賃貸探しのコツとは？後悔しないためのポイントを解説

「引っ越すから賃貸探しを始めたい」 「初めての賃貸探しなので何から始めていいのか分からない」

引っ越しはやることが多く、中でも重要になるのは賃貸探しです。

しかし、どうすれば理想の物件に出会えるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では

・賃貸探しの時期 ・失敗しないための賃貸探しコツ ・初期費用を分割払いにするサービス

について、詳しく解説していきます。

不動産会社へ行く前に知っておきたいコツを紹介していくので、賃貸探しのやり方が分からず困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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賃貸探しは何ヶ月前から？

賃貸探しは、引っ越しの2ヶ月前が理想です。

・賃貸物件探し ・賃貸契約 ・解約手続き ・引っ越し手続き ・引っ越し準備

など、引っ越しはやることが多いので、引っ越しの直前に賃貸探しを始めるとスケジュールがタイトでバタバタになってしまいます。

そのため、スケジュールに余裕を持たせるためにも2ヶ月前から賃貸探しを始めるのが理想です。

知っておきたい賃貸探しのコツとは？

賃貸探しを適当にすると、良い物件に出会えずあとあと後悔してしまう可能性があります。

そのため、しっかり手順とコツを押さえておきましょう。

引っ越し時期を決める

まずは、いつ頃引っ越しをするのか、時期を決めます。

転勤のタイミングや就職、現在住んでいる物件の更新月など、引っ越す時期は人それぞれですが、繁忙期を避けるのがおすすめです。

引っ越しの繁忙期は3月～4月で、この記事は家賃や引っ越し費用が割高になることが多く、引っ越しにかかる初期費用も高額になってしまいます。

不動産会社も忙しく対応が悪くなることもあるので、出来れば繁忙期を避けて賃貸探しを行うのがベストといえます。

初期費用の予算を決める

いくらまでなら払えるのか、初期費用の予算を決めておきましょう。

賃貸契約にかかる初期費用は、家賃の5～7倍かかると言われており、家賃6万円の物件に住む場合は30～40万円程度の初期費用が必要になります。

また、家賃を決める際は手取り給料の1/3を目安にしましょう。

例えば、手取り給料が20万円の適正家賃は6.6万円前後ということです。

家賃の目安が決まると賃貸探しがだいぶラクになるので、先に決めておくことをおすすめします。

住みたいエリアを決める

次に、住みたいエリアを決めましょう。

エリアは、通勤・通学や買い物などの利便性を考慮して決めるのがベストです。

一人暮らしの場合は、コンビニやスーパー、飲食店の数なども重要なポイントになるので、しっかり確認しておきましょう。

また、女性の場合は街の治安も一緒に調べておくことをおすすめします。

間取りを決める

住みたいエリアが決まったら、どんな部屋に住みたいのか間取りが決めましょう。

間取りの種類はこちらです。

・1R ・1K ・1LDK ・2LDK ・3LDK

一人暮らしの場合は、1Rや1Kが一般的ですが、荷物が多い方や寝室とリビングを分けたいという方は1LDKなどを選ぶのがおすすめです。

ただし、当たり前ですが部屋数が増えると家賃も高くなる傾向にあるので注意しましょう。

こだわり条件を決める

最後にこだわり条件を決めます。

こだわり条件とは、物件にあると嬉しい要望のことで、

・バス・トイレ別 ・独立洗面所 ・オートロック ・浴室乾燥機 ・エアコン ・室内洗濯機置き場

など、生活に必要な条件を絞り込んでおきましょう。

ただし、こだわり条件を選びすぎると、該当する物件数がどんどん少なくなってしまうので、はじめはこだわり条件を最小限にして賃貸探しをするのがベストです。

賃貸探しはポータルサイトの活用がおすすめ

賃貸探しには、ポータルサイトの活用がおすすめです。

ポータルサイトとは、不動産会社が管理物件を掲載しているサイトで、物件数が多いのが特徴です。

代表的なポータルサイトは、以下の2つです。

・SUUMO ・HOME’S

ポータルサイトを利用することで、豊富な選択肢の中から物件を選ぶことができ、間取りや家賃などの比較もしやすいというメリットがあります。

また、ポータルサイトは「SUUMO」「HOME’S」のどちらかではなく”どちらも使う”のがポイントです。

それぞれに特徴があるので、うまく使い分けて理想の物件を探しましょう。

賃貸探し3つの注意点

賃貸探しで注意したいことは、以下の3つです。

1. 検索エリアは広くとる 2. 複数の物件に問い合わせる 3. 複数の不動産会社に相談する

ひとつずつ詳しく解説していきます。

1. 検索エリアは広くとる

賃貸探しをする際、検索エリアは広めにとりましょう。

通勤や通学、交通の便などを考慮して、検索エリアを絞ってしまいがちですが、エリアを絞ると選択肢が少なくなってしまいます。

検索エリアを町で選択する場合は、希望エリアの周辺まで、駅で選択する場合は、2～3個隣の駅まで選択して検索することをおすすめします。

希望するエリアや駅でなくても、見てみると、意外と良い物件に出会える可能性もあります。

選択肢を絞りすぎると、そういった出会いのチャンスも減ってしまうので、はじめは検索エリアを広げて探すようにしましょう。

2. 複数の物件に問い合わせる

賃貸探しのポイントは、複数の物件に問い合わせることです。

選択肢を増やし過ぎると逆に迷ってしまいますが、3件程度の物件を比較して検討することをおすすめします。

内見は時間もかかって面倒な工程ですが、その後の生活に大きく影響します。

引っ越ししてから「ここが嫌だ……」など後悔しないように、気になる物件を複数確認して選ぶようにしましょう。

3. 複数の不動産会社に相談する

賃貸探しは、物件だけでなく仲介してくれる不動産会社も重要です。

不動産会社によって対応は大きく違い、丁寧に対応してくれるところもあれば、対応が悪い不動産会社もあります。

また、不動産会社によって「仲介手数料」が異なることがあります。

一般的に、仲介手数料は家賃の1.1ヶ月分ですが、中には半額や無料の不動産会社も存在します。

仲介手数料は初期費用にも大きく影響する費用なので、初期費用を安くしたい場合は仲介手数料の安い不動産会社を探すのもひとつです。

物件だけでなく、複数の不動産会社を比較して、良い不動産会社を見つけましょう。

初期費用が高いと感じたら分割後払いできる「smooth」がおすすめ！

「賃貸物件の初期費用が高くて払えない！」そんな方も多いでしょう。

初期費用は何も一括で払う必要はなく、クレジットカードやローンなどで分割にする方法はさまざまです。

しかし、多くの場合は金利手数料が発生し、本来よりも多くの金額を支払う必要があるということを頭に入れておきましょう。

契約時にまとまったお金を用意する必要がないことはメリットですが、少し損をした気持ちになりますよね。

そこで、おすすめなのが初期費用を分割後払いできるサービス「smooth（スムーズ）」です。

スムーズは6回払いまでなら金利手数料が0と一切かからず、負担なく賃貸物件の契約をすることができます。

賃貸の初期費用に困っている方は、この機会にご利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

賃貸探しは、引っ越しスケジュールに余裕を持たせるためにも、引っ越しの2ヶ月前から始めるのが理想です。

また、賃貸探しを円滑に進めるためには

・引っ越し時期 ・初期費用の予算 ・住みたいエリア ・間取り ・こだわり条件

などは事前に決めておくことをおすすめします。

引っ越しは何かとお金のかかるイベントです。

そのため、賃貸初期費用の支払いに困ったら、初期費用を分割払いにできる「smooth」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士