賃貸の申し込みキャンセル期限とは？違約金はかかる？

「賃貸の申し込みしたけど、いつまでキャンセルできる？」

「賃貸の申し込みをキャンセルすると違約金が発生する？」

など、何かしらの理由で賃貸の申し込み以降キャンセルを考えている方もいるでしょう。

賃貸の申し込みキャンセルは可能ですが、注意点もあります。

この記事では、賃貸の申し込みをキャンセルする際の違約金や注意点について解説します。

これから部屋探しする予定の方、キャンセルしようか迷っている方など、ぜひ参考にしてください。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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賃貸の申し込みはいつまでキャンセル可能？

賃貸の申し込みには明確なキャンセル期限は設けられていないため、引っ越しが難しくなった場合にはキャンセルできます。

ただし、キャンセルすることで違約金が発生する場合や、大家さんや不動産会社に迷惑をかける可能性があるため注意が必要です。

やむを得ない理由でキャンセルする場合は、できるだけ早く不動産会社に連絡することが大切です。

とくに、仕事や家庭の事情などで急なキャンセルが必要な場合、1日でも早く連絡することで、相手方への影響を最小限に抑えられます。

また、トラブルを防ぐために、メールや不動産会社の問い合わせフォームを通じて連絡し、記録が残る形で対応することをおすすめします。

賃貸の申し込みキャンセルには違約金がかかる？

賃貸物件の契約成立前なら、基本的に違約金はかかりません。

賃貸物件の契約成立までのおおまかな流れは以下のとおりです。

1. 物件紹介・内見

2. 申し込み

3. 審査

4. 重要事項説明の読み合わせ

5. 契約書にサイン（契約成立）

このように、契約書にサインしたあと、キャンセルを希望すると違約金が発生します。

通常、賃貸契約を解除する際は退去の1〜2か月前に申し出る必要があるため、契約直後でも少なくとも家賃1か月分の違約金が発生する可能性があります。

また、契約後にキャンセルした場合、礼金や仲介手数料など一部の初期費用は返金されません。

そのため、キャンセルする場合は、必ず契約成立前に申し出るようにしましょう。

関連記事：初期費用は返金される？賃貸契約のキャンセルについて解説

賃貸の申し込みをキャンセルする際の注意点

賃貸の申し込みをキャンセルする際の注意点をお伝えします。

申込書の注意事項をきちんと確認する

基本的に、賃貸物件の契約が成立する前であれば違約金は発生しません。

しかし、申込書にキャンセルに関する違約金の取り決めが記載されており、それに同意している場合は例外です。

このような場合、契約前であっても申込書にサインした時点で違約金が発生します。

そのため、申込書の注意事項をよく確認することが重要です。

クーリングオフ制度は利用できない

賃貸借契約では、一定期間内であれば契約を無効化できるクーリングオフ制度を利用できません。

そのため、契約後は必ず違約金が発生します。

万が一キャンセルの可能性がある場合は、契約前にそのリスクについて不動産会社や大家さんと相談しておくといいでしょう。

今後の部屋探しに影響する

管理会社は複数の不動産会社や大家さんと契約しているため、一度キャンセルしたあとに別の不動産会社を通じて申し込んだ場合でも、入居審査に影響が出る可能性があります。

やむを得ない理由でのキャンセルは仕方ありませんが、可能な限りキャンセルは避けたほうが安心です。

とくに、頻繁にキャンセルを繰り返すと信頼性が疑われ、希望する物件への入居が難しくなることもあるので注意しましょう。

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まとめ

賃貸のキャンセルは申し込み後でも可能です。

ただし、契約後のキャンセルは違約金が発生し、支払った初期費用も返金されないので注意しましょう。

もしキャンセルが必要になった場合は、迅速かつ誠実に対応することで、今後の部屋探しに与える影響を最小限に抑えられます。

smoothで物件探しを検討している方でキャンセルに関する質問や不安がある場合は、公式LINEやホームページの問い合わせフォームから気軽にお問い合わせください。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士