【同棲に疲れた】疲れてしまった原因とそうなったときの対処法

同棲に疲れたと感じている人の中には、心の中のモヤモヤを抱えながら毎日を過ごしている人も多いかもしれません。 同棲は人との生活が基本となるため、自分のペースで物事が進まないことにストレスを感じることもあるはずです。

「同棲を解消して実家に帰りたい」

「ひとりになりたい」

「パートナーと別れたい」

「同棲に疲れたと言われて困っている」

この記事では、そんな同棲に疲れた方やカップルに向けて、原因と、そう感じたときの対処法について紹介します。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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同棲に疲れた原因

同棲に疲れた原因は人によって異なります。

対処法は原因によって異なるので、まずはなぜ同棲に疲れたのかを自分で分析することが大切です。

自分の生活が乱れている

同棲に疲れた原因の1つとして、「自分自身の生活が乱れていること」が挙げられます。

一見、相手との関係性に疲れているように感じることでも、実はただ疲れがたまっているだけの場合もあります。

まずは、同棲に疲れたのか、それとも仕事や学校などの私生活で疲れたのかを冷静に判断するようにしましょう。

家でのルールや生活スタイルで揉めやすい

同棲が疲れたと感じる原因には「家でのルールで揉めやすいこと」も挙げられます。

例えば、 ・「料理や洗濯に文句をつけてくる」 ・「家事を自分任せにしてくる」 ・「一緒に貯金しているのに、相手がお金にルーズ」 ・「相手の私物が多すぎる」 など、お互い感じている不満もあれば、片方が我慢して成り立っている不満も出てきます。

特に将来を見据えた同棲では、金銭的なルールも欠かせません。 そんな中で、共有の口座から勝手に使っていたり、そもそも相手が貯金をしてくれなかったりという揉めごとが起きやすくなります。 「家でのルールを守ってもらえない」「お互いの生活スタイルに不満がある」といったことが原因で同棲に疲れた可能性もあります。

喧嘩後も一緒にいなければならない

同棲が疲れたと感じる原因は、喧嘩が起きてしまうことだけではありません。 ひとりになりたい時に「喧嘩後でも一緒にいなければならないこと」も大きな原因になり得ます。

同棲していないときは、直接でも電話やLINE越しでも喧嘩をした後にひとりの時間が作れます。

しかし同棲の場合は、ひとりになりたい時でも相手との距離を作りにくいのです。

そんな時に「実家に帰りたい」「友達の家に泊まりたい」と思って距離を置くことが繰り返されると、同棲に疲れたと感じてしまう原因になります。

相手に対する感情が薄れた

「相手に対する感情が薄れてしまったこと」が原因で同棲に疲れたと感じる可能性があります。

同棲では、好きで一緒に住んでいるときには気にならなかったような生活習慣の違いや価値観など出てきます。 すると気持ちが離れた途端に許容できずに「別れたい」と考えてしまう場合も少なくありません。

今まで見えなかった部分が、同棲を通して見えてしまうことが原因なのです。

同棲自体に疲れたのか、そもそもパートナー自身に対して感情が薄れたのかによっても対処法は異なります。

自分だけの時間やスペースがない

同棲に疲れたと感じる原因には、「自分だけの時間やスペースがないこと」も想定されます。

個別に部屋がある間取りの場合は問題ありませんが、基本的に同棲の場合は常に同じ時間に同じ空間で過ごすことになります。

特にテレワーク、在宅勤務などで家にいる時間が長くなると「たまにはひとりになりたい」と無意識にストレスが溜まってしまっているのかもしれません。

同棲に疲れた場合の対処法

同棲に疲れたときの対処法は、原因によって異なります。 原因を分析した上で、何をどのように改善したらいいかを検討してみましょう。

話し合いをする

同棲に疲れた原因が「家でルールや生活スタイルでの喧嘩」が多い場合は、 一旦お互いに落ち着いた時に「話し合いをすること」がおすすめです。

場合によっては相手が気づいていないこともあり得ますし、ゆっくり話せば分かり合えることもあります。

我慢が続いたりお互いにピリピリしている状況が続いたりしている場合は、時間をとって考えや思いを交換し合うようにしましょう。

生活リズムを整える

同棲に疲れたというよりも「日々の生活でストレスが溜まっている」という人は、まずは「生活リズム」を整えることが大切です。

仕事や人間関係などで悩みを抱えていると、知らない間に心に余裕がなくなって視野が狭くなってしまうものです。

同棲が原因で疲れたというわけではない場合は、まず生活リズムを整えて余裕のある生活を目指しましょう。

一度距離をとって関係を見直す

同棲に疲れた原因が「パートナーの関係性」の場合、一度「パートナーとの距離をとる」ことで関係を見直すことも大切です。

「距離をとる」といっても別れる必要はなく、ウィークリーマンションやマンスリーマンションを契約して離れて住んでみるのも有効です。

別々に暮らしてみることで、今まで見えなかったことが見えるようになることもあります。

自分の気持ちを明らかにするためにも、お互いに落ち着いて考えられる時間をつくってみましょう。

新しい物件に引っ越す

同棲に疲れた原因が「個人のスペースがないこと」であったら、間取りが違う「新しい物件に引っ越す」ことで問題が解決されることもあります。

物件によっては個室まではいかずとも、仕切りである程度のプライベート空間を確保できるかもしれません。

常に人といることにストレスを感じているのであれば、引っ越しを検討するのもおすすめです。

ペットを飼う

同棲に疲れたときは、恋人以外の存在を作ることもおすすめです。

例えば、犬や猫などをペットに迎え入れることで恋人以外にも意識が行くようになり、今まで気になっていた細かい不満などが気にならなくなります。

また、ペットを飼うことで、

・一緒に散歩に行く機会が増える ・ペット用品を購入しに行く ・ペットと一緒に写真を撮る

など、今までとは違う生活スタイルになるので、より新鮮な状態になります。

犬や猫以外にも、爬虫類や熱帯魚、もっと言えば植物を育てるなどでも問題ありません。

勝手に購入すると喧嘩になる可能性もあるので、何を飼うか2人で相談してみるのもいいでしょう。

一人の時間を確保する

同棲に疲れる原因の多くは、「1人の時間が減った」ということです。

そのため、無理矢理にでも1人の時間を確保することで、同棲疲れを解消できる可能性があります。

部屋が狭いとどうしても目に入ってしまいますが、間取りに余裕があるなら部屋を分け、趣味に没頭する時間を作るのもひとつです。

まずは、1人の時間を確保して、恋人が目に入らないようにしましょう。

初デートの場所に行く

マンネリ化による同棲疲れなら、2人で初デートの場所に行ってみるのもおすすめです。

長い期間ずっと一緒にいると良くも悪くも慣れてしまうもの。

初デートの場所に行くことで、昔の光景やドキドキ感を思い出し、新鮮な関係な戻れる可能性があります。

また、初デートの場所が遠方で行けない場合は、昔みたいに2人でデートプランを考えるのも良いでしょう。

2人で外食や旅行に行く

同棲の場合は家の中でもずっと一緒にいるので、改めて2人で出かけるという機会が少なくなりがちです。

そのため、たまには2人でおしゃれな格好をして外食や旅行に行くことで、新鮮さを取り戻せる良い機会にもなります。

2人の時間がマンネリ化しないように、新しいカフェや観光地などを巡って、新規開拓してみるのもおすすめです。

同棲するカップルにおすすめの間取り

同棲に疲れたカップルが新しい物件に引っ越す場合、理想的な間取りは「2LDK」です。

一緒にいられる時間と、ひとりでいられる時間を作られるメリットがあります。 2人の寝室を作らず、ベッドもそれぞれの部屋で分けるのが長続きする秘訣です。

費用的に2LDKが厳しい場合は、「1LDK」にしてみてください。 広さがあれば、その中で仕切りを作って各々の空間を作ることもおすすめですよ。

同棲に疲れた人が安く引っ越す方法

「同棲に疲れたから引っ越しをしたいけど、費用面に不安がある」という人も多いのではないでしょうか。

なるべく安く引っ越すためには、以下のポイントに注目しましょう。

引っ越し業者費用を抑える

引っ越し業者費用は、「移動距離」「荷物の量」「引っ越しの時期」によって価格がきまります。

引っ越しの時期が3月・4月の場合は通常月に比べて大きく費用が高く設定されているので、時期にこだわらないのであれば5月から1月の間に引っ越すのがおすすめです。

複数の引っ越し業者から見積もりをとり、提示された価格で最も安く最も条件のいいものを選ぶことも大切です。

引っ越し初期費用を抑える

引っ越し初期費用は、敷金・礼金、仲介手数料などから構成された費用で、物件が決まった際に請求されます。

引っ越し初期費用は家賃4～5ヶ月分と言われており、なにかと出費のかさむ新生活の時期には痛手の出費です。

初期費用を節約するためには、内訳を理解し、なににどれくらいお金がかかっているかを確認することが大切です。

敷金や礼金は通常家賃1ヶ月分と設定されていますが、物件によっては敷金・礼金ゼロに設定しているところもあります。

合計家賃2ヶ月分を節約できると考えると、なかなか大きな金額ですよね。

初期費用が高いと感じたら分割後払いできる「smooth」がおすすめ！

「賃貸物件の初期費用が高くて払えない！」そんな方も多いでしょう。

初期費用は何も一括で払う必要はなく、クレジットカードやローンなどで分割にする方法はさまざまです。

しかし、多くの場合は金利手数料が発生し、本来よりも多くの金額を支払う必要があるということを頭に入れておきましょう。

契約時にまとまったお金を用意する必要がないことはメリットですが、少し損をした気持ちになりますよね。

そこで、おすすめなのが初期費用を分割後払いできるサービス「smooth（スムーズ）」です。

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まとめ

同棲に疲れたと感じる場合も原因は人それぞれです。

「パートナーと別れたい」「ひとりになりたい」と感じたら、まずその原因を究明することで、対処法もおのずと明らかになります。

同棲の問題は一度距離を置いたり引っ越したりすることで解決される場合もあります。 冷静になって状況を客観視して、少しでもいい形になれるように対策していきましょう。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士