賃貸の入居審査は借金があると不利？費用を抑えて引っ越す方法を紹介

賃貸の入居審査を受ける際、借金があると落ちてしまわないか不安に感じていませんか？

入居審査は、引っ越し先で新しい生活を始めるために必ず必要なステップです。

この記事では、賃貸の入居審査を控えている方に向け、借金と入居審査の関係性について、詳しく解説していきます。

また、引っ越し費用を抑える方法についても解説するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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借金があっても賃貸入居審査は通る？

結論からいうと、借金があっても入居審査には通ります。

借金があったとしても、収入に見合った家賃の物件であれば多くの場合は問題ありません。

賃貸入居でチェックされるポイントは支払い能力で、多くの場合、入居審査で借金が知られることはありません。

ただし、物件を決める際に保証会社との契約が必要になり、保証会社に調べられて発覚することがあります。

借金が原因で審査に不安を感じる場合、事前に不動産会社に相談しましょう。

借金以外で賃貸入居審査に落ちる5つのパターン

賃貸の入居審査では、支払い能力や社会的な信頼があるかを軸に審査が行われます。

借金があっても審査に受かる可能性はありますが、次の5つのパターンに該当すると、落ちる確率が高まるので注意が必要です。

家賃が収入に合わない

申し込んでいる物件の家賃が収入に見合っていない場合、入居審査に落ちる可能性があります。

一般的に理想の家賃は手取り額の3分の1と言われています。

借金返済中であれば、手取りから返済額を引いた額の4分の1程度の家賃が最適です。

家賃が申告する収入の半分以上を占めている場合、不動産仲介業者や大家さんが不安を感じ、契約を断られることがあります。

信用情報に傷がある

借金の有無にかかわらず、信用情報に傷がある人は入居審査に落ちるリスクが高まります。

信用情報とは、引き落としができなかったり支払いが遅れたりすることを指します。

保証会社によっては個人の信用情報で審査の合否を判断しているため、些細な金額での滞納の記録もマイナスに働きます。

スマホ代、学生ローン、奨学金、公共料金などすべてが対象です。

家賃滞納歴がある

支払い不履行は、家賃も同様です。

家賃滞納歴がある利用者は、入居審査で落ちやすい傾向にあります。

不動産業は家賃をコンスタントに受け取ることで成立する業態です。

そのため、家賃を支払い続ける能力の低い人と契約するのは避けるのは当然のことでしょう。

職業が不透明

職業が不明な場合や、不利な属性に分類される場合にも審査に落ちるリスクがあります。

不利な属性とは、学生や外国籍、フリーランスなど、安定した収入が確保できるかわからない肩書を指します。

学生であっても就職先が決まっていたり、フリーランスでも安定した収入を証明できたりする場合は問題ありません。

提出できない書類がある

入居審査に必要な書類のうち、提出できないものがあると審査に不利に働きます。

契約や審査に必要な書類は事前に伝達されます。

決められたものを期限までに提出できないと、審査がスムーズに進まず評価が下がるでしょう。

引っ越し費用を抑える方法

引っ越しが決まった際には、なにかと必要な出費が重なります。

借金をしながら新生活を始めるとなると、さまざまな出費を負担に感じるかもしれません。

ここでは、なるべく費用を抑えて引っ越す方法を紹介します。

引っ越し業者費用を抑える

引っ越し業者費用は、引っ越しの時期・荷物の量・移動距離で金額が決まります。

そのため、繁忙期を避けて引っ越すだけでもかなり費用を抑えられます。

引っ越しの繁忙期は3月4月です。5月以降に引っ越すことで、費用を数万円単位で節約することも可能です。

家具・家電付きの物件を見つける

新生活を始めるにあたって、家具・家電をすべて揃えると数十万円かかります。

家具・家電があらかじめ設置されている物件を見つければ、この費用を節約できます。

家具・家電付き物件は入居後すぐに快適に生活しはじめられる点が特徴です。

引っ越し初期費用を分割払いする

引っ越し初期費用は、家賃4～5ヶ月分とも言われる負担の大きい出費です。

快適に新生活を始めるためには、初期費用分割サービス「smooth」の利用がおすすめです。

引っ越し初期費用分割サービス「smooth」では、初期費用を6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月に分割して払えるサービスを展開しています。

自分で選んだ物件で利用できるサービスなので、気になる方はぜひ「smooth」の公式サイトをのぞいてみてください。

まとめ

借金があっても、安定した収入があり家賃を支払う能力があれば入居審査は通ります。

そのため、多少の借金で入居審査に落ちることはないので安心しましょう。

借金よりも問題となるのは、家賃やスマホ代、奨学金などの滞納歴です。

過去に滞納がある場合は信用情報に傷がついている可能性が高いので、賃貸の入居審査に影響する恐れがあります。

また、賃貸契約にはまとまったお金が必要になるので、初期費用の支払いに困った方は分割払いにできるsmoothの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士