
新生活を始めるにあたり、新天地への引っ越しを予定していると何かとやることが多く大変ですよね。
引っ越しでは高額な費用が必要な場合もあり、事前にどれくらいかかるのか気になると思います。
この記事では、引っ越しの際にかかるだいたいの費用を紹介し、引っ越し代をなるべく安く抑えるための方法についても解説します。
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引っ越し費用の内訳

引っ越しをする際にかかる費用は、単純ではありません。
1つの部分を大きく節約できても他の部分で費用が多くかかってしまうと、総合的に支払う金額が高くなってしまうかもしれません。
費用をそれぞれに細分化し、何にどれくらいお金がかかるのか、どうすれば節約できるのかを考えることが大切です。
引っ越し業者の費用
引っ越し業者にかかる費用は、一般的に前の家から新しい家までに荷物を運ぶ際にかかる費用を指します。
引っ越し費用は、「荷物の量」「移動距離」「引っ越し時期」などの要素が合わさって決まる場合がほとんどです。
荷物の量が多ければ多いほど運搬にかかる手間が増え、さらに軽トラックに入りきらないとさらに大きなトラックに変更するなどの追加費用の可能性もあります。
移動距離は長ければより高額になり、引っ越しの繁忙期には通常よりも価格が割高になっています。
引っ越し先の家の初期費用
引っ越し自体にかかる費用の他に、新しい家の契約のために発生する費用があります。
敷金や礼金などを含む初期費用が家賃に追加して発生するため、新生活にあたってまとまったお金が必要になります。
初期費用の設定は家によっても異なるため、新居を契約する際には、家賃以外にも初期費用がどの程度いつまでに支払うべきかを把握することが大切です。
新しく買う家具家電・雑貨費用
新しい家に住み始めるとなると、家具や家電、雑貨など必要なものを買い足すことにもなります。
以前から使っていたものをそのまま使おうと思っても、サイズやデザインが新しい家に合わなかったり、不足する備品があったり、何かと費用がかさんでしまう部分でもあります。
生活が始まる前にすでに購入しておいたものの他に、住んでみて必要性に気づくものもあるので、1~2か月スパンで出費が発生する項目です。
引っ越し費用はだいたいいくら?

「引っ越し業者」「引っ越し先の初期費用」「家具家電雑貨」のそれぞれの項目は、その人の置かれている状況によってかかる金額が異なります。
ここでは、目安として引っ越しにかかる費用をざっくりと紹介します。
引っ越し業者の費用
引っ越し業者の費用は「荷物の量」「時期」「距離」によって価格が変動するだけでなく、業者やプランによっても大きく異なる場合があります。
単身で引っ越しを行う場合、「市内」なら1.5万円~2万円程度、「県外」なら2.5万円~3万円程度、「長距離」なら3万円以上がかかります。
引っ越し業者の中にあるプランでは、「荷造り・荷解き」をすべて業者に任せるプランもあれば、運搬以外はすべて自分で行うプランもあります。
引っ越し先の家の初期費用
引っ越し先の家の初期費用は一般的に家賃の4~5カ月分と言われています。
都市圏における平均家賃が7~8万円であることから算出すると、30~40万円程度を入居の際に支払うということになります。
新生活にはなにかとお金がかかりますが、一度にこの金額を支払うとなると痛手の出費ですよね。
家具家電・雑貨などの購入費用
すでに持っているものを使うなら問題ありませんが、家具家電など日常に必要なものを買いそろえるとなると、こちらの出費も高額になります。
例えば、ダブルベッドの相場は15万円、単身向け冷蔵庫は4万円と言われています。
その他にも必要に応じて食器や雑貨なども購入すると、一から新生活を始めるために必要な費用は30~50万円程度になりそうです。
単身・一人暮らしの引越し費用はだいたい○万円!
初めて一人暮らしを始める方は、生活をスタートさせるために大体50〜70万円ほど必要になります。 内訳を見ていきましょう。
【引越し業者の費用】単身・一人暮らしの場合 単身・一人暮らしの引越しは、単身パックを利用すると安く引っ越せるのでおすすめです。 有名な引越し業者2社の単身パック利用料金を掲載しておきます。
引っ越し業者 | 料金 | 荷物の量 | 距離の目安 |
---|---|---|---|
ヤマトホームコンビニエンス | 23,100円 | 専用ボックス1本 | 東京 ー 埼玉 |
ヤマトホームコンビニエンス | 30,800円 | 専用ボックス1本 | 東京 ー 大阪 |
日本通運(日通) | 19,800円〜 | 単身パックSサイズ | 同一市町村内 |
日本通運(日通) | 28,600円〜 | 単身パックSサイズ | 東京 ー 大阪 |
単身パックは、決まったサイズのコンテナボックス(カーゴ)で荷物を運ぶ荷物が少ない方向けのサービスのことです。
運べる荷物の量が決まっているため、訪問見積もりを行う必要がありません。 ただし、荷物量がオーバーしてしまうと割高になるため、荷物が多い方は通常の引越しプランを利用しましょう。
【引越し先の家の初期費用】単身・一人暮らしの場合 お部屋を借りるときの初期費用は、「家賃5ヶ月分」が目安とされています。 地域により家賃の相場は異なりますが、都内の「ワンルーム」の家賃相場は6〜10万円と幅があります。
家賃の安い地域で家賃6万円のお部屋を契約する場合、およそ30万円ほどの初期費用が必要です。 初期費用の中には、敷金・礼金・仲介手数料や前家賃など項目がたくさんあり、引越しの際に1番出費が多い項目となっています。
【家具家電・雑貨購入費用】単身・一人暮らしの場合 今まで一人暮らしをされていた方は、家電などもそのまま利用することができるため購入費用はほとんどかからないでしょう。
一方で、初めて一人暮らしを始める方や、単身赴任で家具家電を購入される方は購入費用を想定しておきましょう。
一人暮らし向けの家電は、セットで購入するとお得な場合が多いです。 Amazonなどで家電セットや生活用品を検索すると、10〜15万円ほどで生活に必要なアイテムが揃えられそうです。
二人暮らしの引越し費用はだいたい○万円!

二人暮らしの引越し費用は、一人暮らしの引越しよりも費用が高額になります。 中距離の引っ越しで、新たに二人暮らし用の家具家電を揃えると大体100万円ほど必要になります。 状況に応じてかかる費用が異なるため、それぞれの内訳をご説明していきます。
【引越し業者の費用】二人暮らしの場合 前項でもお伝えした通り「荷物量」や「時期」によって料金は異なりますが、二人暮らしの引越し料金の目安を掲載しておきます。
距離 | 二人暮らし |
---|---|
~15km未満 (同市区町村程度) | 60,000円ほど |
~50km未満 (同都道府県程度) | 66,000円ほど |
~200km未満 (同一地方程度) | 95,000円ほど |
~500km未満 (近隣地方程度) | 140,000円ほど |
500km以上 (遠距離地方程度) | 200,000円〜 |
※通常期(5〜2月)の料金。繁忙期(3月4月)は料金相場が異なります。
【引越し先の家の初期費用】二人暮らしの場合 都内の二人暮らし向けの間取り(1LDK・2LDK)の家賃相場は、10〜20万円ほどと地域によりかなり差があります。
例えば、家賃10万円のお部屋に引っ越す場合は敷金・礼金などの初期費用でおよそ50万円ほど必要です。
ちなみに、ペット可の物件を選ぶ場合は、敷金が多めに設定されている場合が多いのでプラス家賃1ヶ月分ほど多めに用意しておく必要があるので覚えておきましょう。
【家具家電・雑貨購入費用】二人暮らしの場合 二人暮らし用の家具や家電を新たに購入する場合、トータルで20〜50万円ほどかかります。 もちろん必要・不要は人それぞれ違うため、以下を参考にどれくらいの費用が必要になるか計算しておきましょう。
項目 | 費用 |
---|---|
寝具 | 約20,000円〜 |
冷蔵庫(106L) | 約25,000円 |
洗濯機(6kg) | 約28,000円 |
炊飯器(5.5合) | 約7,500円 |
電子レンジ | 約10,000円 |
掃除機 | 約4,000円〜 |
ダイニングテーブルセット | 約11,000円〜 |
ソファ | 約20,000円〜 |
調理器具・食器 | 約10,000円 |
お風呂用品 | 約10,000円 |
カーテン | 約10,000円〜20,000円 |
テレビ(32型) | 約35,000円 |
テレビ台 | 約10,000円 |
家族の引越し費用はだいたい○万円!
家族での引越しは、二人暮らしよりも荷物が多くなるため引越し業者の費用が高くなる傾向にあります。 さらに、家族向けの間取りは家賃も上がるため、一人暮らしや二人暮らしよりも初期費用が多くかかります。 一方で、新たに家具家電を購入する必要がないので、その分トータルの引越し費用は抑えられるでしょう。 引越し業者の費用と、お部屋を借りる初期費用を合わせて大体70〜80万円ほどを想定しておきましょう。
【引越し業者の費用】家族の場合 家族での引越しは、荷物の量を少なくすることで引越し費用を最小限に抑えられます。 できる限り荷物の量を整理してから、見積もりを依頼すると良いでしょう。 家族での引越し費用のおおよその目安を以下に掲載しておきます。
距離 | 家族 3人 | 家族4人 |
---|---|---|
~15km未満 (市区町村内) | 78,000円 | 95,000円 |
~50km未満 (都道府県内) | 80,000円 | 96,000円 |
~200km未満 (同一地方内) | 95,000円 | 128,000円 |
~500km未満 (近隣地方) | 127,000円 | 128,000円 |
500km~ (長距離) | 170,000円 | 180,000円 |
※通常期(5〜2月)の料金。繁忙期(3月4月)は料金相場が異なります。
【引越し先の家の初期費用】家族の場合 家族で引っ越す場合、子供の年齢によっても選ぶ間取りが異なると思います。 子供が居る3人家族は、2LDKや3DKの間取りが多いのではないでしょうか。
東京都の2LDK〜3DKの平均家賃(相場)は12.7万円となっています。 この家賃のお部屋に引っ越す場合、初期費用は大体63.5万円必要になる計算です。
高額な初期費用を抑えたい場合、家賃を下げるか初期費用の分割払いを検討しましょう。 初期費用を抑える方法や分割払いについては、後半でご紹介していきますね。
【家具家電・雑貨購入費用】家族の場合 家族でお引越しをされる方は、家具家電がすでに揃っている方がほとんどではないでしょうか。 そのため、新たに生活用品を買い揃える費用はほとんどかからないでしょう。
ただ、長距離の引っ越しの場合は寝具がカビなどでダメになってしまうことがあるため、5万円ほどは余分に用意しておくと良いでしょう。
引っ越し業者を選ぶ際のポイントとは

引っ越し業者選びに失敗したくないですよね。
しかし、はじめて引っ越しをする場合、何を基準に引っ越し業者を選べばいいのか分からない方も多いはずです。
引っ越し費用は高額になるケースがほとんどなので、引っ越し業者選びはとても重要なポイントといえます。
それでは、さっそく引っ越し業者を選ぶ際のポイントを紹介していきます。
複数業者に見積もりを取って比較する
引っ越し業者を選ぶ際、1社だけに見積もりを取るのではなく複数社に相見積もりを取るようにしましょう。
何度も引っ越しをしている方ならどの業者が良いのか分かっていると思いますが、初めての場合は、料金やサービス面を比較して検討するのがベストです。
引っ越し業者によって料金は大きく異なることがあるので、「引っ越しってこんなに高いの?」と思った方は、別の業者にも見積もりを取ることをおすすめします。
そのためには、引っ越し予定日ギリギリで動くのではなく、なるべくスケジュールに余裕を持って行動するようにしましょう。
料金の安さだけで判断しない
中には、料金の安さを売りにしている引っ越し業者もあります。
しかし、料金の安さだけではなく、サービス面にも目を向けることが重要です。
例えば、基本運賃は安くてもダンボール代が高くついたり、エアコンなどの設置が高くついたりするなど、料金とサービスのバランスは引っ越し業者によります。
そのため、料金は安くてもサービスに不満が残ってしまう可能性があるので、料金だけでなくサービス面とのバランスを見るようにしましょう。
引っ越し業者の費用の主な内訳はこちらです。
・基本運賃 ・実費 ・付帯サービス費
基本運賃は国土交通省が定める「標準引越運送約款」を基準にしているため、引っ越し業者で大きく違いはありません。
違いが出るのは、引っ越し作業時にかかる経費である「実費」と、家電の設置や特殊な荷物の搬送などにかかる「付帯サービス費」です。
どのサービスにいくら費用がかかっているのか、しっかりと見積もりを確認するようにしましょう。
大手以外も見積もりを取る
引っ越し業者を選ぶ際、大手引っ越し業者だけでなく地域密着型の引っ越し業者を選ぶのもひとつです。
たしかに、大手引っ越し業者は対応エリアが広く、特殊な荷物の搬送などにも対応しており、単身向けや女性向けなどのプランも豊富です。
その分、料金設定が高く設定されていることもありますが、地域密着型の引っ越し業者は比較的リーズナブルな料金設定で、交渉にも応じてくれることがあります。
引っ越しと言えば「〇〇」と決めつけるのではなく、どの引っ越し業者が何に強いのかなど、調べた上で比較検討するのが良いでしょう。
引っ越し費用を抑える方法

なにかとお金のかかる新生活スタートですが、なるべく費用を抑えるための方法がいくつかあります。
家計への負担を減らすためにも、準備は早めに取り掛かり、節約できる方法を選ぶようにしましょう。
なるべく安い引っ越し業者を見つける
引っ越し業者は大手から地域密着型までたくさんの種類がありますが、なるべく安い引っ越し業者を見つけるためにも「相見積もり」をとることが有効です。
「相見積もり」とは、複数の企業に対して見積もりをとることで、その中から条件や価格を比較して最適なものを選択することを指します。
一社からの見積もりでは引っ越し条件の比較が難しいので、早めに複数の企業に見積もり依頼をしましょう。
引っ越し先の初期費用を抑える
引越し先の初期費用を抑えるには、以下のような方法があります。
・家賃を下げる ・敷金、礼金ゼロ物件を選ぶ ・フリーレント物件を選ぶ ・初期費用の分割払いを利用する
家賃を下げる 一般的に、家賃を1万円下げると、初期費用はおよそ5万円安くなります。 ただ、家賃が1万円変わるとお部屋の仕様や立地が希望とかけ離れてしまう可能性があります。 何を重要視するか優先順位を決めておく必要がありそうですね。
敷金、礼金ゼロ物件を選ぶ その他に、敷金、礼金がゼロの物件やフリーレント物件を選ぶという方法があります。 敷金、礼金ゼロ物件は最近増えてきていますが、その他の項目で請求されている可能性があるので注意しましょう。
フリーレント物件を選ぶ フリーレントとは、家賃が期間限定で無料になるキャンペーンのこと。 入居者を集める目的で行われるキャンペーンなので、お得に引っ越すことができます。
初期費用の分割払いを利用する 引っ越し先の家の初期費用を抑えるためは、初期費用の分割払いがおすすめです。 初期費用を分割にすることで余裕が生まれるため、その分好きな家具やインテリアを購入することができます。
初期費用の分割払いならsmoothがおすすめ!
引越し先の初期費用を分割払いにするなら「smooth(スムーズ)」がおすすめです。
クレジットカードやローンと違い、smoothなら6回払いまで金利手数料0円で初期費用を分割払いができます。

引越しの初期費用にお困りの方は、この機会にご利用してみてはいかがでしょうか。
smoothを実際に利用して、新しい生活を手に入れた方々の口コミやレビューを下記ページの中で紹介しています。
https://smooth.jp/articles/about-smooth/smooth-reveiw
口コミ・レビューを参考に、安心してsmoothを利用しましょう。
smoothの分割について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください ⇨初期費用を分割できるスムーズの仕組み
まとめ
単身・一人暮らしの引越し費用は、だいたい2〜3万円ですが、新生活を始めるためには50〜70万円ほど必要になります。
二人暮らしの引越し費用は、だいたい6〜10万円ほどですが、新生活を始めるためには100万円ほど必要になります。
家族での引越し費用は、だいたい8〜13万円ほどですが、初期費用を合わせると大体70〜80万円ほど必要になります。
引越し費用は、「荷物の量」「時期」「距離」によって価格が変動します。 引越し費用を抑えたい方は、荷物の量を減らしたり、時期をズラしたり、平日を狙うようにしましょう。 また、相見積もりを取ってなるべく安い業者を見つけると良いでしょう。
引越し先の初期費用を抑えたい方は、「敷金礼金ゼロ」や「フリーレント」などのお得なキャンペーンを利用して引っ越しましょう。
また、初期費用の分割払いを利用すると引越しの負担を軽くできるので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。