初めての一人暮らしは不安がいっぱい！費用や部屋探しのコツを紹介

初めて一人暮らしをするときは楽しみもありますが、不安もある人が多いでしょう。

そして、何から始めればいいのかわからないという人もいます。

今回は初めて一人暮らしをする人が気になる部分についてを説明します。

• 初めての一人暮らしにかかる費用

• 初めての一人暮らしの部屋を選ぶコツ

• 初めての一人暮らしに必要なものはなにか

• 入居までに自分自身で行うライフラインの手続き

これらについて紹介しますので、初めての一人暮らしが不安な方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

初めての一人暮らしにはどれくらいの費用がかかるのか

一人暮らしを始めるときには平均50万円の費用がかかります。

初期費用や荷物を引越し業者に運んでもらう費用。

そして、新生活がスタートすると月々の生活費も確保し、自分自身で把握しなければなりません。

一人暮らしをスタートするにあたって必要な経費の内訳を紹介しますので、チェックしましょう。

初期費用

初期費用は家賃の4ヵ月～6ヵ月分必要。

一人暮らしの家賃の平均は6万円なので、初期費用だけでも約30万がかかります。

初期費用の中には、以下のようなものが含まれています。

• 敷金

• 礼金

• 仲介手数料

• 前家賃

• 保証会社利用

• 火災保険料

• 鍵交換代

初期費用が引っ越し費用の大半を占めます。

いきなりの引越しなどの場合、このような大金を用意することが難しい時もあるでしょう。

smoothでは初期費用の分割払いが可能で、6回までは手数料が無料。

一度に支払う初期費用を分割にすることが出来るので、引越し時にかかる負担を軽減することが出来ます。

引越しには初期費用の他にも費用がかかるので、初期費用を分割払いにして浮いたお金をその他の費用に回すことも一つの方法でしょう。

引越し費用

引っ越し費用は距離や荷物の量によって異なります。

近隣での引越しであれば、およそ2～3万円。

県をまたぐ場合など長距離の引越しとなると、約10万円かかる場合もあります。

初めて一人暮らしをする場合であれば、荷物もそれほど多くはないので費用を左右するのは距離だといえます。

費用を抑えたい場合は時期も重要であり、繁忙期である3月、4月は平均2万円程度高くなるので注意が必要。

月々の生活費

一人暮らしの月々の生活費の平均は約15万円。

内訳は以下の通りです。

• 家賃　6万円

• 食費　3万円

• 水道光熱費　1万円

• 交際費　1万円

• 娯楽費　1.5万円

• 日用品　5千円

• 保険代　1万円前後

• 雑費　2万円前後

家賃を平均6万円とした場合、月々もこれだけの生活費がかかるでしょう。

初めての一人暮らしでも大丈夫！部屋を選ぶコツ

初めての一人暮らしをするときには部屋の条件が多くなりがちです。

失敗したくないという思いもあり、部屋探しも悩みがちですがポイントをしっかり掴んでおくことが重要です。

あらかじめ条件を絞っておくことで、部屋探しもスムーズに進むでしょう。

譲れない希望条件の整理

初めての部屋探しとなると、夢が膨らみ希望条件も多くなりがちですが、しっかりと精査することが重要です。

譲れないポイントとしてよく挙げられる条件の例は以下の通りです。

• 家賃

• 場所

• 間取り

• 築年数

• 立地条件

これらのポイントを予め、おおまかに決めておくことで後に後悔しない物件を選ぶことが出来るでしょう。

全ての条件を決めておく必要はなく、絶対に譲れない条件に優先順位をつけておくとよいです。

希望条件に見合った物件を内見

希望に見合った物件が見つかった場合には、内見をすることをオススメします。

写真や不動産会社の人の話を聞くだけでは分からないことも多いです。

実際に自分の目で見て確認することで、思ってたよりも良い条件である場合やイメージと異なる場合などがあるでしょう。

収納の広さや、置きたい家具がある場合にも自分の目で見て確かめることで後に、思ってたものと違うという問題も回避できます。

他の入居者と共に使う共用部分などについても確認することができるので、気になる物件がある場合はぜひ内見してみてくださいね。

周辺状況も確認

物件が気に入ったら周辺状況の雰囲気を自分自身で確認することが重要です。

スーパーやコンビニなどが近くにあるのか予め知っておくことで、安心して一人暮らしをスタート出来るでしょう。

女性の一人暮らしであれば、治安や街灯がある場所など確認しておくと良いです。

警察などの場所も確認しておくとより安心できるでしょう。

初めての一人暮らしにはなにが必要なのか

初めて一人暮らしをするときに必要なものは何か詳しくします。

• 寝具一式

• カーテン

• 洗濯機

• 冷蔵庫

• 炊飯器

• 電子レンジ

• 照明

• 調理器具

• 洗濯用品

• 掃除用品

• お風呂道具

• ティッシュやゴミ袋などの消耗品

初めての一人暮らしだと買うものが意外と多く費用がかかりがちです。

費用を抑えたい場合は、リサイクルショップや100円均一を利用するとよいでしょう。

初めての一人暮らしはライフラインの手続きも自分で

入居が決まったら自動的に電気やガス、水道が使えるわけではありません。

引越し当日までに手続きを自分自身で行う必要がありますので、参考にしてみてくださいね。

電気・ガス・水道は全て以下の方法で手続きが可能です。

• 電話

• インターネット

• 郵送（一部会社）

注意するポイントとして、ガスだけは当日立会いが必要です。

開始手続きに必要な項目は以下の通りです。

• 住む物件の住所

• 引越し当日の日付

• ガス立会いが可能な引越し当日の時間

全て引越し当日に手続きするのではなく、引越しの数日前に余裕をもって手続きを終えておくことで安心して一人暮らしをスタート出来るでしょう。

まとめ

今回は以下の点について紹介しました。

• 引越しにかかる費用

• 物件を探すときの部屋を選ぶコツ

• 入居日までに買いそろえておくと良いもの

• 自分自身で行うべきライフラインの手続き

不安を取り除くために、物件探しから入居日までの流れを確認しておくことで安心して一人暮らしをスタート出来ます。

期待の膨らむ一人暮らしの部屋探しは失敗したくないと慎重になりがちですが、ポイントを抑えておくことで引越しも楽しく充実しながら出来るでしょう。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士