新しく二人暮らしを始める時、一人暮らしを始める時と大きく異なるのは費用の問題。
この記事では二人暮らしを始める方に向けた、引越し費用についてまとめました。
引越し費用を調べるときには引越し業者の費用が気になるでしょう。
しかし、大きな費用の問題で言えば、初期費用の方が負担額としては大きなものになります。
ここからは引越し業者にかかる費用や、初期費用についてを紹介します。
また、引越し業者の費用と初期費用を節約するコツについてもまとめましたので、最後まで読んでスムーズな引越しを進めてくださいね。
何にかかる?二人暮らしの引越しにかかるお金
二人暮らしをスタートさせるにあたって、かかる費用は主に以下の3点になります。
不動産仲介会社に支払う初期費用
引越しにかかる引越し業者の費用
新たなお部屋の家具家電などの家財道具の費用
この中でも不動産会社に支払う初期費用が、かかる費用の大部分を占めます。
家具家電は、今まで実家暮らしだった場合はゼロから全て揃える必要があり費用の面での負担も大きくなるでしょう。
引越し業者の費用は、初期費用と家財道具の費用に比べると多少安くなりがちですが、業者によって金額の差もあります。
節約のコツを知っておくことで、無駄なお金を払うことなくスムーズに引越しを進められるでしょう。
二人暮らしの引越しはいくら?相場を紹介
二人暮らしを始めるときに必ず必要になる費用として、引越し業者の費用と初期費用があります。
一人暮らしの時とは費用も大きく異なります。
それぞれの相場はどれくらいなのか、チェックしてみましょう。
引越し業者の相場
引越し業者の費用では、以下の3点が費用のポイントとなります。
引越しを行う時期
移動距離
荷物の量
引越し業者の費用が最も高い時期は、引越しのピークである3月、4月。
3月、4月以外は通常期とされそこまで費用に大きな差はありません。
そして、移動距離が遠くなるほど費用の負担が大きくなります。
近場での引越しを通常期にすると約6万円。
繁忙期になると、1~2万円値上がりし、8万程度が相場となります。
移動距離が県をまたぐ場合など、遠くなる時には通常期でも15万程度。
繁忙期になると20万程度になる場合もあります。
トラックの大きさでも費用が異なります。
2人暮らしであればおよそ段ボールの数は20個~30個必要。
家具家電も搬入となると大量の荷物を運ぶことになるので、荷物の量にも注意が必要です。
初期費用の相場
初期費用は通常、家賃の6~7ヵ月分の費用が必要です。
間取りも二人暮らしであれば、1LDKか2DKなどが多いでしょう。
二人暮らしの家賃の平均相場は約8万円~約10万円程度。
そのため、初期費用では60万円前後の初期費用が必要になります。
初期費用とは一般的に、敷金、礼金、仲介手数料、前払い家賃やその他の保険費用などが含まれています。
初期費用はなかなか大きな負担となる金額ですので、多めに見積もって準備しておくと良いでしょう。
引越し業者を節約するコツ
引越し業者の費用には節約するコツが何点かあります。
少し時期をずらしたり、手間をかけるだけで金額も大きく異なります。
コツを知って安く済ませることで、得をするでしょう。
荷物を少なくするだけでも、費用が異なります。
さっそくコツをチェックしていきます。
引越しの安い月を選ぶ
引越しの費用が大きく変わる部分として、時期が重要です。
3月、4月の新生活が始まる時期の繁忙期を避けることで、少しでも引越しの費用が安くなります。
それ以外の月は通常期と言われ、さほど大きな差はないので可能であれば3月と4月を避けるのが良いです。
時間も指定しないフリー便を利用する
時間指定をしないことも、引越し業者の費用を大きく抑えるコツの1つです。
フリー便は引越し業者の空いている時間に、引越しをしてもらうサービス。
空いている時間といっても、いきなり引越しの日時が決まるわけではなく、数日前にはおおよその時間が確定します。
時間に余裕がある人であれば、フリー便を利用することで引越し業者の費用がグッと抑えられるでしょう。
数か所で見積りする
複数社に見積もりをしてもらうことも節約する上で、とても重要なコツです。
引越し業者を探す時はいろいろ探して検索するでしょう。
基本的にサイト上に掲載されている情報は紹介業者が絡んでいる場合が多く、情報の信用度がそこまで高くありません。
そのため、大手の業者数社と地域密着型の業者、その地域に強い業者など5社程度に見積もりを出してもらうのがオススメです。
ネット上には、”複数社、同時に見積もりを取れるサービス”もありますが、サイト上に仲介料を取られている可能性があります。
その後の割引などの条件が悪くなる可能性もあるため、面倒かもしれませんが直接見積もりを取るほうが良いでしょう。
直接やり取りすることで、条件も詳しく伝えられるので正確な金額も見積もりとして出してもらえます。
不用品は処分して荷物を少なくする
あらかじめ不用品を処分して荷物の量を減らしておくことも重要。
大きな家具家電に荷物を2人分運ぶとなると、トラックも大きいものが必要になります。
大きなトラックが必要になると、その分費用が上乗せされてしまいます。
作業人数を減らすことで、費用を安くなるので出来るだけ不要なものは予め処分しておきましょう。
初期費用を節約するコツ
引越し費用の大半を占める初期費用を節約するコツがあります。
フリーレント物件を利用することと、値下げ交渉可能な部分を仲介会社に相談すること。
費用を抑えられる部分をきちんと抑えておくことで、グッと節約出来ます。
支払方法も1つではないので、分割払いに注目すると良いでしょう。
フリーレント物件を選択する
フリーレント物件は、一定期間家賃が無料になる物件。
ここ数年で流行っているもので、最初に決められた期間の家賃が無料でその後は通常通り家賃を払うというしくみです。
最初の2週間から1ヵ月間の家賃が無料となる場合が多いです。
必ずいつから家賃が発生するのかを仲介会社に確認しておくことも重要です。
大家さん側は空室である期間に収入がなくなるため、空室である期間が出来るだけ短くなるよう家賃が一定期間無料になっています。
デメリットとしては、フリーレント物件である代わりに、最低これくらいは住んでくださいという期間が設けられていること。
この期間の前に退去するときは違約金がかかってしまいます。
フリーレント物件は、ある程度長く住むことを前提としている人にオススメです。
家賃1ヵ月分が無料になった場合、約10万円程浮く計算になるので積極的に相談するとよいでしょう。
値下げ交渉をする
初期費用の中でも大きく値引きされる可能性があるのが礼金についてです。
礼金の相場はおよそ家賃の1ヵ月分。
高く設定されている場合だと、家賃2ヵ月分の場合もあります。
そのような物件は人気であったり、新築などの築浅物件である場合が多いでしょう。
礼金が高く設定されている物件が多いですが、仲介会社に相談すれば、値引きに対応してくれる可能性があります。
家賃の1ヵ月分以上の礼金であれば、交渉する価値があるのでぜひ仲介会社に相談してみてください。
特に閑散期であれば、入居者が少ないので値下げ交渉が成功する可能性もあがります。
敷金や仲介手数料などはサービスレベルの保持のため、なかなか値引きが難しいですが応じてくれる可能性もあるため、相談してみましょう。
分割払い出来る不動産会社を探す
初期費用を分割払い出来る不動産会社を探すこともコツの1つです。
分割払いする方法としてクレジットカードで支払う方法があります。
クレジットカードで支払うことによって、ボーナス払いやポイントを貯めることも可能です。
入居時にまとまった現金が必要ないのもメリットといえるでしょう。
smoothでは初期費用を分割払いにすることが可能です。
6回までの分割払いがゼロ円。
最大初期費用を24回まで分割払いすることが出来るので、いきなりの引越しで貯金がなくても安心して引越しができます。
引越しには家具家電や日用品にも最初はお金がかかります。
初期費用を分割にして、浮いたお金を他に回すこともsmoothの分割払いでは可能になるでしょう。
まとめ
この記事では、二人暮らしの引越しについて説明してきました。
家賃が8万円の物件に引っ越す場合でも、初期費用や引越し費用と全て合わせて60万近くの引越し費用が必要になります。
急な引越しの場合などには、費用を揃えることが難しい場合もあるでしょう。
節約できる部分はしっかり抑えておくことで、引っ越しをスムーズに進めることが出来るでしょう。
新しいスタートを切る時に、少しでもお得になると楽しく引越し準備が出来るのでぜひ参考にしてみてくださいね。