新生活にかかる初期費用はどれくらい？気になる費用を徹底解説！

新生活を始めるにあたり、なにかと出費が重なることに不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

引っ越し自体にかかる費用だけでなく、必要な家具家電を買いそろえるにもまとまったお金が必要になります。

この記事では、新生活を始めるための初期費用にどれくらいお金がかかるかを紹介します。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士

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新生活にかかる費用

新生活にかかる費用はざっくりと分けると「引っ越し業者費用」「引っ越し初期費用」「家具家電費用」となります。

どの程度の金額になるかは引っ越す人の状況にもよりますが、大まかにどのくらいの費用が必要なのかを紹介します。

引っ越し業者費用

引っ越し業者費用は、移動距離や荷物の量によっても金額が変わるため、一概にこれくらいの値段ということはできません。

例えば、単身で同じ都道府県内を引っ越した場合は、4～5万円程度になると言われています。

単純に家族が増えると所持している荷物も増えると考えられるため、家族連れの引っ越しでは10万円以上になる場合もあります。

引っ越し初期費用

引っ越し初期費用は、物件の契約を結んだ際に発生する費用です。

敷金礼金や仲介手数料など様々な項目が組み合わさった合計金額として提示されますが、相場としては家賃の5～6ヶ月分程度と言われています。

つまり、家賃10万円の人の初期費用は50万円程度で、家賃30万円の人の初期費用は150万円程度になるということです。

家賃によって価格がここまで変動するのは、内訳の主なウェイトを占めている敷金礼金、仲介手数料が、家賃〇ヶ月分として設定されているためです。

家具家電費用

新生活に必要不可欠なのが、家具家電です。

すでに一人暮らしをしていて家具や家電を持っている場合は新しく買いそろえる必要はありませんが、そうでなければ一から買う必要があります。

ベッドや洗濯機、冷蔵庫などの大型家具・家電については、ものによっては10万円以上かかることもあります。

生活を快適にする家具や家電なので節約せずに買いたいと考える人もいるかもしれませんが、すべてをこだわってそろえるとかなりの金額になることを覚悟しなければなりません。

新生活の初期費用の内訳

引っ越し初期費用は、様々な項目を総合して提示される金額です。

新生活を気持ちよく迎えるためにも、初期費用の内訳を理解し、節約できる部分がないかを確認してみましょう。

敷金礼金

敷金礼金は、入居の際に家主さんに支払われる費用です。

一般的に家賃の1ヶ月分に設定されていることが多く、家賃7万円であれば敷金7万円、礼金7万円の合計14万円がかかることになります。

物件によっては敷金礼金が家賃1.5ヶ月分や2ヶ月分に設定されていることもあるので、物件を紹介された際に敷金礼金を一緒に確認しておきましょう。

仲介手数料

仲介手数料は、物件を紹介してくれたことに対しての手数料として不動産屋に支払う費用です。

一般的には家賃0.5～1ヶ月分であり、物件ごとに開きがあるのでこちらもチェックしておきましょう。

ハウスクリーニング代

入居前にクリーニングをする場合にハウスクリーニング代がかかります。

綺麗な部屋に入居できる代わり、4～5万円程度が初期費用に含まれることになります。

その他、火災保険料や鍵交換代などが入り、全体的な合計金額として「初期費用」と呼ばれています。

新生活初期費用を抑える方法

新生活の初期費用は経済的に大きな負担になるため、できることならなるべく費用を抑えたいですよね。

ここでは、新生活にかかる費用を節約するためのコツを紹介します。

引っ越し時期をずらす

引っ越し費用を抑えるためには、繁忙期にあたる3～4月を避けて引っ越すという方法があります。

引っ越し業者費用は、繁忙期には値上がりし、5月以降の閑散期には価格が落ち着く傾向にあります。

もし引っ越しの時期に特にこだわりがないのであれば、5月～2月くらいまでの間に引っ越すとお得です。

家具家電付きの物件に住む

新生活を始めるにあたり、家具家電の購入は馬鹿にならない出費です。

とにかく費用を抑えたいという人におすすめなのが、家具家電付きの物件に住むことです。

家具家電にこだわりのない人であれば、はじめから費用を抑えて生活を始めることができるので、手軽に新生活を始められます。

引っ越し初期費用を分割払いする

新生活を始めるタイミングには出費が重なって心配という人には、引っ越し初期費用分割支払いサービス「smooth」がおすすめです。

「smooth」では、引っ越し初期費用を6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月に分割して支払うことができるサービスを展開しています。

出費が重なる時期を避けることで、経済的な不安を感じずに新生活を始めることができます。

気になる方は、「smooth」の公式サイトをのぞいてみてくださいね。

まとめ

新生活にかかる初期費用は、引っ越し業者費用や引っ越し初期費用、家具家電費用など幅広く、負担が大きくなりがちです。

費用を節約したり、分割支払いサービスを上手に使ったりして気持ちよく新生活を始められる準備をしてくださいね。

以上、新生活の初期費用についてでした。

監修

高嶋允瑛

株式会社スムーズ取締役・宅地建物取引士