる理由も存在するので、安さだけを重視しないようにしましょう。
まとまった初期費用が用意できず、ローンを組もうか迷っている方は、一度「smooth」を検討してみてください。
6回払いまでなら分割手数料がかからず、総額も変わりません。
紹介できる物件の種類も限られていないので、利用しやすいシステムです。