賃貸の入居審査にクレジットカードの利用状況は影響する？落ちるケースも解説

賃貸物件を契約する前には、家賃の支払い能力をチェックするために入居審査があります。

クレジットカードを頻繁に利用している人や、以前クレジットカードで滞納をしていまった人は、

「クレジットカードの利用状況が影響して審査に落ちるかもしれない・・・」と心配になりますよね。

この記事では、 ・クレジットカードの利用状況は入居審査へ影響するのか ・入居審査に落ちやすいケース について解説していきます。

賃貸へのお引っ越しに便利な初期費用分割あと払いサービス「smooth（スムーズ）」についてもあわせてご紹介するので、入居審査に不安がある人や引っ越しを検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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賃貸の入居審査にクレジットカードの利用状況は影響する？

通常、入居審査にクレジットカードの利用状況は影響しません。

賃貸の入居審査では、継続して家賃を支払えるかどうかが最も重視されます。 安定した収入のある定職に就いている場合は、支払い能力があるとされ、審査に通りやすいです。 そのためクレジットカードの利用状況が審査に影響すると心配は必要ありません。

ただし、家賃保証会社を利用する場合は、基本的に保証会社が個人の信用情報をチェックします。

保証会社により、確認に用いる情報は異なりますが、クレジットカードの支払いを滞納したことがある人は要注意です。

賃貸の入居審査に落ちやすいケース

入居審査は明確な判断基準が示されているわけではありません。 そのため断定はできませんが、審査に落ちやすいケースを3点ご紹介します。

クレジットカードや家賃の滞納歴がある

過去にクレジットカードの支払いを延滞したり、家賃の滞納の経験があったりすると、その履歴が信用情報機関（クレジットカード会社、保証会社など）に登録されることがあります。

過去の延滞や滞納があると必ずしも審査に落ちるわけではありませんが、家賃保証会社が信用情報を重視する場合には落ちやすくなってしまうといえるでしょう。

収入に対して家賃が高い

収入に対して家賃が高すぎる場合、家賃滞納のリスクが大きいと見なされ審査に落ちる可能性があります。

一般的に、月収の1/3までに収まる家賃が目安です。 月収が30万円の人なら、家賃10万円以下が目安となります。

月収の3/1を超える家賃の物件では、入居審査に通過しにくくなると覚えておきましょう。 良い部屋に住みたい気持ちもあるかもしれませんが、自分の収入に見合った賃料の部屋を探しましょう。

支払い能力が低いと判断されるケース

入居審査で最も大事なのが、家賃の支払い能力です。

・年収 ・勤務先の規模 ・勤続年数 ・年齢など

上記のような項目を総合的に見て判断されますが、支払い能力が低いと判断されると審査に落ちてしまうことがあります。

たとえば、短期間で転職を繰り返しているフリーター、水商売、開業したての個人事業主など、収入に波がある場合は、固定給の会社員に比べると審査に落ちやすい傾向があります。

賃貸の入居審査に通るか不安な場合は？

過去にクレジットカードや家賃の滞納歴があるなど、信用情報の影響で入居審査に通るか不安な場合は、自分で開示請求が行えます。

信用情報の内容・原因にもよりますが、登録された情報が回復するには一般的には5年（最長10年）ほどかかります。

過去にネガティブな情報が載るようなトラブルがあった人は、確認してみるとよいでしょう。 PCやスマホからインターネットで、または郵送で開示が可能です。

詳しくは、信用情報機関CICの公式サイトを参照してください。

リンク：信用情報機関CIC

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まとめ

賃貸契約前の入居審査は、家賃の支払い能力を重視して審査されます。

入居審査に通るためには、安定した収入があることや、収入に見合った賃料の部屋を探すことがポイントです。

クレジットカードの利用状況は入居審査に直接影響するわけではないので、過度に心配する必要はありません。 しかし信用情報に傷があると、審査に落ちやすくなってしまいます。 信用情報に不安がある方は、自分で開示請求して確認してみるのも良いでしょう。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士