賃貸物件を借りる上で、最重要事項と言える家賃。
「家賃の価格って、どう決めているんだろう・・・」
「家賃の交渉ってしてもいいの?」
「もう少し安ければ契約したいな!」
など、モヤモヤと悩んでしまうことがあるでしょう。
本記事では、家賃の値下げ交渉について、下記のとおり詳細に解説していきます。
値下げ交渉はしていいのか
誰にするべきか
家賃の値下げ交渉5つのコツ
値下げ交渉の注意点
家賃交渉の際の参考にして下さいね。
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値下げ交渉OK!ただし交渉が成立するとは限らない
ここでは、家賃の値下げ交渉について、下記の2点を解説していきます。
家賃の値下げ交渉はしてもいい!
値下げ交渉に失敗したら気まずくならない?
それぞれ解説していきます。
家賃の値下げ交渉はしてもいい!
入居前・入居中どちらの場合でも家賃の値下げ交渉は可能です。
しかし、必ずしも値下げができるかというと、そうではありません。
ただ、交渉のタイミングやポイントを押さえることで、より値下げ交渉が成功する可能性が高まります。
決して自分本位の値下げ交渉ではなく、家主のことを考えて値下げ交渉すると成功の確率が上がるでしょう。
値下げ交渉に失敗したら気まずくならない?
たとえ値下げ交渉に失敗しても、その後気まずくなることはありません。
賃貸物件のほとんどは管理会社へ委託しているため、大家さんと直接関わることは無いです。
入居後に大家さんとの関わりが無いので、値下げを断られたとしても大家さんとの関係性について考えなくて良いのです。
「値下げ交渉に失敗してしまったら、その部屋に住むのは気まずい・・・」
と考えてしまいがちですが、失敗しても失うものは何もない!と思っていれば交渉しやすいでしょう。
ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。
家賃はどうやって決められているのか
家賃の値段は大家さんが適当に決めているわけではありません。
まずは、家賃はどのように決められているかを知ることで、交渉する金額の参考になるでしょう。
家賃を決める方法としては、一般的に2種類あり「積算法」と「賃貸事例比較法」があります。
「積算法」とは、所有者がどれだけの利益を得たいか見定めて、賃料を割り出す方法であり実際には難しいもの。
一方で「賃貸事例比較法」は、条件が似ている物件を参考に加点や減点をして家賃を決める方法です。
一般的に多く使用されているのが「賃貸事例比較法」。
そのため周辺の似た条件の物件と比較した時に、相場が決まっているのは多くが「賃貸事例比較法」を用いられているためです。
値下げ交渉は誰にしたらいい?
家賃の値下げ交渉は、入居前と入居中では誰にするべきかは変わってきます。
入居前は不動産会社
入居中は大家さんや管理会社。
それぞれを詳しく紹介します。
入居前
入居前は不動産会社への交渉となります。
不動産会社へ家賃の値下げ交渉をし、不動産会社が大家さんへ交渉するという流れです。
ただし、不動産会社で契約をするのではなく大家さんと直接契約をする場合は、大家さんへの交渉となります。
入居中
入居中は、大家さんや管理会社への交渉となります。
毎月家賃を直接大家さんへ支払っているなど、大家さんと関わりがある場合は大家さんに交渉しましょう。
物件の管理を管理会社へ任せている場合は管理会社への交渉となります。
この場合は大家さんに直接交渉するのではなく、管理会社へ「値下げをして欲しい」事を伝えます。
管理会社では値下げ交渉を頼まれる事は、日常茶飯事なのでお願いしても嫌がられることはありませんよ。
値下げしてもらって当たり前、というようなスタイルではなくお願いベースで交渉すると良いでしょう。
家賃の値下げ交渉5つのコツ
入居前に知識がないまま家賃の年下げ交渉をしても、成功する確率は低いです。
ここでは、家賃の値下げ交渉のコツを5つ解説します。
値下げ交渉に向いている時期
値下げ交渉するタイミング
値下げは相場を知った上で交渉する
家賃を値下げしてほしい理由・値下げができる根拠を明確にする
誠実さが伝わるように
家賃の値下げ交渉には以下のコツをうまく活用しましょう。
値下げ交渉に向いている時期
値下げ交渉にも向いている時期があります。
それは不動産会社の閑散期と呼ばれる時期です。
主に7月~8月、10月~11月が狙い目でしょう。
この時期は賃貸物件を探す人が少ないため、大家さんとしても条件が合えば賃貸契約を結び、少しでも空室を埋めたいと希望しています。
そのため、少々の無理なお願いも聞いてくれる可能性がありますよ。
値下げ交渉するタイミング
値下げ交渉はタイミングも大切。
交渉するタイミングは、申込時に交渉すると良いです。
何件も候補に上げた状態で値下げ交渉するのではなく「ここがいい!」と決めてから交渉すること。
きちんと内覧もした上で、交渉をお願いすることで本気度が伝わるでしょう。
自分本位の値下げは大家さんも了承してくれません。
そのため、ある程度の常識を踏まえた上で交渉するようにしましょう。
「家賃を2000円下げてくれたら入居することを決めます」などと入居する意志をきちんと伝えることも重要です。
しっかりと条件を確認した上で、交渉できそうな範囲を考えてお願いすることで相手も受け入れやすくなります。
値下げは相場を知った上で交渉する
周辺の相場を確認しておくことで成功する確率が上がります。
家賃は「賃貸事例比較法」で決められている場合が多いので、同じような条件の物件と比較した上で交渉すると大家さんも納得しやすくなります。
的外れな値下げ交渉ではなく、根拠を持った交渉をしましょう。
家賃相場は不動産賃貸のポータルサイトで調べるのがオススメです。
下記の条件で絞り込み検索をすると、周辺の似たような部屋の家賃相場がわかります。
エリア
間取り
築年数
リフォームや清掃の具合で家賃も変化するので、内観の写真があれば必ず確認しておきましょう。
同じような物件とはあまりにも違う値段を提示してしまうと、常識のない人だと思われてしまうので注意が必要です。
家賃を値下げをしてほしい理由・値下げができる根拠を明確にする
値下げをする要因を明確にした上で交渉をすることも重要です。
以下を参考にして下さい。
築年数が古い
駅から遠く交通の便が悪い
空室になっている期間が長い
階数の低い物件
ただし、不人気である要因が交渉しやすいことにつながるわけではありません。
あくまでも、値下げをする要因と交渉する価格のバランスが重要となるので注意しましょう。
誠実さが伝わるように
値下げ交渉する時のポイントとして「良い入居者である」と伝わるよう誠実さを見せることも重要です。
大家さんも人間ですので、その人の態度次第では値下げに応じてくれない場合も大いにあります。
値下げしてもらうことが当たり前といった態度ではなく、お願いする姿勢を見せることが必要です。
そのため、入居する時に必要な書類は空欄なく準備することや、記入漏れがないようにすることも重要。
また、入居中の値下げ交渉であれば、特に問題を起こさず、ある程度住んだ上でお願いすると、交渉が成功しやすいですよ。
入居中に値下げ交渉するなら?タイミングと理由
入居中の値下げ交渉はいつがいいのか、タイミングとどのような理由で値下げをして欲しいかの具体例を紹介します。
また、家賃の値下げ交渉が厳しそうで、もう少し安い物件に引っ越そうかなと考えている場合の注意点も紹介します。
入居中は契約更新のタイミングがおすすめ
入居中に家賃交渉をする時は、契約を更新する時がオススメ。
理由は、家賃の値下げをしてくれる可能性が高くなるため。
契約の更新には更新料として家賃の1ヶ月〜2ヶ月分かかることが多くあります。
入居している側としては、更新料を支払うなら少しでも安い物件にしたいなと考え、引っ越そうか悩むタイミングですよね。
大家さんとしては部屋が空室になってしまうと、空室である期間は収入がなくなりますし、新たに入居者を探すコストがかかるため値下げを考えてくれるきっかけになります。
退去されるより、家賃を下げてでも継続して住み続けて欲しいと思っているため値下げをしてくれる可能性がUPしますよ。
値下げ交渉の理由
入居中に、理由もなく値下げをしてもらうのは難しいです。
ただ「値下げをして欲しい」とお願いするよりは、根拠があることで、値下げしてもらえる確率が上がります。
値下げをしてほしい理由としては以下の事が挙げられるでしょう。
入居時は日当たり良好だったのに建物が周辺に建って日当たりが悪くなった
近所にあった買い物できるスーパーが無くなってしまった
築年数が経過していている上に、近隣の条件が似たマンションも値下げをしている
入居前とは周辺の環境が変わったことや、入居期間が長いのにずっと同じ家賃を支払っているなどを理由に家賃の値下げ交渉をすると良いですよ。
ただし、家賃は物価の高騰などで値上がりする可能性もあるので要注意です。
今よりも少し安い物件に引っ越そうかな?と考えているなら要注意
入居中に
「家賃の値下げ交渉をするのは面倒」
「家賃交渉に失敗してしまった」
などの理由から、もう少し安い場所へ引っ越そうかなと考えることもあるでしょう。
家賃が大幅に安くなれば節約することができますが、今よりも少し安くなった場合なら、トータルで考えると損をすることがあります。
毎月の家賃を少し安くできても、入居時には初期費用が家賃の6〜7ヶ月かかりますし、今の家を退去するためには退去費用もかかります。
例えば、今は家賃10万円の家に住んでいて、家賃9万円の物件に引っ越す場合。
このまま継続して2年住む場合と、引っ越して2年住んだ場合のトータルにかかる費用を比較します。
家賃10万円に継続して住む | 家賃9万円に引っ越す | |
---|---|---|
2年間の家賃 | 240万円 | 216万円 |
引っ越しにかかる費用 | ー | 54〜63万円 |
合計 | 240万円 | 270〜279万円 |
この表から分かる通り、最低でも30万円の差がつくことがわかります。
また、この表には退去費用は含めていないため、退去費用や次の引越し先での家具家電代も含めると30万円以上の差がつくでしょう。
毎月の家賃を抑えたとしても全体にかかる費用を比較すると、損をする可能性があるので注意しましょう。
家賃の無理な値下げは提案しない
値下げ交渉の注意点は、無理な値下げを提案しない事です。
大家さんにとって毎月の家賃は貴重な収入源。
賃貸経営にはさまざまな維持費が必要になるので、家賃の大幅な値下げはできません。
値引き幅の相場は「家賃の5%以内」といわれています。
たとえば、家賃10万円の物件であれば、提案する値下げ幅の上限は5千円です。
「家賃を数万円安くして欲しい!」など、無謀な条件を出して交渉することは辞めましょう。
情報を収集し、値下げをする理由を持ってきた上で交渉することがポイントです。
家賃以外の費用も交渉してみよう
貸主側にとって、家賃は貴重な収入源なのでどうしても値引きが難しいときがあります。
家賃の値引きが難しいときは、家賃以外の費用を交渉してみるのも効果的です。
ここでは、家賃以外の交渉について、下記の2つを解説します。
礼金を交渉する
フリーレントを付けてもらう
それぞれ解説していきます。
礼金を交渉する
家賃の値下げが難しいようであれば、礼金の値下げ交渉をしてみましょう。
礼金とは「家を貸してくれたお礼」として大家に慣習的に支払うお金で、家賃1~2か月分が相場です。
家賃を値下げすると、他の入居者との間に不公平が発生してしまうので、貸主としても礼金のほうが交渉に応じやすいです。
交渉に応じてくれたら契約を即決する
長く住む予定であることを伝える
高圧的な態度は取らない
など、貸主側のメリットを示したうえで、礼金の値下げ交渉もしてみましょう。
礼金交渉の「コツ」や「タイミング」についてはコチラ
関連記事:礼金は交渉できる?敷金との違いや交渉を成功させるコツとは
フリーレントを付けてもらう
家賃の値下げが難しいようであれば、フリーレントの交渉をしてみましょう。
フリーレントとは「一定期間の家賃が無料になる」という契約の仕組みです。
家賃を値下げすると、他の入居者との間に不公平が発生してしまいます。
貸主としても、家賃を下げるよりもフリーレントを付けるほうが交渉には応じやすいです。
フリーレント期間は1か月のところが多いですが、物件によってはフリーレント期間が6カ月間のつくところもあります。
非常にお得に思えるフリーレントですが、短期解約違約金を設定されることがほとんどです。
自分の予定している入居期間を確認したうえで、フリーレントの交渉をしましょう。
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そのなかでも「賃貸の初期費用」は「家賃の4~6か月」分が相場となっており、多くの人が負担に感じている部分です。
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「分割払いにしたことで、好きなものを我慢せずに済んだ」
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まとめ
この記事では家賃の値下げ交渉について紹介しました。
家賃交渉することはよくあることですが、必ず成功するわけではありません。
家賃の交渉は、以下のようなポイントを押さえて挑むことで成功の確率も上がります。
値下げ交渉に向いている時期
値下げ交渉するタイミング
値下げは相場を知ったうえで交渉する
家賃値下げをしてほしい理由や根拠を明確にする
誠実さが伝わるようにする
家賃は毎月支払うものなので少しでも安いほうが良いですよね。
値下げの交渉に失敗しても住みにくくなることはないので、勇気を出して交渉してみましょう。
「初期費用の支払いが大変・・・」と感じているのであれば「smooth(スムーズ)」の利用がオススメです。
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