二人で楽しく始めた同棲生活が終わってしまうことは、とても悲しく辛いことですよね。
「相手の嫌なところを知ってしまった」
「人生に対する価値観が合わない」
「他に好きな人ができてしまった」
など、同棲をやめる背景には様々な理由があるかと思います。
また、自分が同棲をやめたくても相手がやめたくないと言っている場合は、思い通りに解消はできません。
もし、お互いに同棲を解消することに同意できても、「住んでいた部屋はどうするのか」「二人で買った家具はどうするのか」などの問題も出てきます。
ここでは同棲を解消するときの「お金まわり」の問題と、解消後の新生活をするための必要費用やおすすめの引越し方法についてお伝えします。
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その理由は様々!同棲解消の代表的な理由4つを紹介
カップルによって同棲解消する理由は様々。
相手が嫌になったからだけではなく、仕方なく同棲解消することもあります。
ここでは代表的な理由3つを紹介します。
転勤
どちらかが仕事の都合で転勤をすることになり、仕方なく同棲を解消することがあります。
お互いのことが嫌になったわけではないので、この場合は同棲を解消をしても交際を続けるパターンがあります。
一緒に住んで気づいた!価値観が合わなかった
生活スタイルが合わなかったり、生理的に無理なことがあり同棲を解消する場合があります。
家での過ごし方、金銭感覚、掃除、仕事への意気込みなど同棲することでパートナーの新たな一面を知るため、価値観が合わないと一緒に住めなくなります。
お互いにリラックスできる雰囲気にならないと、いずれは耐えられなくなるでしょう。
しかし、結婚する前に相手との価値観が合わないことを知れるのは、逆に良かったと捉えることができます。
結婚のタイミングが合わなかった
お互い結婚したいと思うタイミングが合わないことが別れるきっかけとなり、同棲解消にも繋がります。
たとえ結婚を前提に同棲をはじめていても、付き合いが長くなると結婚せずにダラダラとした関係になってしまうことがあります。
先が見えないなと思ったら早めに同棲を解消しましょう。
時間をムダにすることがなくなりますよ。
単純に別れた
別れてからも同棲を続けるカップルはそういません。
単純に別れて恋人通しではなくなった場合、同棲も解消するのが一般的です。
同棲をやめるとき、「お金まわり」が一番の問題に
同棲を辞めるときは、お金に関わる問題が1番厄介です。
ここでは、同棲解消をする際に注意するべき点3つを紹介します。
二人とも新しい家へ移るのか、どちらかは継続して同じ家に住み続けるのか
同棲をやめるとき、二人とも新しい別の家に引っ越すパターンと、どちらかは同じ家に継続して住むパターンの2つがあります。
二人とも新しい別の家に引っ越すパターンだと、お互いに新しく部屋を借り、生活をして行くための費用が必要になります。
突然、同棲をやめることが決まってしまった場合、貯金をする準備もなく引越しをする必要が出てくるため、とても大変です。
同棲をやめることが決まっている中で一緒に生活をするのは心苦しい人もいるかと思いますが、一度冷静になって、いつ同棲を解消するのかを考えて相談するのが良いでしょう。
どちらかが同じ家に継続して住むパターンの時は、家の賃貸契約の名義が継続して住む人になっているかがポイントです。
賃貸契約の名義人になっていない人が部屋に住み、家賃を支払い続けるのは契約上難しいことが多く、新しい部屋を探す必要があるケースがあるので注意です。
二人で一緒に貯金をしているとき
二人で貯めたお金をどのように分けるのかが同棲を解消するときのトラブルになりがちです。
二人がそれぞれ貯金をした金額が分かっているのであれば、その分を本人の手元に戻す形で分け合うのが一番自然です。
しかし、片方が生活費や家賃を多く出していた場合は、その分を計算して貯金を分け合うのかどうかは二人でしっかりと話し合う必要があります。
家具や家電はどう分ける?
一緒に生活をしていると、中には自分が出して買った物や二人で出し合って買った物など、様々な物があると思います。
その中でも家具や家電はこれからの生活で必要な物がほとんどですよね?
二人でお金を出し合って買ったものに関しては、引き取る側がいくらか相手にお金を出して、譲ってもらうという方法で分け合うケースが多いそうです。
新しく部屋を借りて生活するには、いくらお金が必要?
新たな場所へ引っ越しをするためには、まとまったお金が必要になってきます。
ここでは、引っ越しにかかる費用の目安を紹介します。
賃貸の初期費用は家賃の4~5ヵ月分を一括で払う必要があります
新しく部屋を借りて住む場合、家賃の4~5ヵ月分を入居の前に支払う必要があります。
部屋によって多少異なりますが、下記が基本的な初期費用の内訳になります。
敷金・・・家賃1ヶ月分
礼金・・・家賃1ヶ月分
仲介手数料・・・家賃1ヶ月分
前家賃/前管理費・・・・・・家賃1ヶ月分+
引越し業者の依頼費用は3万円から10万円
荷造りから移動作業まで、友人などに手伝ってもらったりできたら良いですが、難しい場合は引越し業者に依頼する必要があります。
引越し業者に依頼費用は、所要時間によって大きく上下します。
引越し業者が一日の内に対応できる件数が限られているからですね。
業者や都道府県、時期によって値段の上下はありますが、下記が目安になります。
また、引越しの繁忙期と言われる3月と4月は料金が高くなる傾向にあるので注意です。
家具や家電も買い足す必要があります
全ての家具や家電を自分のものにできたら良いですが、分け合った場合は新しくものを買い足す必要がありますね。
家具や家電を安く揃えようとしたときの平均的な価格が下記になります。
一人暮らしで家具や家電を一式揃えようとすると20万円前後が目安となります。
家具一式の合計・・・約5万円
ベッドフレーム・・・10,000~30,000円
ベッドマットレス・・・10,000~20,000円
テーブル・・・5,000~10,000円
マットレス・・・5,000~10,000円
テレビ台・・・5,000~10,000円
カーテンなど・・・5,000~10,000円
家電一式の合計・・・約15万円
冷蔵庫(100リットル以下/小さめ)・・・10,000~20,000円
冷蔵庫(100〜200リットル/大きめ)・・・30,000~50,000円
洗濯機・・・20,000~40,000円
電子レンジ・・・5,000~10,000円
炊飯器(3〜5合)・・・5,000~15,000円
電気ケトル・・・3,000円
掃除機・・・3,000~15,000円
テレビ・・・20,000~30,000円
ドライヤー・・・1,000~4,000円
エアコン・・・約40,000円(取付費用含む)
照明・・・約5,000円
引越しにはどれくらいの期間が必要?
同棲を解消すると決めてから、新しい部屋に住み始めるまでには平均して1ヶ月は必要と考えましょう。
普段仕事をされている方の場合は1週間の内に引越しのために使える日は1〜2日だと思います。
そのことを考えると下記程度は引越しのために最低でも期間が必要です。
引越しのための所用時間
部屋探しと内見・・・1週間〜2週間
部屋の清掃や受け入れ準備・・・1週間〜2週間
部屋の契約・・・1週間
同棲解消したい!円満に解消する4つのポイント
同棲を解消したいと思ったらすぐに「伝えたい!」と思うものですが、円満に解消するためには切り出すタイミングがカギです。
どこで伝えるか、どのタイミングがいいか、なんて伝えるといいか
3つに分けて解説します。
同棲解消を打ち明ける場所はカフェやファミレス
場所はカフェやファミレスで話し合うことがおすすめです。
周りの人の目があり程よい緊張感があるため、お互いに落ち着いて話し合うことができます。
感情的になることを避けることができますし、その後に気まずくなる空気を軽減することができるでしょう。
同棲解消を伝えるタイミング
相手に伝えるタイミングも重要。
同棲解消は、お互いが精神的に落ち着いて考えられるタイミングにしましょう。
例えば自分や相手の仕事が忙しい時や、資格の取得や昇進試験を控えている時は避けるべきです。
お互いの関係にしっかり向き合うことができるタイミングを選びましょう。
同棲解消をする理由の言い方
同棲解消と別れの伝え方は、結論をハッキリと伝え、相手を責めずに自分主体で伝えると円満に解消できます。
相手を傷付けたくないからと曖昧な表現をしてしまうと上手く伝わらないことがあるため、同棲してみて感じたことや一緒に乗り越えられないと思ったことなどを素直に伝えましょう。
ただし、DVやモラハラを受けている場合、円満に同棲を解消するのは難しいです。
無理に相手を納得させようとせず、自分の身を守ることを優先させましょう。
別れるのか明確に
「同棲解消=別れる」と勘違いされがちですが、恋人同士のまま同棲だけ解消するというパターンも考えられます。
しかし、同棲を解消しようと相手に伝えると、別れると捉えられてしまう可能性もあるので注意が必要です。
同棲を解消してそのまま別れるのか、同棲は解消するけど関係性は同じなのか、相手にははっきりと伝えるようにしましょう。
同棲解消に陥りやすい言動
人それぞれ価値観の違いや考え方の違いがあって当たり前です。
同棲を続けていると、恋人に対して嫌悪感を抱いたりイラついてしまうこともあるでしょう。
悪気はなくても相手を傷つけてしまうこともあるので、同棲している場合は自分の言動に注意しなければなりません。
ここでは、同棲解消に陥りやすい言動をお伝えしていきます。
ちょっとした一言が相手を傷付け、同棲解消になってしまうことがあるので、とくに男性の方は注意が必要です。
家事への口出しが増えた
家事への口出しは、同棲解消につながるので注意したいポイントです。
一人暮らし男性の部屋で同棲を始めた場合、男性は一人暮らしのときの自分ルールを持っています。
そのため、「お皿はこっち」「洗濯物はこうやって干すんだよ」など、無意識に自分のやり方を押し付けてしまうケースがあります。
初めはよくても、何度も言われるうちに女性側もイライラしてきて、ついには我慢の限界を迎えてしまうでしょう。
お互いの価値観や考え方が違うとはいえ、ストレスが溜まるようなことがあってはいけません。
男性からすれば、ちょっとしたことかもしれませんが、一気に女性が冷めてしまう可能性もあるので注意しましょう。
ほかの異性の話が増えた
男女問わず、恋人以外の異性の話が増えると、イライラが積もってしまうケースがあります。
例えば、「会社の新人の女の子が~」「あの子かわいいよね~」など、恋人の独占欲が強い場合は、トラブルに発展しかねません。
自分以外の話が増えると、相手は「自分に飽きたのかな?」「自分には興味ないのか?」と不安に思ってしまうものです。
お互い好きなら、しっかりと自分のパートナーに目を向けるようにしましょう。
同棲解消するには?5つの項目と手順
同棲解消して新生活をはじめるまでには様々な手順があります。
5つの項目に分けて紹介します。
新たに住む賃貸物件の契約
まずは、同棲解消をした後に住む場所の確保が必要です。
今住んでいる家にそのまま住み続ける場合は必要ありませんが、今の家を出ていく場合は早めに新たな住居を見つけておきましょう。
新たに住む場所を探す際は、同棲していた場所から少し離れた所を選ぶことで偶然出会うことを避けられます。
今住んでいる物件の退去の手続き
同棲している物件を退去するためには、大家さんや管理会社への連絡が必要です。
物件にもよりますが退去する1ヶ月~2ヶ月前に予告が必要になりますので、出ていく日付が決まったら早めに連絡をしておきましょう。
また、引っ越しをした後に原状回復費やクリーニング代金が請求されることがあるので、分かれても少しの間は連絡が取れるように!
2人で貯めた貯金や家具家電などの財産を分ける
同棲してからはじめた貯金について、家具家電、ペットをどうするかの話し合いをしましょう。
できるだけ平等になるよう分けることで後々のトラブル回避になります。
特に、車や高額の家電のローンがある場合は要注意。
どちらが引き取って、残りの金額を支払うかの話し合いをしっかりしておく必要があります。
また、この時に退去時の費用の話し合いもしておくと良いでしょう。
公共料金・郵便物・住民票の変更変更手続き
引っ越しをする前に以下のことを済ませておきましょう。
電気、ガス、水道などの公共料金への連絡
郵便局へ「転居届」を出す
住民票の変更手続き
これらの連絡は引っ越し後、快適な生活がおくれるように1週間前までに済ませておきましょう。
新たな住居への引っ越しと退去の立ち合い
準備が整ったらいよいよ引っ越しです。
後から「返して欲しい!」とならないよう忘れ物のチェックは慎重に。
そして、退去の立ち合いまでには荷物は全て運び終えておきましょう。
どちらが立ち合いをするのかも事前にしっかり話し合っておきましょうね。
賃貸の初期費用を分割払いして、賢く引越しましょう
同棲を解消して新しい部屋に引っ越すとき、思ったよりも費用がかかることがお分りいただけたでしょうか。
中でも賃貸初期費用は家賃の4〜5ヶ月分ととても高額です。
貯金がすでにある方や、引っ越すまで期間がある方はともかく、「今すぐ引っ越したい」という要望のある方にも特におすすめなサービスをご紹介します。
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賃貸初期費用を分割払いすることで、貯金が足りなくても引っ越すことができますし、家具や家電などを引っ越した後すぐに購入できます。
またクレジットカードでの分割払いも、ポイントが溜まったり一見お得なように見えますが、分割のための手数料もかなり高く、クレジットカードの利用限度額も圧迫されてしまうのでおすすめできません。
スムーズなら基本的にほぼ全ての物件の初期費用を分割払いにできることもメリットの一つです。
記事のまとめ
同棲の解消は相談をした上で様々な手続きも必要なため、精神的にも肉体的にもとてもつらいことです。
お互いの意見を言い合い、一緒に住み続けることはできないのかをしっかりと考えることが一番大切です。
それでも同棲を解消するという結果になった場合は、お互いを尊重しあいながら「いつまで一緒の部屋に住むのか」「家具や家電はどう分けるのか」などを話し合いましょう。
その中で、新しく住む部屋のリサーチや初期費用の分割払いなど新しい生活をより快適に過ごすための工夫をしていくことがおすすめです。