別居したい!別居のメリット・デメリット、別居中の生活費について解説します

別居

「もう離婚したい・・・」

「少し距離を置いて、冷静に考えたい・・・」

上記のような理由から「別居したい!」と考えている方もいるのではないでしょうか?

離婚を考えている場合でも、関係性を見つめなおしたい場合でも、別居が与える影響を把握しておくことは重要です。

この記事では「別居したい!」と考えている方に向けて、

・別居のメリット、デメリット ・別居中の生活費と婚姻費用の請求について ・別居するときの注意点 ・お金がない時に費用を抑える方法

についてお伝えします。

この記事を読むことで、別居の失敗を防げますので、ぜひ最後までご覧ください。

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別居するメリット

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ここでは、別居のメリットについて下記の3つを解説します。

・お互いに冷静になれる ・離婚原因になる ・相手に真剣さを伝えられる

それぞれ解説します。

メリット1.お互いに冷静になれる

別居することで物理的な距離ができるので、お互いに冷静になれます。

「別居したい!」と思っているのであれば、相手に対して強い不満やストレスを感じている状態だと思います。

その感情を向けられる相手も、同様にストレスを感じているかもしれません。

離婚したい場合でも、関係性を見つめなおしたい場合でも、冷静に話し合えなければ状況は進みません。

「話せば喧嘩ばかりだな・・・」

「冷静に話し合えていないな・・・」

上記のように感じているのであれば、別居は有効でしょう。

メリット2.離婚原因になる

民放752条にて「夫婦は同居、互いに協力し扶助しなければならない」との定めがあり、これは「夫婦の同居義務」とも言われています。

別居の事実や別居している期間などのさまざまな事情から「婚姻関係が破綻している」と裁判所が認めれば、離婚が成立します。

「別居している」という事実は、「婚姻関係が破綻しているか」を判断する重要な材料の一つになります。

(同居、協力及び扶助の義務)

第七百五十二条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。

引用:民法|e-Gov法令検索

メリット3.相手に真剣さを伝えられる

相手が離婚に応じてくれないことや、関係を見つめなおしたいのに相手が取り合ってくれないことは多いです。

別居することで、自分が真剣に考えていることが相手に伝わります。

「今まで一緒に生活していた人がいなくなる」というは重い現実です。

相手も真剣に対応してくれるようになるでしょう。

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別居するデメリット

デメリット

ここでは、別居のデメリットを下記のとおりお伝えします。

・関係を修復するきっかけを逃がす ・財産分与の資料を集めにくくなる ・浮気の証拠を集めにくくなる ・余計な生活費がかかる

デメリットを把握して、別居するか慎重に判断しましょう。

デメリット1.関係を修復するきっかけを逃す

別居をすることで「やり直すきっかけを逃す」というデメリットがあります。

別居をすることでお互いに冷静になれるメリットもありますが、別居を機会に気持ちが離れてしまうこともあるからです。

「離婚したかったけど、やっぱりやり直したい・・・」と思ったときには相手の心が離れていたら、取り返しがつきません。

少しでも「やり直す可能性がある」と感じていたら、別居は慎重に判断しましょう。

「別居して、冷静に関係性を見つめなおしたい」というときは、別居期間を決めておくのも有効です。

デメリット2.財産分与の資料を集めにくくなる

別居をすることで、財産分与の資料を集めにくくなります。

財産分与とは、「夫婦が結婚生活中に共同で形成した財産やお金を公平に分配する」ことです。

財産分与をするには、だれがどれくらいの資産を持っているか把握しなければなりません。

車や家電などの実物だけでなく、通帳のコピーや生命保険証書なども財産分与のための資料になります。

別居することで財産分与の資料が集めにくくなり、相手が資産を隠したり、財産分与の対象に漏れが発生したりする可能性があります。

デメリット3.浮気の証拠を集めにくくなる

相手の浮気が原因で別居する場合、浮気の証拠を集めにくくなるデメリットがあります。

別居をすることで、相手の生活パターンも掴みにくくなるでしょう。

探偵会社や調査会社に依頼するのもお金がかかります。

浮気による慰謝料の請求を考えている場合は、証拠を確保してから別居を検討するのがおすすめです。

余計な生活費がかかる

別居することで、一緒に住んでいたときに比べて、家賃や光熱費などの生活費が余計にかかります。

別居を検討するときは、別居中にかかる生活費も計算しましょう。

別居中の生活費が心配な場合は、下記のような方法を行いましょう。

・貯金をしておく ・実家に頼る ・婚姻費用を請求する

婚姻費用については、後ほど詳しく解説します。

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別居中の生活費は?婚姻費用の請求について

図6

別居中の生活費について、専業主婦(夫)など無職の方は大きな不安を持つことになると思います。

貯金をしておくにも限界があるし、慰謝料を請求するとしても受けとれるまでに時間がかかります。

そこで、別居を始めるまえに欠かさずにしておきたいのが「婚姻費用の請求」です。

ここでは婚姻費用の請求について、下記のとおり解説します。

・婚姻費用とは? ・婚姻費用はいつ請求する?

婚姻費用とは?

婚姻費用とは、夫婦や子どもが生活していくために必要な費用全般のことをいいます。

法律上「夫婦はその負担能力において、婚姻費用を分担する義務」があります。 別居中でもその義務はなくなりません。

そのため、別居中の夫婦でも、収入の低い方が収入の高い方に婚姻費用を請求できるのです。

(婚姻費用の分担)

第七百六十条 夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。

(婚姻費用の分担)

引用元:民法|e-Gov法令検索

婚姻費用はいつ請求する?

「別居の準備段階」で、婚姻費用について話し合っておくのがオススメです。

相手と話し合いがつかない場合や、支払いを拒否された場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることになります。

婚姻費用の請求は、調停を申し立てたときまで遡って請求できますが、それ以前については請求できません。

もし、別居してしばらく経ってから婚姻費用の調停を申し立てた場合、婚姻費用を請求できない期間が発生してしまうのです。

婚姻費用の話し合いは早めに行い、折り合いがつかないときは調停を申し立てましょう。

別居するときの注意点

図5

別居をするときは下記の3つに注意しましょう。

・相手の同意を得る ・財産分与について話し合っておく ・引っ越しにかかる費用を計算しておく

DVやモラハラがある場合を除いて、相手の同意のない別居は夫婦の同居義務違反となり、慰謝料を請求されるリスクがあります。

離婚を前提としない場合でも、自家用車や大型家電の持ち出しには事前の話し合いが必要です。

別居するときに「やるべきこと」「注意点」「お金がないときの対処法」はコチラ →別居したい!引っ越し時の注意点とお金がない時の対処法もご紹介

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別居にかかる費用を抑える方法

費用

別居を始めるには「引っ越し業者」や「賃貸の初期費用」など、さまざまな費用が掛かります。

ここでは、別居にかかる費用を抑える方法を下記のとおりお伝えします。

・引っ越し業者にかかる費用を抑える ・家賃を交渉する ・賃貸の初期費用を交渉する ・賃貸の初期費用を分割払いにする

別居にかかる費用を抑えるには、ひとつの方法にこだわらず、いろいろな方法を試すことが重要です。

それぞれ解説していきます。

引っ越し業者にかかる費用を抑える

下記の方法により、引っ越し業者にかかる費用を抑えられます。

・複数の会社から見積もりを取る ・閑散期に引っ越しをする ・荷物を減らす

別居するのが自分一人の場合は、下記の方法でも費用を抑えられます。

・自分で引っ越しをする ・単身パックを利用する

「引っ越し費用を抑える方法」や「よくある質問」についてはコチラ →引っ越しって何にいくらお金がかかる?費用を抑えて引っ越す方法を紹介

家賃を交渉する

家賃は、交渉することで下げてもらえる可能性があります。 下記のコツをおさえて交渉してみましょう。

・周辺の同じ間取りの家賃相場を把握する ・高圧的な態度を取らない ・「すぐに入居する」など貸主のメリットを示す

家賃を下げることが難しい場合は、フリーレントをつけてもらえることがあります。

家賃の「交渉のコツ」や「心構え」についてはコチラ →【賃貸】家賃を下げたい!交渉のコツと他の費用を抑える方法を解説します

賃貸の初期費用を交渉する

賃貸の初期費用とは、賃貸契約をするときに必要になるお金の総称です。下記のような賃貸の初期費用は、交渉で抑えられる可能性があります。

・敷金 ・礼金 ・クリーニング代 ・鍵の交換費用

初期費用を「交渉するコツ」や「タイミング」についてはコチラ →賃貸の初期費用を下げる交渉のコツを伝授。初期費用分割ならスムーズ

賃貸の初期費用を分割払いにする

クレジットカード払いに対応している不動産会社であれば、賃貸の初期費用を分割払いにできますが、金利がかかってしまうデメリットがあります。

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口コミ・レビューを参考に、安心してsmoothを利用しましょう。

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まとめ

最後に、この記事の内容を簡単にまとめると下記のとおりです。

〇別居のメリット ・お互いに冷静になれる ・離婚原因になる ・相手に真剣さを伝えられる

〇別居のデメリット ・やり直すきっかけを逃す ・財産分与の資料が集めにくくなる ・浮気の証拠を集めにくくなる ・余計な生活費がかかる

〇別居するときは婚姻費用を相手に請求しよう

別居を意味のあるものにするためにも、別居のメリット・デメリットについて理解しておくことは重要です。

smoothなら面倒な交渉なく、初期費用を分割払いにでき、お金の面で余裕をもって別居を始められます。

もし別居することになったら、smoothの活用もぜひご検討ください。

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