家賃滞納1か月遅れはまだ間に合う？滞納に気づいた際の正しい行動とは

「家賃を滞納していることに気づかなかった……」 「もう1か月も家賃を滞納している……」

引き落とし口座の残高不足や、旅行などの遠出で支払い日を過ぎるなど、さまざまな理由から家賃を滞納してしまうケースがあるでしょう。 気づいたときには「すでに1か月遅れ」というケースも珍しくありません。

そこで、この記事では以下のポイントについて、詳しく解説していきます。

・家賃を滞納した場合の流れ ・1か月の家賃滞納はセーフなのか ・家賃滞納によるデメリット

1か月以上家賃を滞納しており、どうすればいいのか困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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【1か月以上】家賃滞納した場合の流れ

家賃滞納が発生した場合の流れは、以下のとおりです。

1. 加入している保証会社が立て替える 2. 保証会社から催促の連絡がくる 3. 連帯保証人に連絡が行く 4. 入居者に催告書が届く 5. 契約解除・明渡しの手続きが始まる 6. 強制執行がおこなわれる

家賃の滞納に気が付くと焦る気持ちも分かりますが、多くの場合は加入している保証会社が立て替えてくれています。これを「代位弁済」と言い、家賃滞納から2～3日後に保証会社から催促の電話がきます。

この段階で案内通りに手続きを進めば、信用情報に傷がつくことはありません。しかし、電話に出ない、支払いをしないなどの対応を取ると、連帯保証人に連絡がいき、約2か月を目安に入居者に催告書が届きます。

催告書に記載された期限までに支払いをしなかった場合、賃貸契約の解除、明渡し請求訴訟が行われます。

家賃滞納するとどうなる？1か月遅れは間に合うのか

家賃の支払いが1か月遅れて滞納になった場合、下記のようなリスクが発生します。

1. 個人信用情報に傷がつく 2. 遅延損害金の請求が来る 3. 強制退去させられる

詳しく解説していきます。

1. 個人信用情報に傷がつく

保証会社からの催促にも応じなかった場合、個人の信用情報に傷がつきます。いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれるものです。

信用情報に傷がつくと、ローンが組めなくなるだけではなく、5年間は入居審査が通りづらくなります。最悪の場合は10年間傷が消えないこともあるので、十分注意しましょう。

2. 遅延損害金の請求が来る

家賃を滞納すると、遅延損害金の請求がきます。遅延損害金は、最大14.6%の年利で、滞納金額や滞納期間に応じて変動します。

1か月程度ですぐに支払いをすれば、1,000円程度で収まるので、保証会社からの連絡は必ず応じるようにしましょう。

3. 強制退去させられる

保証会社や管理会社、裁判所からの連絡をすべて無視すると、契約している物件を強制退去させられる可能性があるので注意しましょう。また、最悪の場合は、財産を差し押さえられることもあります。

家賃滞納1か月程度では、ここまで発展することはありませんが、家賃の支払いが遅れた場合はすぐに対応することをおすすめします。

家賃滞納に気づいたらすぐに大家さんに連絡！

家賃滞納が故意ではない場合、滞納していることに気づいたらすぐに大家さんに連絡することをおすすめします。

事情を説明し、まずは滞納してしまったことを謝りましょう。 そのうえで、今すぐの支払いが難しい場合は、いつなら支払いができるのか伝え、なぜ支払いが難しいのか説明しましょう。

大家さんからすると、連絡があるとないで印象は全然違います。 大切なのは”支払う意思”を伝えることです。

家賃滞納に気が付いたら、すぐに連絡しましょう。

家賃滞納による引っ越しはsmoothの利用がおすすめ

「賃貸物件の初期費用が高くて払えない！」そんな方も多いでしょう。 初期費用は何も一括で払う必要はなく、クレジットカードやローンなどで分割にする方法はさまざまです。

しかし、多くの場合は金利手数料が発生し、本来よりも多くの金額を支払う必要があるということを頭に入れておきましょう。

契約時にまとまったお金を用意する必要がないことはメリットですが、少し損をした気持ちになりますよね。

そこで、おすすめなのが初期費用を分割後払いできるサービス「smooth（スムーズ）」です。

スムーズは6回払いまでなら金利手数料が0と一切かからず、負担なく賃貸物件の契約をすることができます。賃貸の初期費用に困っている方は、この機会にご利用してみてはいかがでしょうか。

利用者の声｜Wさん・20代前半

退職をきっかけに引っ越し準備を始めたWさん。会社の寮に住んでいたこともあり、急ピッチでの準備に少々焦りもあったようです。

はじめは「どうにかして初期費用を下げられないか……」と考え、カード払いも検討したそうですが、時間がない中で契約するのは面倒という結論に。とにかく急いでいたWさんが、さまざまなサービスの中から選んだのが「smooth」でした。理由は一番レスポンスが早かったから。

実際に家探しから申し込み、引っ越しまで1か月程度で終えたそうで、急な引っ越しにも対応できるスピード感に満足いただけました。

急な引っ越しが必要になり、困っている方はWさんの体験談を参考にしてみてください。 急すぎる引越しにも対応、好きなことを我慢しなくてもいい生活に｜株式会社スムーズ

まとめ

家賃を滞納すると、多くの場合は加入している保証会社が立て替えて支払いを行います。 そのため、入居者は保証会社からの滞納の連絡を受けて「遅延損害金」を支払う流れになります。

しかし、保証会社からの連絡に応じず、管理会社からの連絡も無視すると、最悪の場合強制退去させられる可能性もあります。

また、家賃を滞納すると、以下のようなリスクもあります。

1. 個人信用情報に傷がつく 2. 遅延損害金の請求が来る 3. 強制退去させられる

家賃滞納が故意でない場合は、なるべく早めに対処して、信用情報に傷がつかないように気を付けましょう。

家賃の支払いが難しく引っ越しを考えている場合は、smoothなどの初期費用を分割払いにできるサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士