
初めて部屋探しをするときには何から始めるべきなのか、不安に思う人もいるでしょう。
一人暮らしに、期待が膨らみ希望条件も増えがちです。
今回は一人暮らしの部屋探しにあたって、どのような流れで部屋を決めるのか。
また部屋探しをする上で、満足のいく部屋探しをするコツや注意点まで紹介します。
ぜひ最後までチェックして、後悔のない物件選びをしてくださいね。
初めての一人暮らしの人必見!部屋探しの流れ

一人暮らしの部屋探しをする時に重要なのは、希望条件をしっかり自分の中でまとめておくこと。
しっかりとした条件を確認しておくことで、部屋探しもスムーズになります。
部屋探しから契約までどのような流れで進むのか見てみましょう。
住む地域に検討をつける
ネットで希望条件を入れ、物件を探す
不動産業者へ行き、気になる物件を内見させてもらう
入居したい物件が見つかったら賃貸物件の入居審査を受ける
審査が受かれば賃貸契約をする
物件引き渡し
時間がかかる箇所は気になる物件を見つけることと、賃貸物件の入居審査です。
気になる物件を見つけられれば、賃貸物件の入居審査はおよそ3日から7日程度で結果が分かります。
大満足の一人暮らしに!部屋探しのコツ

ここでは部屋探しをする上でのコツを項目別に紹介します。
探し始めるタイミングや予算など、ある程度決めておくことで自分の理想とした物件をスムーズに探すことが出来るでしょう。
部屋探しのタイミング
部屋探しのタイミングは入居から逆算して1~2ヵ月前に始めると良いです。
すぐに気に入る物件が見つかるとは限りません。
そして、気に入った物件があっても、不動産会社が混んでいる場合、内見の予約をしにくいです。
余裕をもって探し始めることで、混みあっていても焦ることなく気に入った物件を見つけることが出来るでしょう。
家賃の予算
一人暮らしの家賃相場として、ワンルームであれば都心部で8万円程度、郊外であれば5万円程度。
予算は住む場所によっても変わりますが、給与によっても変わってきます。
手取り額に対して25%程度が、家賃を無理なく払う事のできる範囲と言われています。
これらを参考にしてみると、家賃の予算も決めやすいでしょう。
立地
職場や学校に近い場所を選びたい場合や、スーパーやコンビニが近いほうが良いなど立地条件も重要です。
最寄り駅が主要駅の場合や、駅から近い物件だと家賃も高くなりがちです。
通勤や通学、日用品の買い物などは毎日のことなどで、しっかりとこだわりを持ったほうが後々後悔もしないでしょう。
間取り
一人暮らしの間取りで多いのはワンルーム。
ワンルームのメリットは、部屋が広く見える事やレイアウトがしやすいことでしょう。
しかし、キッチンとの仕切りもないので臭いがつきやすいというデメリットもあります。
ワンルームの物件はお風呂とトイレが一緒になっている場合も多いです。
ですが、一人暮らしにとっては住みやすい間取りでしょう。
こだわりの条件
絶対に譲れないポイントを作っておくことはとても重要です。
以下のようなことが例にあげられます。
お風呂とトイレが別であること
防音性がしっかりとしている
利便性の高さ
防犯性
エアコンがついている
収納の多さ
人によってこだわりの条件は異なるので、部屋探しをする時点で絶対譲れないポイントを抑えておくと良いです。
一人暮らしの部屋探しで見落としがちなポイント

引っ越しに慣れている方は問題ありませんが、初めての一人暮らしの場合は何を基準に部屋を探せばいいのか分からない方も多いでしょう。
そこで、ここでは失敗しないための部屋探しのポイントを紹介していきます。
部屋探しで注意したい見落としがちなポイントは、こちらです。
・家賃以外の初期費用 ・敷金0物件は退去費用が発生する ・室内の設備 ・女性はセキュリティ面
家賃以外の初期費用
部屋探しの際は家賃だけに目が行きがちですが、賃貸物件の契約には家賃以外にもさまざまな費用が発生します。
代表的な費用は
・敷金 ・礼金 ・仲介手数料
ですが、それ以外にも
・前家賃 ・クリーニング費用 ・保証費用 ・火災保険料 ・鍵交換費用
など、数多くの費用があり、すべて含めると家賃の5~7倍程度かかると言われています。
そのため、家賃5万円の物件に引っ越す場合は、初期費用で25~35万円程度かかる計算になるので注意が必要です。
敷金0物件は退去費用が発生する
賃貸契約初期費用の中でも、敷金や礼金は家賃の1か月分かかることが多く、大きな比重を占めているといえます。
そのため、敷金0の物件を見つけると飛びついてしまいがちですが、敷金0の物件は退去時に費用が発生する可能性があるので注意が必要です。
敷金とは、退去時の原状回復費用や修繕費に充てられるお金のため、敷金0の物件は入居時に支払いがない分、退去時にクリーニング費用が発生する可能性があります。
初期費用は安くなりますが、結果的に支払う金額は変わらないことがあるので、契約する前に退去費用について確認しておきましょう。
室内の設備
部屋探しの際は、必ず内見に行き室内の設備を確認しましょう。
注意してみるべきポイントは
・バス、トイレ、キッチンなどの水回り ・収納スペース ・家具、家電の設置場所
などです。
とくに、水回りは入念な確認が必要で、自炊する場合はキッチンも確認しておきましょう。
また、荷物の量に応じて収納スペースの広さや、家具・家電を設置する場所の広さもあわせて確認するのがベストです。
家具・家電の設置場所に関しては、メジャーで幅を測ってもいいので、内見の際は測れるものを持参するのもおすすめです。
女性はセキュリティ面
女性の一人暮らしで忘れてはいけないのがセキュリティです。
マンションの場合はオートロックが付いているのか、ベランダの仕切りの高さなど、自分が生活する上で不安な要素がないか入念に確認しておきましょう。
また、築年数が古いマンションやアパートでは、インターホンの画面が映らないタイプの可能性があるので、そのあたりも確認すると良いでしょう。
一人暮らしの部屋探し!内見をする際の注意点

内見はネット上の写真だけでは見られない部分や雰囲気を感じることができます。
可能な限り、内見をすることで良い部分も悪い部分も発見することができ、安心して一人暮らしを始められるでしょう。
室内
日当たりや、室内の汚れ、収納スペースなどは内見だからこそ確認できる部分です。
広さなどを実際に確認することで、部屋のレイアウトのイメージも沸くでしょう。
実際に住んだ後のことをイメージ出来るので、室内はしっかりと確認しておいたほうが良いです。
建物全体
建物全体の雰囲気を感じることも重要です。
共用部分がきちんと管理されているか、ゴミ置き場は綺麗に維持されているか。
一人暮らしであれば、防犯の面についてもきちんと確認しておいた方が安心して新生活をスタートできます。
周辺環境
利便性は生活する上でとても重要です。
周辺にスーパーやコンビニがあるのか。
また、商店街や飲食店などは何時頃まで営業しているのかなど、確認しておくとよいでしょう。
飲食店や交番、夜間救急の行っている病院などが近くにある場合は、夜もにぎやかな可能性があります。
まとめ
一人暮らしの部屋探しをする時に重要なことは、自分自身の中で譲れないポイントを予め、決めておくことです。
通勤・通学に便利な場所であることや、防犯性の高い物件。
予め、条件を絞っておくことや注意しておくポイントを抑えておくことで、後に後悔のない物件探しがスムーズに出来るでしょう。
毎日を過ごす場所なので、注意すべきポイントなどを参考にして、希望に見合った物件を探してみてくださいね。