賃貸審査で借金がバレる？費用を抑えて引っ越すための方法

恋人との同棲を検討している方の中には、賃貸審査や賃貸契約の際に、借金がバレてしまわないか不安に感じている方も多いでしょう。

この記事では、賃貸審査における借金の位置づけについて紹介します。

費用をなるべく抑えて引っ越すためのコツも解説するので、節約方法を知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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賃貸審査で借金はバレる？

同棲のための物件を探している場合、審査や契約の際に借金があることがバレたくない人もいるでしょう。

基本的に心配はいりませんが、事前に対処しておくことでバレるリスクを減らせます。

借金が同棲相手にバレることはほとんどない

同棲のための賃貸審査では、借金がバレることはほとんどありません。

賃貸契約は収入と家賃のバランスを見て審査するため、借金の有無は問われないケースが多いからです。

保証会社は借金情報を把握しているため、結果的に借金が原因で審査に落ちてしまう可能性があります。

しかし、審査に落ちた理由は通常開示されないのでバレるリスクは低いでしょう。

入居申込書で借金がバレる可能性がある

賃貸審査で借金がバレる可能性は低いものの、入居申込書を記入する際に借金がバレるケースがあります。

記入欄に「借入額」が含まれる場合があり、それを恋人が目にするリスクがあるためです。

絶対にバレたくない場合でも、申告しなければ虚偽にあたります。

このような状況に陥った場合、一度空欄で提出してあとから不動産会社に個別で借金に関する連絡をすると恋人に借金バレずに済みます。

借金以外で賃貸審査に落ちる理由

借金以外でも、賃貸審査に落ちる可能性があります。

賃貸の審査に落ちてしまった場合、明確な理由を提示されることはありません。

しかし、審査に通らない状況が続くと恋人から心あたりを聞かれる可能性があるでしょう。

クレジットカードの滞納歴

クレジットカードに滞納歴があると、信用がないと判断され審査に通らないケースがあります。

クレジットカードの引き落とし金額分が口座に入っていないと引き落とし不良になり、信用情報に傷がつきます。

信用情報の傷

クレジットカード以外でも、奨学金の引く落としやローンの引き落としなど、不履行があると審査に不利に働きます。

これらの引き落とし不良は「信用情報の傷」として記録され、保証会社や信用調査機関で情報が共有されています。

スマホ代などの些細な引き落としでも、信用情報の傷として残ってしまいます。

一度傷ができたら、5年間は審査に通りづらくなると理解しましょう。

自己破産歴

自己破産歴があると、賃貸契約時に不利に働きます。

仕事があり安定した収入を得ていても審査に通りづらい場合は、過去の自己破産が原因かもしれません。

引っ越し費用を抑える方法

引っ越し費用は、引っ越し業者費用、家具・家電費用、引っ越し初期費用などさまざまな出費を含みます。

なるべく費用を抑えて引っ越すためには、各費用の節約方法を把握することが大切です。

引っ越し業者費用を抑える

引っ越し業者費用は、引っ越しの移動距離、荷物の量、時期の3つの要素を総合して費用を算出します。

そのため、繁忙期にあたる3月4月は料金が割高に設定されており、費用を抑えたい方にはおすすめできません。

引っ越し時期を自由に選択できる状況であれば、5月以降の引っ越しがリーズナブルです。

また、引っ越し業者を選ぶ際は、1社だけでなく複数社から見積もりを取りましょう。

価格や条件を比較しながら、最善の選択肢を選ぶことができます。

家具・家電付き物件を見つける

新生活にかかる費用を抑えるためには、家具・家電付きの物件を見つけることもおすすめです。

家具や家電は1から揃えると、数十万円費用がかかることもあります。

家具・家電付きの物件であれば、入居した日からすぐに必要なものが揃っています。

家具や家電を買いに行ったり運んだりせずに生活が始められるのは、大きなメリットですね。

費用を抑えたい方に最適な物件スタイルです。

引っ越し初期費用を分割払いする

引っ越し初期費用は家賃の4～5ヶ月分とも言われ、大きな負担となる引っ越し時の出費です。

初期費用は物件契約時に不動産仲介会社と大家さんに対して支払う費用ですが、分割払いで負担を分散する方法があります。

引っ越し初期費用分割払いサービス「smooth」では、初期費用を6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月の分割払いにできるサービスを展開しています。

なにかとお金がかかる時期の出費を抑え、なるべくストレスを軽減して新生活を始められる点がメリットです。

まとめ

賃貸審査で借金がバレることは少ないですが、申請書の記入時や審査落ちのタイミングで恋人にバレてしまう可能性があります。

そのため、過去に滞納歴や自己破産などの経験がある方は、賃貸契約の審査は要注意です。

また、費用を抑えて引っ越しをしたい方は、「引っ越し時期を閑散期にする」「家具・家電付きの物件を探す」などの方法がおすすめです。

賃貸初期費用の支払いに困った方は、smoothの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士