転勤や進学で引っ越しが決まれば、次にやるべきことは「家探し」です。
ですが、家探しに慣れている人は多くありません。
「失敗したくないけど、なにから始めていいかわからない」 という人が多いのではないでしょうか? もしくは、良い物件が見つからなくて、家探しに疲れたという人もいるかもしれません。
家探しでは、
「とりあえずポータルサイトで検索しよう!」
「とりあえず不動産会社に行ってみよう」
と闇雲に探す方法はおすすめできません。 いい物件を見つけられない、もしくは多くの物件の中から決めきれなくて、疲れてしまう人が多いからです。
家探しは流れとポイントを把握すれば、効率よく進められます。
この記事では「これから家探しを行う」もしくは「家探しに疲れた」という方に向けて、
〇賃貸の家探しの流れとポイント 〇家探しで疲れる理由と疲れないコツ 〇引っ越しにかかる一般的な費用と相場
を解説します。
お気に入りの部屋で新しい生活を送るためにも、ぜひ最後までご覧ください。
賃貸の家探しはいつから始める?流れとポイント
ここでは、賃貸の家探しの流れとポイントを解説します。賃貸の家探しの流れは下記のとおりです。
希望の条件を決める
ポータルサイトで物件を探す
不動産会社に連絡し、内見をする
契約して、入居する
家探しは、入居の予定日から逆算して、2か月前から始めましょう。
スムーズにすすめば1か月程度で済む賃貸の家探しですが「良い物件が見つからない」「内見したら思ったほど良い物件ではなかった」など、意外に時間がかかることがあります。
余裕をもって、入居予定日の2か月前から家探しをはじめましょう。
希望条件を決める
家探しを始める前に、希望の条件を決めましょう。考えるべき条件は、主に下記の3つです。
家賃の上限額
住みたいエリア
間取りや設備
家賃の上限額
まず、家賃の上限額を決めましょう。
家賃の上限額は収入の1/3以内に収めるのが目安です。たとえば、給料の手取りが20万円であれば家賃の目安は6万円以内となります。
家探しを効率的に進め、引っ越し後の生活に余裕をもたせるためにも、家賃の上限額を決めておくことは重要です。
住みたいエリア
家賃の上限額が決まったら、今度は住みたいエリアを考えましょう。
考えるべき主なポイントは下記のとおりです。
通勤、通学に便利か
駅から徒歩○分以内
スーパーや病院など必要な施設は近いか
治安や周辺の環境
間取りや設備
間取りや欲しい設備について、希望条件を整理して、優先順位をつけておきましょう。 希望条件に優先順位を付けておくことは、家探しで疲れないコツのひとつです。
例えば、下記のような希望条件が挙げられます。
バストイレ別
フローリング
ペット可物件
女性の一人暮らしだからオートロックは必須
同棲だから2LDK以上がいい
ポータルサイトで物件を探す
希望する条件を整理したら、実際に物件を探しましょう。
不動産会社に直接行く方法もありますが、大手のポータルサイトで探すのがおすすめです。 さまざまな不動産会社が多くの最新物件を載せているので、選択肢が多く、不動会社を訪れる手間と時間を省けます。
不動産会社に連絡し、内見をする
気に入った物件が見つかれば、電話やメールで不動産会社に連絡し、内見を行いましょう。
サイトの情報や間取り図だけでは、わからないことが多いです。内見にはお金がかからないので、失敗を防ぐためにも積極的に行いましょう。本当に気に入った物件を3~5件ほど回るのが、家探しで疲れないコツです。
内見は、遅くても入居予定日の3週間前までに行えるとよいでしょう。
契約して入居する
内見して、気に入った物件が見つかれば、いよいよ入居の申し込みです。 申し込みから契約までの大まかな流れは下記のとおり。
①申し込み ↓ ②入居審査(1週間程度) ↓ ③重要事項の説明 ↓ ④初期費用の支払い、契約 ↓ ⑤入居
家探しで疲れる理由と疲れない4つのコツ
家探しをしていると、どうしても疲れを感じる時があります。疲れを感じる理由として多いのが下記の4つ。
良い物件がない
良い物件が多すぎる
入居までの手順が長い
先に契約されてしまった
ここでは家探しで疲れないコツを解説します。 すでに家探しに疲れている人にも有効なコツなので、ぜひご覧ください。
家探しで疲れないコツは下記の4つです。
希望条件を見直す
家賃の相場を確認する
家探しをするエリアを少し拡げてみる
時間や時期を変えてみる
希望条件の見直す
家探しで疲れたら、希望条件を見直してみましょう。
考えるべきポイントは2つ、「譲れない条件」と「妥協してもいい条件」です。色々な物件を見てきたことで、家探しに対する考え方にも変わっているかもしれません。
「譲れない条件」や「妥協してもいい条件」をふたたび明確にすることで、良い物件が見つかりやすくなるでしょう。
家賃の相場を確認する
家探しに疲れたら、希望するエリアの家賃の相場を確認してみましょう。
希望する家賃の上限額が高すぎても低すぎても、良いと思える物件は見つかりにくくなります。相場に応じて家賃の上限額やエリアを変えると、良い物件が見つかりやすくなるでしょう。
家探しをするエリアを少し拡げてみる
気に入った物件を見つけられない場合は、家探しをしているエリアを少し拡げてみましょう。
選択肢が増えることで、良いと思える物件を見つけやすくなります。職場や学校から少し離れたとしても、駅から近い物件があれば、通勤・通学の時間を短くできる可能性があります。
時間や時期を変えてみる
可能であれば、家探しの時期や時間帯を変えてみましょう。
閑散期に家探しを行えば、空き物件の数は少なくなりますが、物件を探している人も減るので「先に契約された」ということも少なくなります。申し込みから契約までの作業も余裕をもって行えるでしょう。
平日に内見を行うのもおすすめです。
家探しのあとは引っ越し!一般的な費用と相場を確認しよう
ここでは引っ越しにかかる一般的な費用と相場をお伝えします。
家探しに夢中になっていると意外と忘れがちなのが、引っ越しにかかる費用です。家探しの苦労を無駄にしないためにも、一般的な費用と相場を把握しておきましょう。
引っ越しにかかる一般的な費用は下記の3つです。
賃貸の初期費用
引っ越し費用
家具、家電の購入費用
賃貸の初期費用
アパートやマンションなどの賃貸物件を借りる場合は、初期費用と言われるお金が掛かります。 初期費用の相場は家賃の4~6か月分です。 家賃が6万円の物件なら30万円前後の初期費用がかかるでしょう。
初期費用の一般的な内訳は、下記のとおりです。
敷金
礼金
仲介手数料
前家賃、日割り家賃
火災保険
保証会社利用料
鍵交換費用
上記の他にも、消臭抗菌施工費用や24時間サービスなどの費用がかかる場合もあります。
引っ越し費用
引っ越し料金は、引っ越しの「時期」や「距離」「荷物の量」によって決まり、金額の幅は非常に大きくなります。 金額が高くなる繁忙期(3~4月)の相場は下記のとおりです。
市内(~15km) | 県内(~50km) | 遠距離(500km~) | |
---|---|---|---|
単身者 | 43,000円 | 48,000円 | 76,000円 |
2人 | 81,000円 | 91,000円 | 221,000円 |
3人 | 102,000円 | 116,000円 | 272,000円 |
4人 | 126,000円 | 148,000円 | 315,000円 |
家電・家具の購入費用
ひとり暮らしで新たに家具・家電を購入する場合、費用の相場は20~30万円です。
節約したい場合は、中古品やレンタル、100円ショップなどを活用しましょう。
最低限必要と言われている家具・家電は下記のとおりです。
■最低限必要な家具
寝具
カーテン
食器
タオルなど衛生用品
調理器具
■最低限必要な家電
冷蔵庫
洗濯機
テレビ
電子レンジ
掃除機
引っ越しの費用は分割払いも活用しよう!おすすめはsmooth
貯金から引っ越し費用を出すのが難しければ、分割払いも検討しましょう。
近頃はクレジットカード払いに対応した引っ越し業者も増えています。 初期費用の一部を分割払いにしてくれる不動産会社もあるので、相談をしてみるといいでしょう。
賃貸の初期費用を分割払いする方法でおすすめなのが「smooth(スムーズ)」。
「6回払いなら金利手数料が0円」で賃貸の初期費用を分割あと払いにできるサービスです。 相談や交渉する手間がないのもうれしいポイント。
なぜsmoothは初期費用を分割できるのか?気になる仕組みはコチラ →スムーズの仕組み | 株式会社スムーズ (smooth.jp)
smoothを実際に利用した方の口コミやレビューはコチラ→https://smooth.jp/articles/about-smooth/smooth-reveiw
口コミ・レビューを参考に、安心してsmoothを利用しましょう。
まとめ
最後に、この記事の内容を簡単にまとめると下記のとおりです。
〇賃貸の家探しの流れ ・条件を決める ・ポータルサイトで物件を探す ・不動産会社に連絡し、内見をする ・契約し入居
〇賃貸の家探しのポイント ・家賃は収入の1/3以内に収めるのが目安 ・住みたいエリアは通勤、通学や買い物など総合的に判断 ・譲れない条件や妥協できる条件の優先順位をつけておく
〇家探しで疲れない4つのコツ ・譲れない条件と妥協できる条件を見直す ・家賃の相場を確認する ・家探しをするエリアを少し拡げると選択肢が増える ・時期や時間帯を変えてみるとライバルが少なくなる
〇引っ越しの費用の一般的な費用と相場 ・繁忙期の引っ越し費用は、一人暮らしで6万円、3人家族で13万円が平均金額 ・賃貸の初期費用の相場は家賃4~6ヶ月分 ・家具家電の購入費用の相場は、一人暮らしで20~30万円程度
〇引っ越しの費用は分割払いも活用しよう!おすすめはsmooth 闇雲に探すと疲れてしまいがちな賃貸の家探し。 お気に入りの部屋で新しい生活を始めるためにも、流れとポイントを押さえて、効率的に進めていきましょう。 初期費用に分割払いに便利なsmoothも是非ご検討ください。
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