憧れの一人暮らしや新生活のスタート。引っ越しはワクワクする人生の一大イベントである一方、大きなお金がかかってしまうのも事実です。
そんな引っ越しに利用できる「引っ越しローン」があるのをご存知でしょうか?
本記事では、引っ越し資金がない人にとって強い味方である引っ越しローンの基礎知識とメリット&デメリット、失敗しないためのポイントについてわかりやすく解説します。
記事の最後では「6回払いなら金利手数料0円」で賃貸初期費用をあと払いにできるサービス「smooth(スムーズ)」を紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
引っ越しローンとは
引っ越しローンとは、引っ越し費用をまかなう目的で組むローンのことを指します。 特定のサービス名ではなく、引っ越し費用を支払う目的で利用するローンの総称と覚えておくと良いでしょう。
銀行等から借り入れを行う際には「住宅ローン」「自動車ローン」「教育ローン」など利用目的別に名称が異なります。 それぞれ借り入れ可能金額や返済期間、金利などが異なるため利用目的にあったローンを利用することが重要です。
引っ越し資金を借りる4つの方法
ここでは、引っ越し資金を借りる方法を4つご紹介します。
手段 | メリット | デメリット |
---|---|---|
フリーローン | 比較的金利が低い | 審査が厳しく時間がかかる |
銀行カードローン | 審査が早く限度額以内なら何度でも借り入れ可能 | フリーローンより金利が高い |
消費者金融 | 30日間利息ゼロの会社が多い | 金利が高い |
市役所・区役所 | 無利子もしくは低利子 | 利用条件があり審査に時間がかかる |
一つずつくわしく説明します。
1.フリーローン
フリーローンとは「多目的ローン」と呼ばれ、引っ越し費用以外にもさまざまな用途で申請できるローンです。
主に銀行が取り扱っており、金利の平均が6%前後とカードローンと比べて低金利なので、返済に困ることもほとんどありません。 金利が低ければ、支払う総額も抑えられるのでかなり大きなメリットといえます。
また、フリーローンは1度の申込みで1回の融資なので、追加で融資を受けたい場合は、別途申請を出して審査が必要です。
フリーローンのデメリットは、審査に時間がかかってしまうため急な出費に対応できない点です。 前もって計画を立てて借り入れを行う必要があります。
2.カードローン
銀行やクレジットカード会社が提供しているカードローンは、利用者の返済能力に応じて融資可能枠が設定され、範囲内であれば自由に融資を受けられます。
例えば融資可能枠が50万円なら、引っ越し費用に10万円の借り入れ、その後、家具・家電の購入に20万円借入するなど、範囲内で自由に融資を受けることが可能です。
またフリーローンでは、融資を受ける度に申請を出す必要がありません。 ただし気軽に借りれる分、借り過ぎてしまうリスクもあるので、返済計画はしっかりと立てて利用することをオススメします。
カードローンのデメリットは、フリーローンに比べて金利が高い点です。 金利は銀行ごとや借り入れ金額に応じて異なるため、事前に確認しておきましょう。
3.消費者金融
消費者金融を利用して引っ越し資金を借り入れる方法もあります。
カードローンに比べて金利が高くなりますが、学生やアルバイトなどの低収入の方でも融資を受けられます。
審査時間も早く、30日間の利息がゼロになるケースも多いので、すぐに返済できる方には良いでしょう。
ただし、消費者金融のキャッシングは総量規制の対象になり年収の3分の1を超える金額は借りられないので注意しましょう。
4.市役所・区役所
市役所・区役所の資金貸付制度を利用して引っ越し資金を借りる方法もあります。
意外かもしれませんが、市役所や区役所には資金貸付制度という制度があり、引っ越し資金を借りられます。
主に、低所得者や高齢者、障害者が対象となる「生活福祉資金貸付制度」に失業などで職を失った人が対象となる「総合支援資金」などがあります。
市役所や区役所から引っ越し資金を借りることはできますが、制度を利用するのは条件があるので、自分が該当しているかどうか確認してみましょう。
出典:政府広報オンライン|生活にお困りで一時的に資金が必要な方へ「生活福祉資金貸付制度」があります
引っ越しローンはどこで組むのがオススメ?
一般的にカードローンよりも低金利で借りることができるフリーローンは、銀行が取り扱う金融商品です。 申込みの際には資金が引っ越しのためであることを申告し、使い道を証明する書類などが必要になります。
ややハードルが高いように感じますが、ローンのなかでも引っ越しローンは比較的通りやすいと言われています。
金利は借り入れ先の銀行により異なり、メガバンク、地方銀行、ネットバンクなど、それぞれに特徴があります。
メガバンク:金利10%以下で借り入れできるフリーローンが多く、変動金利型の場合が多い。低金利な分、審査は厳しめ。
地方銀行:多くの場合、金利は14%前後。地方銀行の利用には、その地域に住んでいるか働いている必要がある。
ネットバンク:金利平均は4%~18%。実店舗がないので、利用には口座が必須で、基本的に全ての手続きをウェブ上で行う。
ご自身の状況に合わせて検討してみましょう。
引っ越しローンを組む前に確認するべきこと
引っ越しローンが悪いことではありませんが、「できればローンを組まずに引っ越ししたい」というのが本音ではないでしょうか。 やむを得ずローンを利用する場合でも、事前に下記のことを確認してから、ローンを検討しましょう。
家賃を抑えるために妥協できる条件はないか
家計に無駄な出費はないか
売却できる不用品はないか
本当に引っ越す必要があるのか
急ぎではない場合は、時期を改めて貯金を始めるのもひとつです。 時期が変われば引っ越しできる物件も変わるので、安くて良い物件に出会えるチャンスも広がるでしょう。 妥協できるポイントは妥協して、可能な限り引っ越し資金を準備することをオススメします。
引っ越しにかかる費用
人生の転機ともなる引っ越しには、まとまったお金が必要です。 一般的に、引っ越しに必要な初期費用の相場は、家賃の4〜6か月分と言われています。
入居時にかかる費用
入居時の賃貸契約では、敷金や礼金、仲介手数料など、さまざまな費用が発生します。
そのため、入居時の初期費用は家賃の4~6か月分と言われており、家賃6万円の物件なら24万~36万円程度がかかる計算です。
賃貸契約の初期費用は引っ越し時の大きな出費となるので、「礼金のない物件を選ぶ」「フリーレント物件を選ぶ」など、初期費用が安くなるように工夫することも大切です。
家賃6万円物件にかかる初期費用のシミュレーションはこちら。
費用 | 金額 |
---|---|
家賃 | 60,000円 |
敷金 | 60,000円 |
礼金 | 60,000円 |
仲介手数料 | 66,000円 |
前家賃 | 60,000円 |
火災保険料 | 15,000円 |
鍵交換費用 | 15,000円 |
保証委託料 | 25,000円 |
合計 | 361,000円 |
賃貸契約では、敷金や礼金、仲介手数料以外にも、火災保険料や鍵交換費用などさまざまな費用が発生するので、契約書の内訳は必ず確認しましょう。
とくに、入居日が月の半ばなどの際は前家賃が発生する可能性が高いので、日割りでいくらになるかなど、契約前に確認することをおすすめします。
新生活にかかる費用
新生活を始める際、家具や家電を新調することもあるでしょう。
テレビやソファ、ベッドに冷蔵庫など、最低限必要なものだけを揃えても5万円以上、場合によっては10万円以上かかるケースもあります。
家具・家電は高額なものも多いので、フリマアプリやアウトレットなど安く購入できるプラットフォームを探すのもひとつです。
引っ越し費用
引っ越しに費用は、大きく「距離」「荷物の量」「時期」によって金額が決まりますが、一人暮らし場合、相場は3万円~5万円程度、ファミリー世帯の場合は7万円~10万円以上になります。
ただし、3月~4月の繁忙期は、引っ越し費用が1.5倍程度になるので注意が必要です。
引っ越し費用を安く抑えるなら、閑散期の引っ越しを検討し、なるべく近い距離で物件を選ぶのが良いでしょう。
引っ越しローンのメリット&デメリット
お金が足りない時に便利な引っ越しローンですが、メリットとデメリットがあるので、ローンを組む前にしっかり理解が必要です。
メリット
・生活環境の変化や、引っ越し作業のために仕事を休んで収入が減っても、ローンを利用すれば預貯金の減少に備えられ、必要な生活費を確保できる
・支払いは分割となるので、家具や家電の購入も検討可能
デメリット
・借り入れ金額に対して利息がかかる
・融資でまとまったお金が入ることで、ギャンブルや買い物依存症に繋がる危険性もある
引っ越しローンで失敗しないためのポイント
引っ越しローンで失敗しないために、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
できるだけ金利が低いローンを選ぶこと
必要以上の借り入れをしないこと
借りる前に返済計画を立てること
目的(=引っ越し)以外のことにお金を使わないこと
引っ越しローンはあくまでも引っ越し資金が足りない場合の緊急措置であることを、しっかりと頭に入れておくことが重要です。
初期費用を分割払いにするという選択肢
引っ越しローンを組む以外に、負担を少しでも減らしたい人におすすめなのが、引っ越し初期費用分割払いという選択肢です。
賃貸初期費用分割払いサービス「smooth(スムーズ)」なら、引っ越し初期費用を6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月に分割して支払うことができます。
しかも、6回払いまでは手数料がかからないので、引っ越しローンの金利よりもリーズナブルです。
自分が選んだお気に入りのお部屋で利用できるので、気になる人は「smooth」の公式サイトをのぞいてみてください。
「smooth」が、手数料なく分割できる仕組みについてはこちらをご覧ください。
関連ページ:初期費用の分割払い・あと払いは【スムーズ】 (smooth.jp)
【利用者の声】分割払いにしたので好きなものを我慢せずに済みました(Wさん・20代前半)
急な引っ越しでsmoothを活用したWさん(20代前半)より、smoothの感想をいただきました!
「一番早くレスポンスをいただけた」 「smoothで急な引っ越しにも対応できました」 「分割払いにしたことで、好きなものを我慢せずに済んだ」
グルメが趣味のWさんの感想をぜひご覧ください。
関連ページ: 急すぎる引越しにも対応、好きなことを我慢しなくてもいい生活に | 株式会社スムーズ (smooth.jp)
smoothは累計の登録者数160,000人を達成しました!
「レスポンスが早かった」 「手元にお金が残るから安心」 「引っ越しの自由度が上がった」
など、実際にsmoothを利用した方からの感想をぜひご覧ください。
関連ページ: サービス利用者の声 | 株式会社スムーズ (smooth.jp)
まとめ
引っ越しには多くの費用が必要になります。
どうしても資金が足りない場合には、引っ越しローンなどを利用するのも方法の一つです。
この記事では、以下の4つの引っ越し資金を借りる方法を紹介しました。
フリーローン
銀行カードローン
消費者金融
市役所・区役所
また「smooth」なら初期費用を手数料無料で6回払いに分割可能。 ぜひお気軽にご相談ください。
引っ越しローンで失敗しないためには、先々のイメージをしっかり持って計画を立て、理想の引っ越しを叶えましょう。